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【King & Prince】ミッキーマウスもサプライズ登場! 東京ドーム公演を振り返り詳細レポート

2025.07.13

現在、3大ドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME』を開催中のKing & Prince。永瀬廉さんと髙橋海人さんが初めて二人で東京ドームのステージに立った、記念すべき7月10日の公演をレポートします!

Ⓒ 2025 Disney

『Re:ERA』の世界観に引き込まれ、King & Princeと宇宙旅行へ

ツアーのモチーフとなっているのは、昨年リリースされた6thアルバム『Re:ERA』。全曲を通じてひとつの物語が描かれた今作は、アルバムの世界観を描いたアニメ『プラネット・エイジ』や髙橋さんが楽曲からインスパイアされて描き下ろした16体のキャラクターが話題を呼んでいる、クリエイティビティあふれる1枚です。

開演前の会場に一歩足を踏み入れた瞬間、ステージ上の照明が無数の星のように煌めく光景に目を奪われ、一気に『Re:ERA』の世界へと引き込まれていきます。オープニング映像の中で宇宙に向けて飛び立った永瀬さんと髙橋さんは、1曲目の『LOVE HACKER』が始まると同時にセンターステージに降臨。レーザー光線が交差し、スモークが立ち込めるその空間は、まさに宇宙の惑星そのものです。つづく『WOW』では、髙橋さんの「さぁ! みんな手上げて! いくぞ!」というあおりを合図にペンライトの光が上下に揺れ、ますます宇宙旅行をしているかのような気分に。髙橋さんが「廉となら優勝でしょ!」と歌詞を替えて歌えば、永瀬さんもすかさず自身のパートのあとに「か・い・と♪」とつけ足し、二人の息もピッタリでした!

原宿で人気の二人組“城之内くんとたけやん”も登場!

多彩なボーカルやダンスでアルバムの世界観を存分に表現したセットリスト前半のラストに用意されていたのは、『Harajuku』。曲が始まる前のスクリーンには、原宿の街に気だるげに佇む城之内くんとたけやんの姿が映し出されます。だべっている途中で永瀬さん扮する城之内くんが「てか、今日キンプリのドームじゃね?」と気づき、髙橋さん扮するたけやんに「俺らが穴開けたら成立しないっしょ」と、なぜかドーム公演参戦に気合十分。「それは絶対そう!」(たけやん)、「行くか」(城之内くん)、「かましてさしあげるか」(たけやん)ということで、東京ドームのステージにぬるっと登場し、『Harajuku』を披露します。客席のノリノリのリアクションに大満足したあと、たけやんが「差し入れ買ってきたんだけど」と取り出したのは、息を吹き込むとピー♪という音とともに3つの筒が伸びる吹き戻しで……。

たけやん「これでみんなの運勢占う」
城之内くん「じゃあ、みんなの明日がどうなるか占ってあげてよ」
たけやん「OK! 真ん中が伸びたら明日も明後日も超絶ハッピー。この先もずっと幸せであれ!」
城之内くん「願いなんだ(笑)。“幸せになるでしょう”じゃなくて」
たけやん「右は、もう本当に何もうまくいかない」
城之内くん「そういう選択肢も作るんだね。左は?」
たけやん「ちょっとヤバいかもしれない……言えないかも。言いたくもないくらい」
城之内くん「3分の2ヤベぇんだ(笑)」

というやりとりのあと、たけやんが笛を吹いて伸びたのは真ん中の筒! 最高の結果に、客席からは拍手が起こっていました(笑)。

MCでは髙橋さんから「最近の廉の顔が好き」発言が!ほぼ全文お届け

城之内くんとたけやんが退場すると、King & Princeの髙橋さんが再びステージに現れ、MCの時間に。

髙橋さん 皆さんこんにちは! 1回座って大丈夫だよ。しんどいっしょ? 腰に来るんだよ意外と。トイレチャンス! 今だよ、みんな! みんな座ったあとに言っちゃってごめんね(笑)。ちょっと目立つね。でも見ないから! トイレ行くの見ないから! まだ長いから行ってください。やっほー、海人です! みんな楽しんでますか?(Tiara「イェーイ!」)楽しんでますか?(Tiara「イェーイ!」)、雷怖いですか?(Tiara「イェーイ!」)みんなでさ、助け合おうぜ。すごいよね。裏で聞いてたけどさ、めちゃめちゃ鳴ってたよね。俺イヤモニしてたから全然わかんなくて。けっこう鳴ってる?(Tiara「鳴ってるー!」)キンプリのライブ、あんま集中できてないよって人?(Tiara「はーい!」)帰れー! 1回帰れー! 1回帰って寝てまた出直して来い(笑)。集中してください(笑)!さきほども言いましたけど、雷に負けないくらいのライブ作りましょう。

永瀬さん (着替えを終えて戻ってきて)雷の話? すごいよね。さっきもさぁ、『Don’t Grow Up』の曲で「Don’t Grow バーン!」みたいな雷のタイミングで。

髙橋さん 雷を特効にしちゃってるんだ! すごいね。

永瀬さん そうそうそう、STARTO初の雷をも演出にするから。

髙橋さん あの、記者の皆さん書いといてもらっていいでしょうか?

