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イケメン
2026.02.22
超特急のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?』がファイナルを迎えた2月21日に、念願、悲願の東京ドーム公演を発表! 熱狂と感涙に包まれたライブの模様をレポートします!

ゲームの世界をテーマにしたコンセプチュアルで楽しすぎるライブがスタート!
ユーキさんが演出を務めるライブは、つねにコンセプチュアルで、とてもドラマティック。今回は“ゲームの世界”をテーマに超特急のメンバーが“REAL”(現実)と“FAKE”(虚構)の間を行き来しながら自分の道を選択していくというもの。開演時間と同時にステージ全面にゲームの背景が映し出され、メンバーにライトが当たったと同時にこのツアーのテーマソングでもある『REAL』が始まると、まるでその世界にログインしたかのように感じる演出はさすが! 耳や頬などにギアを装着したメンバーたちは力強くこのゲームに挑んでいくかのような覇気に溢れ、その一挙手一投足に一瞬で目を奪われていきます。

その後、それぞれがゲームのプレイヤー衣装に身を包み、ゲームサウンドのような8bitにアレンジされた『メタルなかよし』で再登場。アロハさんがナイフでリョウガさんを攻撃し大騒ぎをした後、武器を置いて歌詞通り仲良く歌う場面があったりと、序盤から遊び心たっぷり。曲のラストではリョウガが剣を振りかざしビジョンに映し出されたドラゴンを退治し、次のステージへ。

勢いそのままに『AwaAwa』ではすごろく風の電車ゲームがビジョンに映し出され、花道を楽しそうに阿波踊りを取り入れたダンスで練り歩いていると“リセットボタンがあったらな~”というフレーズでアロハさんが本当にリセットボタンを踏み、曲が停止してしまったり、その後タカシさんが持っていた特急券を使用して倍速で曲が進んだりと、笑顔が止まらない演出に会場はハッピーなオーラで包まれていきます。かと思えば、バックステージに揃い激しいダンスで魅せたり、『NINE LIVES』ではクールな部分もしっかり魅せたりと、持っている手札をどんどん見せ、会場はどんどん温度を上げていきます。曲のラストにタクヤさんがビジョンに映し出され、舌を出すと割れんばかりの歓声があがり、メンバーみんなもニッコリ。
広い会場、すべての場所にいる8号車(ファンネーム)を楽しませるように、早くもトロッコが登場。『One / O Signal』『Drive on week』『ジュブナイラー』『Burn!』とメドレーで繋ぎながら、ユーキさんが「全員歌うしかないっしょ!」とメンバーたちが次々と煽り、コール&レスポンスや、8号車がメンバーの名前を叫び一気に会場はひとつに。もちろん、メンバー同士のトロッコがすれ違う時は最高の笑顔&ハイタッチで仲の良さも再確認。トロッコから降りてステージに登るまでは自撮りカメラでしっかりと表情を見せてくれるところもサービス精神たっぷり! そこでは自撮りをしているタクヤさんにシューヤさんがほっぺをくっつけたりと、わちゃわちゃな姿も。
その後、ものものしい“城”に辿り着いた彼らがパフォーマンスをする『KNOCK U DOWN』では、マサヒロさんが鎖で捉われるストーリーが同時進行。リョウガさんが目の前にある“選ばれしものにしか抜けない剣”を手に試行錯誤しながら助け出そうとする姿に、8号車からは「頑張れ~!」の声が。緊迫感あふれる『Believe×Believe』をパフォーマンスしながら7人が見守る中、最後になんとかリョウガさんが鎖を切断しマサヒロさんを救出するという壮大な物語を組み込む演出は、まさに超特急。ユーキさんにしかできない演出に、あらためて溢れる才能を感じさせてくれました。
全力の変顔もカッコいいウィンクも。変幻自在なパフォーマンスで圧倒
リョウガさんいわく、“セーブポイント”だと話すMCでは、自己紹介の後に、カイさんが、タカシさんからバレンタインにメンバーみんなに手作りのマシュマロで作ったチョコプリンをプレゼントしてもらったことを報告。メンバーみんなは口々に「めっちゃ美味かった!」と話すと、タカシさんは「嬉しかったな。美味しそうに食べてくれて!」「メンバーと早く共有したいと思ってたんよ」とほっこりな笑顔で話すと、シューヤさんは「かわいい!」と心の声が溢れるようにコメント。そしてシューヤさんは後で食べようと残しておいた半分をアロハさんに食べられてしまったそう。アロハさんはみんなから“まっすぐ”というキャッチコピーを引っ張り出され、「どこがまっすぐだよ!」とツッコまれるも、「欲にまっすぐ!」と笑顔で答えていました(笑)。
遊園地のビジョンが映し出され始まった次のステージでは、『Winter Show』を爽やかに、かわいらしい表情でパフォーマンスした後、超特急のライブではおなじみの『バッタマン』がスタート! ハルさんは「何をやるんでしょうね、全然決めてません!」と宣言してから花道を全速力で往復し、カメラマンからカメラを奪いみんなで自撮りをし始めるなどやりたい放題! そのエネルギーに引っ張られるようにタカシさんがユーキさんをおんぶしたり、ハルさんからタッチされたタクヤさんが花道を爆走し、バックステージで不思議な動きを見せたりとみんながこの場を楽しんでいることが伝わってきます。全員のテンションが上がったまま『ikki!!!!!i!!』ではアロハさんがでんぐり返しをして花道で横一列になりパフォーマンスを見せたり、『超えてアバンチュール』では8号車のコールで大きく盛り上がり、全力の変顔が1人ずつ映し出されるなど超特急ならではのステージングでさらに会場を盛り上げていきます。

