【遠藤さくら】自分にも、誰かにも贈りたいとっておき文房具《Vol.1 紙もの編》

non-noモデルの中でも、とびきりの文房具LOVER♡さくちゃん（ちなみに「ステーショナリー」っていうより「文房具」派！）。Vol.1では、「紙もの」について、愛のこもったエピソードとこだわりセレクトをご紹介！

高校生になった時、中学で仲の良かった子と文通をしていました。わざわざ切手を貼って、もちろん手書きで。手紙って、気持ちを自分だけの文字で伝えられるのが嬉しいですよね。きれいな字を書くなあ、とか、可愛い字なんだなあって、その人の性格や気持ちがにじみ出てきます。相手の子は絵が上手で、私の好きな絵本の一場面を描いて送ってくれたこともあります。色がたくさん使ってあって、心がこもっていて忘れられません。私も便箋を何枚も使って返事を書きました。その頃からずっと、レターセットが好きで集めちゃいます。誰かのことを考えながら選ぶのも楽しくて、そのくせ、可愛くてなかなか使えなかったりして（笑）。

ずっと長く持っている文房具があります。それは付箋。教科書に貼ったりするから、学校の筆箱に必ず入れていた、いかにも学生っぽい実用的な付箋です。中学生の時、部活の女性の先輩が、こっそり私の筆箱を開けて、その付箋にめちゃくちゃ落書きして、メッセージを書いてくれていたんです（笑）。シンプルな無地の付箋が、その瞬間から世界でひとつの付箋になりました。高校生になってもずっと使えなくて、上京してきた今も、落書きされたまま大切に持ってきています。こういうのって、デジタルじゃできないことですね。

最近、手帳を買いました。シンプルなカレンダーつきで、表紙は真っ黒、結構渋い手帳です。スマホにももちろんスケジュールは入れているけれど、手帳にも自分で書き込みます。同じ内容でも、スマホのカレンダーにばーっと入れるのと、手書きで書くのとでは、やっぱりなんだか気持ちが違いますね。書いたほうが記憶に残るし、「ああ、今度このお仕事があるんだ」と、ちゃんと理解しながら「頑張るぞー！」ってなれる。後で振り返ったときに感じることも多い気がする。メールで打った言葉と、文房具という“モノ”に手を動かして書いた言葉って、気持ちのこもり方が全然違う！って思います。　

（右上・右下）書き心地のいいツバメノートの用紙を用いた《活版印刷一筆箋ノートパッド》。罫線や枠線は昔ながらの活版で印刷されていて、味わいのある凹凸やインクの濃淡に、ほっこり。メッセージを書いたり、メモを挟んだりと、使い方いろいろ。
（左上）キュートな目玉の表情と“Have A Nice Day!”のメッセージに笑みがこぼれる方眼ノート。くすみトーンの色味もおしゃれ。
（左下）コンパクトなA5サイズのスプリングノートは、レインボーカラーのインデックスつき。中はたっぷり200ページの方眼ノートだから、勉強もスケジュール管理もはかどりそう！

（上右・上中）本やノートに挟むと、緑の草が生えてきたように見える付箋《Green Marker》。

（上左・下左）貼ってはがせる、シール状にカットされたマステ《KITTA》。切手やミニ付箋のような小さめサイズで、アートな柄のバリエがたくさん！　ノートや手紙などを自分らしく可愛くデコって。
（下右）レインボーカラーの4種類の付箋がセットに。たくさん書ける大判サイズやTO DO＆チェックマークつきのブロックなど、どれもデイリーにお役立ち！

（右上・右下）ひとことメッセージを贈るのにちょうどいい、小ぶりなレターセット。半透明のミニ封筒も涼しげ。パフェ＆クッキー、クリームソーダと金平糖のモチーフがそれぞれセットに。

（左）デザインがどれも違うおしゃれな便箋と、ニュアンスカラーの封筒がセットに。封筒から柄が透けて見えるので、送る相手を思い浮かべながら、コーデみたいに組み合わせるのも楽しい。