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イケメン
2025.01.31
THE RAMPAGEのヴォーカルであり、俳優としても注目を集める吉野北人さん。主演映画『遺書、公開。』では、深みのある演技で物静かな役柄ながら抜群の存在感を発揮。non-no3月号では、そんな彼の映画撮影裏話や学生時代の思い出を、作品名にちなんで大"公開"! webではその特集の一部を特別に公開。続きは発売中の本誌でチェックして。
A.人間の闇と欲望が暴かれる過激な展開に緊張が走った
普通の生活を送っていた2年D組の生徒たちが、"自殺したクラスメイトから届いた、自分あての遺書を全員の前で公開する"という形で、これまで抑え込んでいた心の闇や欲望をさらけ出していく展開に引き込まれました。「あの子って、本当はこう思ってたんだ……」という驚きの連続で、人間の裏の部分を見せつけられましたね。「こんなに濃密で過激な内容を、たった2時間で描ききれるのか?」というのが、脚本を読んでいた時の素直な感想。そういったシーンの撮影を想像して、緊張したのも覚えています。本心を隠しながら生きている人もたくさんいる今のSNS社会とリンクする部分の多い作品なので、見た人それぞれにきっと何かしら感じるものがあるはずです。
A.あえて熱を入れない。冷静さを保つことを意識
この映画に登場するキャラクター一人一人が本当に強烈で、本読みの段階からみんなの演技の迫力もすさまじかったんです。だけど、僕が演じた池永は周りを俯瞰している、一番観客の方々の目線に近い役だったので、あえて熱を入れすぎず、"抑えた"演技を意識しました。正直、みんなのように熱くなりたいと思った瞬間もあったけど、そこはグッと我慢して淡々と。この作品はキャストの人数も多く、内容もハードなので、現場には常にピリッとした空気が漂っていたんです。だから、最初は自分の演技をみんなに見せるのが不安で……。でも、監督がメイクルームに毎朝来て、たわいもない話を交えながら、その日のシーンについてつど確認をしてくれたんです。そのおかげで安心して撮影に臨めました。
A.連日の遺書公開シーンの撮影は大変だった
薄暗くどんよりした教室で遺書を公開する場面は、感情がむき出しになる分、相当なエネルギーが必要で。みんな全力で演じきっていました。特に、髙石あかりさん演じる御門が遺書公開中に豹変するシーンは圧巻。人間的な怖さが巧みに表現されていて、演技力の高さにも刺激を受けました。一方で、僕が演じた池永が遺書を公開する日が近づくにつれ、プレッシャーで気持ちが沈んでいく感覚もあって。そんな日々の中で癒やしだったのが、廿日市(志田彩良)と名取(大東立樹)とのロケ撮影。外の空気も感じられるし、息抜きのようなホッとできる時間でした。
A.IMP.の(松井)奏と東京ディズニーランドへ
実際の学校のようにいつの間にか仲よしグループができていて、それぞれが楽しみながら現場を作っている感じがありました。僕は(宮世)琉弥や(松井)奏とよく一緒に過ごしましたね。奏は初めての映画出演だったみたいで、ずっと「緊張する!」と言っていたけど、本当に初めて? と疑いたくなるくらい堂々と感情をぶつけた演技をしていて圧倒されました。お互いにアーティスト活動もしているので、撮影がない日はライブをしていたりと、共通点も多くて。クランクアップ後もランチに行ったり、東京ディズニーランドで遊んだりと、プライベートでも仲よくしています。
Profile
●よしの ほくと 1997年3月6日生まれ、宮崎県出身。THE RAMPAGEのヴォーカル。2017年にメジャーデビューし、2018年には俳優業もスタート。主な出演作に、映画『私がモテてどうすんだ』「HiGH&LOW THE WORST」シリーズ、ドラマ『1122 いいふうふ』(Prime Video)などがある。
Information
映画『遺書、公開。』
新学期、2年D組の生徒と担任教師の順位が記された"序列"が送られてくる。1位は人気者の優等生。しかし、彼女が突然自殺。葬儀翌日にはクラスメイト全員に遺書が届き、自殺の真相を探るため、1人ずつ遺書を公開し始めるが……。●1月31日より全国ロードショー
続きは……
\ ノンノ3月号でCheck/
2025年3月号掲載
Staff Credit
撮影/花村克彦 ヘア&メイク/Aki(KIND) スタイリスト/吉田ケイスケ 取材・原文/海渡理恵 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス 撮影協力/プロップス ナウ