『You Don’t Care』では煌びやかな夜景をバックにシックで大人な美しいダンスと優しい歌声を響かせると、シューヤさんとタクヤさんがたくさんの星を背に『スピカ』を響かせていきます。決して離ればなれにならないスピカと、つねに近くで輝くアークトゥルスのようにふたりの声は寄り添い、重なり合い、見つめ合って歌う姿はため息もの。とても美しい時間が流れていました。
真っ白い近未来的な衣装に身を包み、始まった『Star Gear』はカイさんが1人花道で力強いダンスを見せ、このツアーで初めて披露された『ウィンクキラー』では、メンバーそれぞれが“ウィンク”をきめたり、タカシさんとシューヤさんがしっかりと歌っていく様子が映し出されるなか、アロハさんは微動だにせず立ちすくむ姿が。実はこれはゲームのバグを表現しているんだとか。さらに『Steal a Kiss』ではそれぞれがクールに魅せていくも、ステージは逆光でメンバーの姿が影のように見えた瞬間、バックステージに知らぬ間に移動していたメンバーが揃い、タクヤさんが「こっちだよ」と声をかけ惑わされた8号車がどよめいていきます。まさに何が“REAL”で何が“FAKE”なのか、目に映るものすべてが真実とは限らないことを提示した瞬間でした。

無音のダンス、生の掛け声、炎が上がるステージ……迫力満点、圧巻のクライマックス!
ビジョンには夏に開催された『EVE』ツアー、そして、1年前に開催された『Joker』のツアーに時間が戻っていく映像が流れ、登場したのはその時のスーツの衣装と、ジョーカーの仮面をかぶったハルさん。これまでにない緊張感に包まれた中、雨が降る演出の中、全員でそのツアーのテーマ曲だった『JOKER FACE』を、狂気に満ちたパフォーマンスで披露していきます。実は当時のツアーは、メンバーの怪我などで全員が揃わなかったからこそ、のちのMCでユーキさんは「絶対に組み込みたかった!」と叫んだこだわりの演出。しっかりとこのツアーで昇華された瞬間でした。

ゲームはクライマックスへ。『Ready?』では炎が上がるなか、ブラックの衣装で妖しく見せ、『beautiful Chaser』ではダークな世界観で、花道を全員が何かを求めるように全力疾走でバックステージまで必死の形相で駆け抜けていく姿は圧巻。彼らが振り返り、メインビジョンで見たのは、“ラスボス”のふたつの目。そこで「お前たちがここにあるということを証明して見せろ」とかたりかけると、メインダンサーの7人はステージ上で無音のまま息を揃えたダンスを見せていきます。マイクを通さない、7人の掛け声と、大きな会場のなかに響き渡る力強い揃った足音はまさに彼らの生きている証明。その後、『Countdown』では、メインステージに戻り、ボーカルふたりと合流した9人が、ジャケットを脱いだユーキさんをセンターに、炎が噴き出すステージのなか、アクロバティックで迫力のあるダンスを見せていきます。その後、「REAL GATE、OPEN」との声が上がると、全員がステージから降り、なにかを探すようにいなくなると、ステージ上にナチュラルなファッションの9人が再登場。ボーカルふたりの優しくて強い歌声が印象的な楽曲『Big Ta-Da!』ではみんながこの世界を楽しそうに過ごす姿が表現され、“この瞬間は終わっちゃうけど、いつでもいるよ”というメッセージを届けていき、ゲームという名の本編は終了。

