インタビュー

【久間田琳加】ますますキュンが加速!? 放送中の主演ドラマ『青春シンデレラ』最終回までの見どころをたっぷり聞いてみた

2022.11.18更新日:2022.12.06

ドラマ「青春シンデレラ」出演中の久間田琳加さん(1)

29歳が17歳の頃にタイムスリップをして初恋をやり直すドラマ『青春シンデレラ』で、主人公・萩野紫苑を演じているりんくまこと、久間田琳加。“メイクが大好きな紫苑にはすごく共感できる!”というりんくまに、ドラマのことやメイクのことなどたっぷり聞いてきました!

人の魅力は外見だけじゃないけれど、

自分磨きをすれば少し自信がつくはず

ドラマ「青春シンデレラ」出演中の久間田琳加さん(2)

――主演ドラマ『青春シンデレラ』が現在4話まで放送中。りんくまにはどんな反響が届いている?

「原作ファンの方からは“この役をメイクが好きな方に演じてもらえてよかった”という声をもらえたのがうれしかったです。私がメイク好きだということがちゃんと伝わってると実感できた瞬間! 作中では29歳のビューティーコンサルタントとして働く姿、17歳の時の地味な姿、タイムスリップして17歳に戻ってきれいにメイクした姿の3役を演じていて、それぞれまったく異なるメイクをしているんです。17歳の地味な姿の時はほぼすっぴんなんですが、むしろそっち推しの方が多いのは意外な発見でした(笑)」

――すっぴんというとどのくらいの?

「くまを隠すためのファンデーションは塗っているんですけど、口と目元はガチのすっぴんです(笑)。眉にいたっては黒のペンシルで、もとの眉毛よりもボサボサになるようにしています。個人的には仕上がりに不安もあったけれど、皆さんに“いい!”と言ってもらえたことでかなりやる気が出ました!」

ドラマ「青春シンデレラ」場面写真(1)

――ドラマは人気少女マンガが原作。実際に読んでみた感想を教えてください。

「出演が決まってから読ませていただいたので、自分が紫苑を演じることを知っていたのですが“この役は絶対に私がやりたい!”と思うほど紫苑に共感できる部分が多かったです。特に“メイクが好き”という気持ち。人の魅力は外見だけじゃないのを伝えたいのはもちろんだけど、自分磨きをすることでより自信がつく気持ちは私自身すごくよくわかるから。

でも私は紫苑のように自分から告白は絶対にできない(笑)。第1話で放送された高校時代の初恋の人・長谷川颯真くんに振られるシーンは、お芝居なのにかなりグサッときました。それでも告白をした紫苑は度胸があるし、その失恋をきっかけにメイクを研究してビューティーコンサルタントになるところまでいくので、すごく根性がある人だなと思います。原作を読みながらどんどん紫苑を応援したくなりました」

撮影現場はかなり和やかで、

ある食べ物が流行に(笑)。

ドラマ「青春シンデレラ」出演中の久間田琳加さん(3)

――撮影現場はどんな雰囲気?

「最近撮影が無事にクランクアップしたんですが、長谷川役の(本田)響矢くん、秋山美月役の(水谷)果穂ちゃんと3人でいつも横並びに座って過ごすくらい、仲のいい現場でした。あんまりがっつりツッコミ役というタイプの人がいなくて、のほほんとした優しい雰囲気がただよっていて、居心地がよかったです。

話していることはほとんどが食べ物の話。その中で、ファーストフード店のてりやきバーガーの話になったことがあって。私は期間限定のものか魚のフライのバーガー派で、てりやきを食べたことがなかったんです。それを知った響矢くんに“え、食べたことないの!? かわいそ〜人生ソンしてるよ”と言われて“ムキッ!”ときたっていう事件がありました(笑)」

――てりやきバーガー、食べました?

「食べました! めちゃくちゃおいしくて、撮影中なのにハマりそうになってしまって大変! ドラマ期間中はいつも以上に体重の増減がないように気をつけているので、必死でてりやきバーガー欲をおさえていました。なのでクランクアップ後、自分へのごほうびはてりやきバーガーに。あとチョコスプレーがかかったドーナツも食べました。ドーナツにいたっては3つ(笑)。“もう食べられない……”ってくらい食べたら満足して、次の日からは食欲も落ち着いてくれたのでよかったです」

29歳を迎えるのは楽しみかも。

その時もモデルを続けているといいな

ドラマ「青春シンデレラ」出演中の久間田琳加さん(4)

――29歳、タイムスリップ前と後の17歳とひとり3役を演じているけれど、切り替えは難しかった?

「切り替えは自体は意外と平気でした! それぞれ見た目ががらっと違うことがスイッチの切り替えになっていたのかもしれません。細かいしぐさで一番大変だったことというと、29歳の時のビューティーコンサルタントとして働いているシーンかな。今まで人の顔にメイクをした経験がなかったので、セリフを言いながらメイクをするのが本当に難しくて……。ビューティーコンサルタントさんやヘアメイクさんって本当にすごいなと尊敬しました。道具を持って人の肌に触れるのが怖いのはもちろん、左右対称にメイクするのも技術がいることなんだなと実感しました」

――29歳という年齢は今のりんくま自身からすると8歳上。どんなイメージ?

