イケメン

M!LK 佐野勇斗&吉田仁人は「お互い補い合う関係」。頼りにしているところも教えて!

2025.08.18

真逆、だからこそ支え合ってきた

M!LK 佐野勇斗×吉田仁人
夏のふたり語り

『イイじゃん』が話題となり、ますます注目度の高まるM!LKからグループを引っ張る最年長とリーダーの二人がノンノ9月号に登場。結成10年、進化を止めない彼らが歩んできた道のりと、この夏にかける思い。

M!LK 佐野勇斗×吉田仁人モデルカット4-1

[佐野さん]ニット¥7190/アダストリア(ローリーズファーム) パンツ¥5500/リメールストア(リメール) リング(右手)¥16280・リング(左手)¥13200/KNOWHOW jewelry(ノウハウ) その他/スタイリスト私物
[吉田さん]シャツ¥33000(マーカウエア)・パンツ¥49500(マーカ)/パーキング イヤカフ¥17600・リング¥28380/KNOWHOW jewelry(ノウハウ)

Q グループでのお互いの役割を教えて!

提案型とまとめ型。補い合う関係です

吉田

佐野「この二人の役割は真逆だよね」
吉田「うん。勇斗はやりたいことを発信する人で、僕はみんなの意見をまとめる人。音楽に関しても、みんなが"こういうことに挑戦したい"と言ったら"その場合こうなるけど、どうする?"ってメモをとりながら進める感じ」
佐野「うん。今日のスイカの食べ方もまったく違ったもんね?」
吉田「勇斗はものすごい口を開けて食べていたけど、俺があんなに口を開いたら裂けちゃう!」
佐野「俺は裂けてもおもしろかったらいいと思っているタイプで、仁人は裂けるのはまずいなって思っているタイプ!」
吉田「勢いがある勇斗に対し、冷静にその後を考えるのが俺。思考回路がまったく違うからこそ、意見を一つに集約する時は、両者いたほうがいい話し合いができるよね」
佐野「最近は曲決めからYouTube、SNSをどう動かしていくかもメンバーで考えているから、みんながどんどんアイディアを提案するんだけど、仁人がその整理をしてくれて本当に助かってる」
吉田「俺は勇斗みたいに次々いろんなアイディアが出てくるタイプではないから、持ちつ持たれつお互いさまだよね」
佐野「メンバーみんなで、でこぼこを補い合っています!」

M!LK 佐野勇斗×吉田仁人モデルカット4-2

Q デビューからを振り返って、二人の関係性に変化はあった?

グループについてよく話し合うようになった

吉田

佐野「最初はただの遊び友達みたいな感覚だった」
吉田「中高生だったしね」
佐野「その頃からアイディアを出すことが大好きだったから、常にM!LKのことを考えて、何かを見たりした時に"僕たちだったらどうするかな"って、全部をグループのために変換して考えるところは変わってないかも」
吉田「今のメンバーになってメジャーデビューが決まったくらいから、よりM!LKについて話し合うようになったよね。そこから、みんなで会議もするようになった気が」
佐野「そうだね。それまでは、お互いいろんなことを思っていても正直に話すことは少なかった」
吉田「みんなが20歳前後になるタイミングで"こういうことをやってみよう"とか、"他のアイドルとは違うことにもトライしたいね"とか、具体的に話していたことをまとめて、どうしたら実現できるかまで考えるようになったかな」
佐野「大人になったねぇ」
吉田「お前もな!(笑)」

M!LK 佐野勇斗×吉田仁人モデルカット4-3

Q お互いの頼りにしているところは?

性格が違うからこそ悩みを相談できる

佐野

佐野「俺はプライベートとM!LKの境目がないタイプ。悩んだらまず仁人に電話をかけていた時期があったよね」
吉田「うん。それを俺が解決するわけじゃないんだけど、勇斗は自分自身の考えを共有する感覚で話してくれていて」
佐野「もともと思ったことはその場ですぐに言いたいタイプだけど、黙っておくべき時もあると分かっているから、真逆のタイプの仁人に聞いてもらって気持ちを収めていたのかも」
吉田「まったく性格が違うもんね」
佐野「つき合いの長い仁人がかけてくれる言葉で落ち着いて、冷静になれた」
吉田「勇斗は何をしても1位をかっさらったり、ライブであおったり。その才能は俺にはないから、常に"いけいけ!"って思っているし、頼りにしている。だからこそ、のびのびとやってほしいんだよね。信頼しているから、野放しにできる(笑)」
佐野「世間の人やファンの方が"佐野、やっちゃったんじゃない!?"って思うことも実はちゃんと考えた上でなので」
吉田「根がマジメだからね」
佐野「"マジメ"は最近の俺のNGワードだから! やんちゃキャラで売りたい!」
吉田「今の令和の時代に!? だから最近ゴールドのアクセサリーとかつけてるの!?」
佐野「カッコよくない……?」
吉田「無理すんなよ(笑)!」

M!LK 佐野勇斗×吉田仁人モデルカット4-4

Q 春夏のツアーでは、グループ史上最大動員数を記録。どんな思いでステージに立った?

ライブの楽しさを全身で感じました

佐野

佐野「少し前まで"俺がM!LKをなんとかしないと"という思いが大きく、勝手にプレッシャーを感じていた時期があって。でも『イイじゃん』がバズったあたりから肩の力が抜けて、メンバーそれぞれが得意なことを頑張ろうって思えるようになったんだよね」
吉田「たしかに去年は、勇斗のスケジュールが多忙なのも相まって、気持ち的にかなり限界だった?」
佐野「うん。考えすぎちゃって、あまり眠れない日もあって……」
吉田「そうだったのか。でも最近はやっといつもの勇斗に戻ってきた気がする。ちゃんと昔みたいに笑えるようになったし、これまで以上に笑顔が多くない?」
佐野「うん。今、ステージもすごく楽しい。去年はあまり感情を表に出さないようにしていたところもあって。もっと前に一度、同じようにパンクしそうになった時、どうしていいか分からず俺が少しピリピリしちゃったんだよね。その時、いつも穏やかな柔太朗に"勇ちゃん、話しづらい"って言われてハッとして! その経験があったからこそ、今回はみんなには迷惑をかけないようにこらえてたの。今はもうちょっとうまく自分をコントロールできるようになったし、メンバーも俺の扱い方を分かってくれているから、そこは本当に心強い!」
吉田「おう! さすがに10年以上のつき合いだからね」

Profile

●さの はやと 1998年3月23日生まれ、愛知県出身。M!LKの最年長。俳優としてもNHK連続テレビ小説『おむすび』など多くの話題作に出演。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』公開中。
●よしだ じんと 1999年12月15日生まれ、鹿児島県出身。M!LKのリーダー。俳優としてドラマや舞台でも活躍。文化放送『レコメン!』では木曜パーソナリティを務める。作詞作曲・ギター演奏を手がけたソロ曲も多数配信している。

New Single『アオノオト』

いくつになっても遅くはない、自分しだいで何度でも感じることのできる、終わらない青春を表現した疾走感あふれる爽やかなナンバー。好評発売中。

続きは
\ ノンノ9月号でCheck/

non-no9月号

2025年9月号掲載

Staff Credit

撮影/田形千紘 ヘア&メイク/鈴木小夏 スタイリスト/井田正明 取材・原文/吉田可奈 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

M!LK

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