イケメン

【King & Prince】広いドームだからこそ、二人ならではの距離感とバイブスで。本番前囲み取材レポート

2025.07.13

二人体制になって初のドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME』を開催中のKing & Prince。東京ドーム初日公演となった7月10日のステージは、豪華な演出あり、とっておきのサプライズあり、さらに永瀬廉さんと髙橋海人さんがティアラ(ファンネーム)のことをとても大切に想っていることが伝わってくる場面が満載でした。まずは、本番に先がけて行われた記者発表会の模様をレポートします!

本番前囲み会見でハートを作るKing & Princeの永瀬廉さんと髙橋海人さん

フォトセッションで二人の可愛すぎるハートポーズが大バズリ

司会者から「King & Princeのお二人です! どうぞ!」と紹介され、宇宙服をモチーフとした衣装で会見場に姿を現した永瀬廉さんと髙橋海人さん。早速、永瀬さんからは「今日は二人になって初めてのドーム公演にお越しいただき、ありがとうございます。とても暑いですよね、最近……。すみません、本当に。あの、全然、水飲んでください。短い間ですが、よろしくお願いします!」、髙橋さんからは「今日はたくさんの方にお集まりいただき、うれしく思っています。短い間ですけど、ちょっとでも楽しくできたらなと思うので、よろしくお願いします!」と、二人の温かい人柄が伝わってくる挨拶がありました。

その後のスチール撮影とムービー撮影では、集まった数多くのカメラに向かって順番にガッツポーズを見せていく永瀬さんと髙橋さん。ほかにも、カメラマンのリクエストにこたえてピースをしたり、手を振ったりと、さまざまなポーズを繰り出し、二人でハートを作る場面も♡ そのハートポーズがあまりに可愛かったため、多くのカメラマンから「こちらにもお願いします!」と声が上がり、笑顔でカメラにハートを送るサービス精神満点な二人。髙橋さんは衣装で手袋をつけていたため、時折片方の手でもう片方の手にはめた手袋を引っ張り、キレイなハートの形ができるように気をつかっていた姿も印象的でした。

1回のライブで2本見た気持ちになるくらいの満足感を届けたい

報道陣にガッツポーズを見せるKing & Princeの永瀬廉さん、髙橋海人さん

そして、いよいよ質疑応答の時間に。

――お二人で初となるドーム公演ですが、今の心境はいかがですか?

永瀬さん いやもうめちゃめちゃ今気持ちが高まっていて、さっき海人と一緒に(この場に)来たんですけど、「ぶちかまそうぜ!」みたいなことを言いたかったんでしょうけど、「ぶちかま散弾銃だな!」みたいな(笑)。早速意味のわからないことを言われて、もうすでにちょっと疲れてはいるんですけど……。

髙橋さん まだ始まってないですよ! 申し訳ない(笑)。そんな疲れさせた? 俺?

永瀬さん 嘘、大丈夫大丈夫(笑)。まぁでも本当にこうやってたくさんの方々に来ていただいて、我々のドームツアーを盛り上げる協力をしてくださるということで、せっかく来ていただいたからには皆さんにも楽しんでいただきたいし、ファンの皆様には幸せな時間を作って、今日から始まる3日間、全力で東京ドーム公演をやりきりたいと思っております。

髙橋さん 今日来てくださっている記者さんの中には、けっこうその、親みたいな表情で僕たちを見ているな、みたいな……。

永瀬さん ハハハハハ!

髙橋さん まぁたしかにそう考えてみたら、自分たちがジュニアの頃からずっとずっと笑顔で応援してくれてた方もたくさんいるなと思って、ファンのみんなはもちろんですけど、仕事で一緒に頑張ってやってきてくれた皆さんにも、ここまで大きくなったなって思っていただきたいのと同時に、これからもどんどん大きくなっていくんだろうなって思ってもらえるようなステージを廉と二人で作っていけたらなと思ってます。ワクワクしてます!

――昨年発売したアルバム『Re:ERA』を記念しての追加ドーム公演ツアーとなりますが、アルバムはかなりクリエイティブな作品です。ツアーでこだわった演出を教えていただけますか?