永瀬さん さっ、自己紹介しましょうか。上登る?

髙橋さん 上登ろう。

永瀬さん こんにちは! 改めましてKing & Princeでーす!

髙橋さん キンプリでーす! よろしくお願いしまーす。

永瀬さん さぁさ2カ月ぶりに福岡を経て、東京。

髙橋さん 2カ月空いたねー!

永瀬さん ドームに帰ってまいりました、2カ月ぶりで。どうですか? ちょっと……忘れてるんじゃないですか?

髙橋さん いやいやそんなこと。

永瀬さん そんなことなかったですか?

髙橋さん もうなんて言うんだろ、メモリーがすごい。でもアリーナからずっとやってたからさ。だいぶ覚えてますよ。でもやっぱ新鮮だね。

永瀬さん 久々やからな。

髙橋さん 2カ月空いたし、東京ドームに帰ってくるっていうのはうれしい気持ちがいっぱいあります。(客席から拍手!)

永瀬さん 間違いない。皆さんもすごい声出してくださってるから。

髙橋さん ね。うれしいよ。ありがとう。

永瀬さん すごい最初の歓声とかもね、「きゃー!」って声がイヤモニしてても届くくらいっていうか。ま、雷に負けてますけど。

髙橋さん (笑)。そんなことないですよ! みんなの「きゃー!」、雷に勝ってますよ。(永瀬さんを見て)ビジュよかったですね、今日。だいぶいいビジュしてますよ。横で見てていいなって思いましたよ。

永瀬さん そういう仕事ですからね。ビジュがいい仕事ですから。

髙橋さん いやそういう仕事の中でも、けっこう高いよ。

永瀬さん 今日そんなよかったすか!? けっこう最近ちょくちょく会ってるけど。

髙橋さん 最近の廉の顔好きなんだよね。(沸くTiara)

永瀬さん 今までどうやったかはさておき。

髙橋さん ちょっとなんか最近はゆっくり自分の時間あるのかなぁみたいな。

永瀬さん あー、なるほど。たしかにちょっとゆったりまったりしているかもしらん。いやでもね、海人もね、お変わりなく。

髙橋さん ちょっと笑ってるやん(笑)。

永瀬さん 全然変わりなく。

髙橋さん ちょっと笑ってるやん! お変わりなく? レベルアップしてたいよ、俺は。

永瀬さん よくも悪くもいつも通り。

髙橋さん うるさい(笑)!

永瀬さん すごいですね逆に、逆にすごいですよ。人って変わっていくものですけど。

髙橋さん 褒められてないよ、それ!

永瀬さん なーんにも変わってないです、顔。

髙橋さん 年取っていくからね、それはうれしいことだけど。2、3カ月の間で変わってないはちょっとな。

永瀬さん 私はもうビタミン飲んでますから。あれがすごい効果を上げてます。

髙橋さん 最近なんかね、丁寧な暮らしをね。

永瀬さん そうそうそう、ビタミンの偉大さというか。けっこう夏とか焼けるタイプなんですけど我々は。でもビタミン飲んだらすごい美白になったなぁって思ってたんですよ。思ってたんですけど、『THE MUSIC DAY』あったじゃないですか。

髙橋さん うん。

永瀬さん 僕、韓国のアーティストの方(TWSのSHINYUさん)とTikTok撮ったんです。

髙橋さん 撮ってたねぇ。あれ可愛かったよ。

永瀬さん あ、見ました? 一緒にやった子が白い! 白すぎる。真っ白だ。

髙橋さん でもあれよ、なんか……。

永瀬さん いやいや、焼けてるやつに慰められても。

髙橋さん おい! 慰め損だわ(笑)。たしかに、キンプリの世界にいるとさ、ちょっと白くなったなって感じになるよね。

永瀬さん 海人がさらに俺の上を超えてくるから、俺変わってないけど海人がどんどん焼けてるから俺が白くなった気がするんよね。どうですか、小麦系男子は好きですか? 皆さん。元気いっぱいそうで、いいですよね。

髙橋さん でもさ、それで言うと、ここにいる5万5千人みんな小麦肌大好きじゃん。だって廉と俺のファンで、俺ら応援しにきてるんでしょ? そういうことだよな。(客席から拍手!)