「ドラマの撮影現場に29歳前後のスタッフさんが多かったのですが、皆さんすごく楽しそうで素敵でした。社会人になってから数年経つので、できる仕事の幅が広がっているだろうし、とはいえ吸収できることもまだまだありそうな世代。そして私のような20代前半からするとすごく頼りがいがあってカッコいい先輩なので。29歳前後はすごくいい年齢なのかも……って今回の作品を通して思いました」

――どんな29歳になっていたい?

「楽しく仕事をしていたいです。この仕事が好きなので続けていてほしいし、特に雑誌のモデルをしていてくれたら最高です。やっぱり私は雑誌のモデルのお仕事が大好きなんです」

――それはどうして?

「撮影のたびに新しい自分に出会えるから。メイクや衣装、撮影の雰囲気もそう。それと自分の好きなメイクやファッションを発信できる場がモデルのお仕事なんです。スタッフさんと話しながらトレンドをインプットして、撮影を通して読者の皆さんにアウトプットできる大好きな場所です」

もし自分から好きを伝えるなら、

“告白メイク”はツヤと血色感を重視!

ドラマ「青春シンデレラ」出演中の久間田琳加さん(5)

――ドラマと同じようにりんくまが17歳に戻ったら何をしたい?

「定番になっちゃうけど、制服を着たいです! 役柄で制服はたくさん着ているんですが、やっぱり現役の時にもっと着ていたかったなと思います。当時は一分一秒でもはやく制服を脱ぎたいと思っていたのに、不思議(笑)。放課後に制服ディズニーもしたことがあるんですけど、それも“家で着替えてから行くのも面倒だし制服のままでいっか”みたいな感覚で。どうせなら“制服ディズニー楽しむぞ!”って気持ちで挑みたかったです(笑)。

あとは制服を着てフィルムカメラを使って撮影をするのも楽しそう。私が高校生の時はSNOW がはやり始めた時で、当時の写真のほとんどが動物の耳だったり加工フィルターがついたものばかり(笑)」

――17歳の紫苑はすっぴんで告白して「告白するなら外見くらいなんとかしろよ」と盛大に振られてしまいますが、もしりんくまが告白をするならどんなメイクをしていく?

「うわ〜! もう全部頑張りたい……って言いたいところですけど、それはそれで裏目に出そうですよね(笑)。“なんか気合い入ってる?”って告白するのを悟られるのも恥ずかしいし、難しい! ……でも、力をいれるなら肌かな。やりすぎに見えない素肌っぽい質感に仕上げられるように頑張りたいです。血色をよく見せたいからピンク色のコントロールカラーはマスト。下地はちゃんと仕込みつつ、ファンデーションはツヤ感のあるものを気になる箇所にだけポイント使いして、厚塗り感はおさえようかな!」

――とはいえ、リップと目元がすっぴんってことはないですよね?

「ですね(笑)。リップはグロスのツヤじゃなくバーム系のもので程よいツヤ感を出したい。晩ごはんを食べた後に告白することを想定して、重く見えないように色は明るめの赤みピンクがいいかな。目元はビューラーとマスカラはいつも通りしつつ、アイシャドウはヌーディなベージュ系を。繊細なパールでキラキラ感を出すのがよさそう。そしてチークはマット質感のクリームタイプを使って、じゅわっとしたナチュラルな血色感を出す……とかどうですかね!?」

――張り切りすぎていない絶妙なライン! ではドラマを楽しみにしてくれている読者に向けて見どころをお願いします。

「この後の5話、6話はちょっぴり切ないシーンが続くけれど、7話以降はキュンが一気に加速します! 私自身、撮影中に恥ずかしくなって“ぐふ……っ♡”となることもあったほど(笑)。これからはキュン度が150%だと期待していただければと思うので、心の準備をして楽しんでください!」

ドラマ「青春シンデレラ」場面写真(2)

Information

©ABC

ドラマ『青春シンデレラ』

ビューティーコンサルタントとして働く29歳の萩野紫苑(久間田琳加)は、ひょんなことから高校生時代にタイムスリップ。そこは初恋の相手・長谷川颯真(本田響矢)に見た目のことでこっぴどく振られる前。戸惑いながらも紫苑は、身につけたメイク技術できれいになった姿で再び高校生活を送ることに。紫苑の最低な初恋はやり直せるの……?

●ABCテレビ(関西)毎週日曜深夜0時25分〜、テレビ神奈川(関東)毎週月曜深夜1時30分〜放送中。TVer/GYAO!では最新話を1週間配信。

Profile

●くまだ りんか 2001年2月23日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル。2023年5月12日(金)公開の映画『おとななじみ』では、ジャニーズJr./HiHi Jetsの井上瑞稀さんと共にW主演をつとめる。

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