髙橋さん そうですね、本当に細部まで何回も打ち合わせしていたんですけど、今回自分が醍醐味だなって思っているポイントが、『Re:ERA』っていうアルバムを背負っているライブなので、その世界観を強く出したいなと思って。でも、その世界観とファンのみんなが求めてくれているアイドル像っていうのを共存させたい。だから、二部構成にして、前半は宇宙に二人が行くっていうストーリーをぎゅっと詰め込んで、アルバムの世界観にどっぷり使っていただいたあとは、みんなとすごく近い距離で触れ合えるようなKing & Princeらしいアイドルソングを詰め込んだ演出になっております。だから、1回のライブで2本見た、くらいの満足感は届けられるんじゃないかなと思ってます。

――お二人はミッキーマウスのベストフレンドということもあって、ミッキーマウスの新オフィシャルテーマソング『What We Got ~奇跡はきみと~』を5月にデジタル配信されましたが、ミッキーとのプロジェクトで反響はありましたか? また、8月1日からディズニープラスにてミッキー&フレンズとKing & Princeの夢のコラボレーションの軌跡を収めたスペシャル番組『King & Prince:What We Got ~奇跡はきみと~』が配信されると伺っています。どんな内容になっていますか?

永瀬さん 普段あんまり連絡をとらんような「どなたでしたっけ?」ていうすっごい昔の友だちから「ミッキー……!」みたいな(笑)。僕が小学生の頃に住んでた北海道の同級生から連絡来るくらい、本当にすごいことに参加させてもらっているんだなって。

髙橋さん ミッキーのパワーだね。

永瀬さん そうそう、親とかも含め周りの友だちも「すごいね!」とか「フルのMV早くこそっと見せてよ」とか。まぁ見せるわけないんですけど(笑)、それくらいみんな気にしてくれている内容だったので、早く届けたいです。8月からのスペシャル番組では、『What We Got ~奇跡はきみと~』のドキュメンタリーっぽいものがディズニープラスのほうで世界同時配信されます。ここでしか見られないものがあったり、もちろんMVのフルも早く見られたり、いろいろ配信されていく予定でございます。

――そんなミッキーマウスとお二人が新たにチャレンジしてみたいことはありますか?

永瀬さん えー……なんかある? どっちでもいいよ。先言う? 

髙橋さん えーっ……どうぞ、先(笑)。

永瀬さん えー、どうしよっかなぁ?

髙橋さん 前、「実家に呼びたい」みたいなこと言ってたよね?

永瀬さん あ、そう。俺は実家に呼びたいなと思ってるけど(笑)。母親の手料理を食べていただいて。

髙橋さん ベストフレンドだねぇ!

永瀬さん で、畳の部屋で一緒に川の字で寝たいというか。

髙橋さん それ、できないから。普通。

永瀬さん で、背中流したりとかして。

髙橋さん 一緒にお風呂入るの!?

永瀬さん もちろんもちろん。ベストフレンドやもん。

髙橋さん いいなぁ~。

永瀬さん 実家に連れて行って、精いっぱいもてなしたいですね。

髙橋さん たしかに。それはステキですね。

永瀬さん そういうこと、なかなかしたことないかもしらんやん。しかも、実家連れて行くことなんてあんまないし。

髙橋さん ステキ。いいですね。俺も廉の実家行ったことないのに!

永瀬さん ハハハハハ!

髙橋さん ミッキーに先に行かれるのは、ちょっと悔しい気持ちもあるけど(笑)、いいですね。

永瀬さん 海人は、なんかある?

髙橋さん 僕は、プライベート的なところでいいですか? ミッキーと成し遂げたいことというよりは個人的なことなんですけど、僕はわりと高所が苦手なんですよ。高いところに行くと、ちょっと怖いなって思って。だから、バンジージャンプとかスカイダイビングとかをミッキーと一緒にやりたくて。ミッキーといれば、克服できるんじゃないかなって思って!

永瀬さん おぉ~! パワーもらえるから?

髙橋さん そう。ミッキーと一緒ならなんでもできる、みたいな気持ちがあるので。

――ミッキーは、バンジージャンプとかスカイダイビングをする時、どんなリアクションをしてくれそうですか?

髙橋さん ミッキーは、もう全然余裕だと思います。ミッキーは怖いことないと思うので。

永瀬さん 怖がってたとしても優しいからさ、「海人がそう言うなら」って、つき合ってくれそうではあるよね。

髙橋さん めちゃめちゃ気をつかってくれるかもしれない。

東京ドーム公演は、ちょっと参観日みたいな気分!?

