イケメン

SixTONES 松村北斗の豊富すぎるボキャブラリー。宇宙に残したい言葉は「鈍感力」【映画『秒速5センチメートル』公開】

2025.10.14

不思議で惹かれる底なしワールド

○○すぎるSixTONES 松村北斗

non-no11月号掲載特集の一部を特別公開!続きは本誌で

問いかけに対し、自分の考えにもっともふさわしい言葉をじっくり選ぶ。そうして導き出された回答はどれも、こちらの想像をはるかに超えて"松村北斗"だった。愛すべき"過剰"な面をいくつも併せ持ち、唯一無二の感性で見る者の心を惹きつける男の世界へ、ようこそ。

「"○○すぎる"SixTONES 松村北斗』non-no11月号誌面カット1

ジャケット¥96800/エム(ウジョー) スウェット¥28600・パーカ¥42900・アームウォーマー¥6600・バッグにつけたキーホルダー¥8580/ジエダ パンツ¥74800/エンケル(ダブレット) イヤカフ(上)¥16500・イヤカフ(下)¥17600/KNOWHOW jewelry(ノウハウ) リング¥81400/トムウッド 青山店(トムウッド) バッグ¥13200/1LDK(ユニバーサル プロダクツ) 靴¥41800/ティースクエア プレスルーム(デイト)

ボキャブラリーが豊富すぎる

宇宙に残したい言葉は「鈍感力」

僕のボキャブラリーは、完全にごく数名の影響を受けて形成されています。それはもう、思い出せないほど昔に好きだったタレントさんから、一時期聴いていたラジオパーソナリティーの方までいろいろで、その筆頭が大泉洋さん。僕の言葉選びって、聞く人が聞いたら相当"大泉洋"だと思いますよ。親と似るのと同じで、繰り返ししゃべり方を聞いて育ったら、まぁ自然と似てくるよなって。それをパクリだって言う人がいるとすれば、パクるってそんな簡単じゃないよって返したくなっちゃいます。

昔から言葉が好きで、心や時間に余裕があった頃は辞書を眺めたり、言葉にまつわる本をたくさん読んだりしていました。現代ではあまり使われなくなった慣用句……たとえば、照れて頬を赤らめることを意味する"顔に紅葉を散らす"とかが載っている本を。映画『秒速5センチメートル』で僕が演じた貴樹は、劇中で宇宙に残したい言葉を一つ選ぶんですけど、僕だったら何だろう? (少し考えて)ここ数年、はっとさせられることが多い"鈍感力"かもしれないです。鈍くならないとできないことや立てない場所って、あるんですよね。たとえばこの仕事をしているなかで、「これって自己満だよな」「こんなことしたらバカにされるかな」って客観的に考えて需要のあることばかりするほど、エンターテインメントじゃないことはないというか。「俺、料理ヘタだし」なんて思い悩まずに自分を信じて挑戦した結果、新しいメニューが完成するのだって、小さな革命。そういう鈍感力は、すごく大事だなって思うんです。

Profile

●まつむら ほくと 1995年6月18日生まれ、静岡県出身。6人組グループ・SixTONESのメンバーとして2020年にデビュー。俳優としても活躍の場を広げ、映画『夜明けのすべて』や『ファーストキス 1ST KISS』をはじめ、多くの話題作に出演。SixTONESの16thシングル『Stargaze』が発売中。

Information

『秒速5センチメートル』

1991年、春。東京の小学校で出会った遠野貴樹と篠原明里は心を通わせるが、卒業と同時に明里は引っ越してしまう。中学1年の冬。二人は、2009年3月26日に同じ桜の木の下で再会する約束を交わす。時は流れ、2008年。東京で働く貴樹(松村北斗)は30歳を前にして、自分の一部が遠い時間に取り残されたままであることに気づく。大人になった明里(高畑充希)もまた、思い出とともに静かに日常を生きていた。●10月10日(金)より全国公開

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non-no11月号

2025年11月号掲載

Staff Credit

撮影/恒川脩平(SIGNO) ヘア&メイク/星野加奈子(Sweep) スタイリスト/井田正明 取材・原文/吉川由希子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス 撮影協力/プロップス ナウ アワビーズ

〇〇すぎる松村北斗

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