永瀬さん そういうことじゃないですか? まぁだから、いろんな面が見れますからこのライブは。ほかのところも好きになっていただきましょう、今日は。

髙橋さん そうですね。楽しんでますか? 廉さん。

永瀬さん もちろんもちろん。めちゃめちゃ楽しい。一番(ライブが)おもろいやんこれが。我々が仕事しててね。

髙橋さん そうね、やっぱ楽しいね、ファンのみんなと触れ合えるっていうのは。

永瀬さん 皆さんも楽しんでますか?(Tiara「イェーイ!」)

髙橋さん よかった。

永瀬さん いいいい、いい感じだ。

髙橋さん まだまだ後半戦もありますので楽しんでいきましょう。

永瀬さん 最後まで今日はいっちょよろしくお願いします。

髙橋さん よろしくお願いします!

永瀬さん じゃあちょっと我々次の準備しましょう。ちょっとセッティングを変えますので少々お待ちくださいね。

ベストフレンドのミッキーマウスがステージに登場するサプライズ!

「話をしようよ」パフォーマンス中のKing & Prince

セットリスト後半の1曲目は、ミッキーマウスの新オフィシャルテーマソング『What We Got ~奇跡はきみと~』。ここで、歌い始めた永瀬さんと髙橋さんの間に二人のベストフレンドであるミッキーマウスが登場するというサプライズが! 3人で花道を歩きながら客席に手を振り、サビでダンスを踊ると、東京ドームはこの日一番の歓声に包まれました。キュートなパフォーマンスを終えた髙橋さんは感激のあまりミッキーとハグ、永瀬さんは「前回の福岡のコンサートの時は電話をくれてすごいうれしかったけど、今日はなんと来てくれていました! これ以上うれしいことはない! ミッキーありがとう!!」と笑顔に。ミッキーとバイバイしたあとは、永瀬さんが「頑張ってきてよかったな」とつぶやき、髙橋さんと握手からのハグをする場面もありました。8月1日からはKing & Princeとミッキー&フレンズがコラボレーションした特別番組『King & Prince: What We Got ~奇跡はきみと~』が、ディズニープラスで世界同時配信されるので、要チェックです!

ⒸDisney

ミッキーマウスとドームのステージで共演するという夢を叶えた二人は、いろいろな椅子が置かれたセンターステージへと移動。そして披露されたのは、まっすぐな歌詞が胸に響く『話をしようよ』。永瀬さんはロッキングチェアに揺られながら歌い(間奏で髙橋さんから「揺れすぎじゃね?」のツッコミも)、やがて次々と違う椅子に座っていきます。髙橋さんが隣に座りにくるたびに、わざと別の椅子に移動する永瀬さん。途中から髙橋さんはどこにも行かないようにと永瀬さんの肩を抱え、最後は永瀬さんに「座ってみ?」とひとつの椅子を指差します。そこに永瀬さんが座ると、「こういうことやろ?」と、そのヒザの上に座るというイチャイチャぶりを見せつけてくれました♡

二人の過去へのリスペクトと未来への決意が伝わってきた『ツキヨミ』

バックステージでパフォーマンスするKing & Prince

その後は、髙橋さんの「みんなが大好きな、あんな曲こんな曲そんな曲が詰まったライブを近い距離で楽しんでいただけたらと思います」という言葉通り、イントロが流れるだけで歓声が上がる人気のナンバーを歌いながら、フロートに乗って何度もアリーナ席の近くを行き来する二人。そのラインナップには、もちろんデビュー曲の『シンデレラガール』も。曲の途中、髙橋さんが「キミは……」まで歌ってマイクを客席に向けると、5万5千人のTiaraがつづきを大合唱! その歌声に耳を傾ける二人の笑顔は、最高に輝いていました。

『シンデレラガール』が終わると、スクリーンにはツアーの打ち合わせ風景やリハーサル映像にのせて二人の名前やKing & Princeのグループ名が流れ、一気にフィナーレの雰囲気に。と思いきや、突如その映像が途切れ、ステージ上の扉が開き……。直後に流れてきたのは、5人体制時代から歌われてきた『ツキヨミ』のイントロ。冒頭で吐息を漏らす永瀬さんの表情がスクリーンに大きく映し出されると、悲鳴のような絶叫が沸き起こります。二人が見せた息を飲むほどの圧巻のパフォーマンスからは、これまでのグループの歴史を大切にしたいという想い、そしてこれからへの強い覚悟と決意が伝わってきました。

アンコールは、特大の気球に乗って場内を一周! 髙橋さんが生み出したプラネット・エイジで暮らすいきものたちがデザインされたその気球は、東京ドームの一番上(ゴンドラのトップの高さは40m!)まで上昇し、2階席と3階席のTiaraにも感謝の気持ちと歌声を届けていきます。全36曲を披露し終えると、永瀬さんが「最後にみんなで一緒に我々の名前を叫んでください!」と呼びかけます。髙橋さんと二人で「俺たちがー……!」と言葉を続けると、返ってきたのは5万5千人の「King & Prince!!」。その声は、この日東京ドームのステージに初めて二人で立った永瀬さんと髙橋さんを祝福するかのように、あたたかさが詰まっていました。

Staff Credit

撮影/詫間由佳 取材・原文/吉川由希子

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