ガッツポーズを見せるKing & Princeの永瀬廉さんと髙橋海人さん

――お二人でのドーム公演は2カ月前に福岡(みずほPayPayドーム福岡)でも開催されましたが、その時の思い出や感動を教えてもらえますか?

永瀬さん 本番ももちろんそうなんですけど、場当たりとかで見る誰もいない福岡ドームっていうのも「あ、こんなに広いところを俺ら二人で埋めるねんな」っていう。本番が始まるとパフォーマンスに集中せなあかんから、ゆったり会場を見つめることってあんまりないんですけど、リハって時間があったり余裕があったりするので、ゆっくり見渡すと「俺ら、本当にまたこの場に立つことができるんだな」っていう実感がすごい湧いて、ちょっと感慨深くなったというか。そこは今でもすごい覚えてますね。

髙橋さん 僕は、ライブをやってる時に二人で感じるファンの皆さんのエネルギーっていうのが本当にすごいんですよ。やっぱ広いし、5万人くらいの人が入ってるから。それに圧倒されて、曲中で廉と目が合った時に「あ、なんか頼もしいな」って思って。会場は広いけど、広く感じないというか、廉と一緒だったらやっていけるなって思いながら、毎公演感動はありますね。

永瀬さん 俺も「海人がいるからなんとかなるっしょ!」みたいな、顔を見るだけでリラックスできるような、心が緩むような瞬間を福岡で感じていたので、東京でもなんかあったらお互いアイコンタクトで励まし合おうかなと思います。

――今日東京ドームでのリハーサルも終えられましたが、東京ドームは特別ですか?

永瀬さん 東京だと普段お世話になっている方々がたくさん見にきてくださるので、そういう意味ではひとつ違うスイッチが入るというか、ファンの皆さんには楽しんでもらって、お世話になっている方々にも感謝だったり「俺らこんだけ今頑張って、皆さんのおかげで二人でも立派にやっていけてます」っていう報告会みたいな気持ちもちょっとあります(笑)。

髙橋さん その感覚強いよね。

永瀬さん ちょっとあるよね、東京って。そういう意味で、ちょっと特別かもしれないです。

――参観日みたいになっていますね(笑)。

髙橋さん え、でもその感じで来てるじゃないですか。そんな顔してますよ(笑)。

永瀬さん そういう方もいらっしゃるかもね。

髙橋さん だから、ちょっと照れます(笑)。

永瀬さん ドギマギしてます(笑)。

――二人だからこそ、ドームだからこそ、広い空間をうまく使うための工夫はされましたか?

髙橋さん ステージの演出を考えていく上で、いろんな方のライブをこれまで見てきて、「自分たちもドームでやるんだな、どうやっていこうかな」って思いながら見させていただいたりもしてたんですけど、いざ打ち合わせすると、おっきく見せようとしないでいいんだなって。二人だし、逆にそれを使って、ステージの中で一番狭い二人の距離感で楽しむ雰囲気、自分たちにしか出せないバイブス感みたいなものを会場の皆さんに楽しんでもらったりとか。だから、大きく見せるというよりは等身大で見せる、それがいろんな人に魅力だと思ってもらえたらいいなというのは意識してましたね。

永瀬さん King & Princeの普段の雰囲気とか空気感を感じてもらえるような。そういうところをファンの人も見ていて「キンプリだな」と思ってもらえると思うので、大事にしてます。

――二人になって、改めてお互いに対する発見はありましたか?

永瀬さん 海人がMCでよくしゃべるようになった。そこはやっぱどっちかがしゃべらないといけないというのがあるからかもしれないですけど、会話がこんなにできる子なんだって。

髙橋さん ハハハハハ! えっ!? やっとの発見?

永瀬さん こんなに普通に話せたんだっていうのは、MCやってて、すごい思いますね。5人だといろんなキャラクターの子たちがいましたから、海人ももちろんその中で濃いめの連中だったので。二人になって話す機会が多いじゃないですか。ってなると、「あ、ちゃんとしゃべってるじゃん」みたいな。

髙橋さん たしかに。「変化球担当だったな」みたいなところから、ちゃんとキャッチボールできるようになったなっていうのは。

永瀬さん そうそう。普通の会話ができるようになった。「朝ごはん何食べた?」「納豆」「へぇ~、おいしいよね」みたいな、そういうレベルの。すごい進歩してる感じがして、うれしいですね。

髙橋さん 待って(笑)。そんな第一章みたいな会話、今までできてなかった?