悲願の東京ドーム発表!歓喜で揺れる会場に、メンバーも涙
アンコールではトロッコで登場し『Clap Our Hands!』でコール&レスポンスでコミュニケーションを取りながら回った後、ステージに戻ると、リョウガさんが神妙な面持ちで「少しお話をさせて下さい」と話し出すと現場が一気に重い雰囲気に。客席がざわつき、何の発表かと考えていると「15年間本当にいろいろなことがありましたが、いま、ここで発表させてください! 東京ドームが決定しました!」と叫ぶと、これまでに聞いたことのないような破裂音のような歓声が上がりメンバー同士が抱き合ったり、泣き始めたりと一気に感情が溢れたよう。
それぞれの感想を聞かれると、ハルさんは「1桁号車の5人は大変なことがもっとあったと思いますが、僕らを入れてくれて無事夢の舞台に立つことができて…」「僕たちとしては5人に恩返しできたのかなって思います」と話し、「僕はあまり本音を言わない人間なので」と前置きし、みんなに感謝を話すと、アロハさんは涙を流しながら、「僕も小っちゃい頃からドームに立ちたいと思っていて」「僕を選んでくださってありがとうございます。本当に8人が大好きで、俺に欠けているものをすべて持っている8人なので、毎日活動していても楽しいです」と想いを届けてくれました。
マサヒロさんは、「いま、大きなドームという発表をしましたが、9人で立てることが一番嬉しいです」「それまで必ず死なないでください! 絶対ドームでも合いましょう!」と宣言。シューヤさんは「超特急に入った理由はタカシくんを支えるためで…」と言い出すと言葉に詰まって涙が止まらなくなってしまい……。タカシさんが駆け寄って抱きしめると「タカシくんの隣でもう一回歌いたい、支えたいと思ったから超特急に入ったんです。一度、命をかけて人生を懸けたグループで成し得なかった夢を、いま最高のメンバーと、最高の歌を歌える相棒と一緒に楽しい日々を送っていると言いたいです」と話すとタカシさんと熱く抱きしめ合っていました。
タカシさんは冷静に感謝を伝えながら「いま、何を伝えればいいくらい気持ちがぐちゃぐちゃで、これが正解なんだって思っています」「東京ドームは決してゴールではなく、あくまでもスタートです」と話し、ユーキさんは「待たせたな!」と大きく叫び、「15年かかったけど、15年かけるべきだったと思います」「この先も見たことのないすっげぇ未来をみせてやるから絶対について来いよ!」と笑顔を見せ、タクヤさんは元気に「東京ドームまでに身体となにより心が元気で、笑顔で会えたらなと思いますので、また会いに来てください!」と話しました。
そしてカイさんがビジョンに映ると、号泣する姿が映し出され、みんなへの感謝を話し出すと涙が止まらなくなり、「ちょっとみんな抱きしめて…!」と声をかけるとみんなが駆け寄って抱きしめる感動的なシーンに大きな歓声があがり、「こういう素敵なメンバーたちとこれからも走っていくので、ずっと一緒にいて下さい!」と話しました。実はこの公演前の会見でカイさんは、「まだ実感はなくて、発表したときに気持ちが浮かんでくると思います」とコメント。その通り、気持ちが溢れたようでした。

最後にリョウガさんは「一時期超特急としてはドームを最終目標、ラスボスとして表していたんですが、ラスボスを倒したからって超特急というゲームはまだまだ続いていきます」と話し、事前の会見では「僕の涙が見られるかもしれません!」と話していましたが、なんとか涙を出そうと目をこするも涙は出ず「涙は東京ドームにお預けです!」と笑顔で話し、会場は笑いに包まれました。
実はこの東京ドームの公演は、昨年11月に移動中の車の中で聞かされたんだとか。会見では日頃から、スタッフさんと密にコミュニケーションを取っていたからこそ、どのタイミングで立つのがベストかをしっかりと話し合っていたようです。だからこそ、メンバーにとっての東京ドームは決して意外なことではなく、必然なこと。カイさんは「つねに協議を重ねてこの日を決めていきました」と教えてくれました。
祝福に包まれたまま8号車から「夢のドームに連れてって!」というコールがある『Drawイッパツ』が始まり、歌詞の通り“まだまだ暴れたんないぜ!”と走り回り最後に『Party Maker』ではタカシさんが「超特急はダサい? 終わった!? 今の超特急見せてやれ!」と煽るとメンバーがTシャツをビリビリと破きだしエネルギー全開! 全員で花道を走り出し、シューヤさんは「みんな大好きだぜ!」と叫び円陣を組み、それぞれが感謝を伝えると最高の笑顔でステージを去っていきました。
結成当初から夢に掲げていた東京ドームに立つと言う大きな夢を、15年かけて叶える超特急。何事も本気で挑めば敵わない夢はないと感じさせてくれた、最高の一夜でした。
Staff Credit
撮影/米山三郎 笹森健一 取材・原文/吉田可奈