永瀬さん できてなかった(笑)。

髙橋さん 嘘でしょ!? それはできてたはずですけど、でもステージ上に行くと化学反応があったり、毎回いろんな楽屋とかではできない話もできたりするので、ステージ上での発見もたくさんあるなって思って、楽しんでできるようになりましたかね。はい。廉は、改めて、性格だったり得意とする面が自分とは真反対だなって思うようになりました。自分がちょっと緊張してる時は廉が堂々としてるし、廉がちょっと緊張してるなっていう時は自分が堂々としてるし、そういうタイミングが違ったりとか、King & Princeがすごい……なんて言うんだろう、プラマイゼロみたいな……。

永瀬さん いやいや、どっちがマイナスなん(笑)? どっちかマイナスやん、それ。危ない危ない。

髙橋さん あ、たしかに! 基準を間違えた! 100だとして……あ、ちょっとムズいね(笑)。自分がちょっとあの、自信がないなっていう時でも、堂々としてる廉がいるから、King & Princeとしてはフラットでいられるというか、ずっと変わらない状態でいられる……はい、大丈夫ですか?

永瀬さん 凸と凹みたいなね。

髙橋さん あ、そう! 凸と凹! だから、二人合わさってたらウィークポイントがないっていうのも、今のKing & Princeのいいところなのかなって思って過ごしてます。

――新曲『What We Got 〜奇跡はきみと〜』のタイトルにかけて、最近奇跡だなと思ったこと、もしくは「奇跡じゃなくて、俺らやったるで!」と思うことを教えてください。

髙橋さん 奇跡って、あんまり起きないものですよね、なかなか。なんかあるかなぁ?

永瀬さん 最近、俺、髪の毛を自分で切ってるんですけど。

髙橋さん え? そうなの?

永瀬さん 前髪とかね。伸びるの早いから。美容室に行く時間がないから自分で切ってるんだけど、けっこう上手に切れるというか。普通にガムテープとか切るごつめのハサミとかで切ってるんですけど。

髙橋さん え? あの作業用バサミ?

永瀬さん 作業用バサミで。

髙橋さん 本当に!?

永瀬さん 持ってないの、ヘアカット用のハサミ。

髙橋さん 廉の髪の毛、作業用バサミでできてるの?

永瀬さん そうそう、作業用バサミ。ここ(サイド)のラインとか、全部作業用バサミ。

髙橋さん すごいね。

永瀬さん 「こういう形になればいいな」って思いながら切ると、けっこうその形になりますね。耳の先っぽに向けて上げていきたいなと思ってたら、ちょうどイメージ通りの上がり方してるし、そこらへんはなんていうかな……僕の起こした奇跡だなって思いますね。

髙橋さん 僕は、そうですね、まぁ毎日が奇跡だと思ってるんで、これといった奇跡はなくて……。

永瀬さん ハハハ!

髙橋さん だから、本当に「やってやんよ!」(※質問にあった「俺らやったるで!」のこと)で言うと、本当に今日ですね! やっぱこのドームのライブをめがけて、二人体制になってからずっと廉と一緒に頑張ってきたところもあったし、お互いの活動、ドラマに出させてもらったり映画に出させてもらったり、それぞれの仕事も全部グループにつながると思ってやってきての今日なので。それぞれでもこの期間でちょっとずつ大きくなれたなと思うんですけど、二人になったらやっぱりパワーがすごいことになってるなっていうのを皆さんに見せたいと思ってます。やってやんよ!!

質疑応答が終わり会見場をあとにする際、何度も記者陣のほうを振り返り、「ありがとうございました!」、「楽しんでいってください!」と声をかけながら手を振っていた永瀬さんと髙橋さん。二人だから生み出せるほんわかした空気が終始流れていた記者発表会でした。non-no webでは、ライブレポートも本日正午に公開予定。お楽しみに!

Staff Credit

撮影/詫間由佳 取材・原文/吉川由希子

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