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インタビュー
2024.07.19
(左から時計回りに)福田歩汰、谷口太一、寺尾香信、田中笑太郎、平本健、大久保波留
7月17日に待望の1ST ALBUM『Quest』をリリースした、6人組のグローバルボーイズグループ・DXTEENがnon-no webに登場! 彼らがこれまで歩んできたストーリーが反映されたアルバムの話から、デビューから1年かけてさらに進化し続けるグループの魅力までたっぷりとご紹介します。ユニット別対談では、少年らしい無邪気な姿やグループとしての団結力がうかがえるリラックスしたトークをお届け。
1ST ALBUM『Quest』の注目ポイントを教えて!
田中笑太郎(以下笑太郎) Da-iCEの花村想太さんが楽曲提供をしてくれた『Good Luck』は、僕たちが大好きなゲームの世界観が表現されていて、ゲームが好きな人には、イントロからワクワクしてもらえると思います。ダンスもDa-iCEの和田颯さんに振り付けをしていただきました。すごく楽しい振りで、踊っていると幸せな気持ちになります。歌詞には、仲間と協力プレイでどんな難関もクリアできるというメッセージが込められているのですが、今の僕たちの気持ちとリンクしているので、心から共感して歌うことができています。
谷口太一(以下太一) 僕は『Dance On Open World』。この曲はダンスが激しいだけでなく、僕たちの楽曲のなかではじめてダンスブレイクが取り入れられています。かなり気合いを入れて踊っているので、ぜひYouTubeで公開されているMVをチェックしてみてください! 曲調もかなりアップテンポですし、前向きになれるメッセージが込められているので、いっぱい聴いてもらえたらうれしいです。
福田歩汰(以下歩汰) 『DRAW+ing』は、新しいことを始める心境を真っ白いキャンバスに例えた曲になっています。どうしても新しいことを始める時って不安になりますよね。恐れてしまう気持ちもあると思いますが、そこを気にしすぎず、自分の思うままにやっていこうという、僕たちが皆さんの背中を押すような曲になっています。ワクワクするような未来に飛び込んでいこうという意味も込められているので、明るい気持ちになってもらえるはずです。重低音が響くサウンドになっているので、ライブ感も感じられますし、実際のライブでもかなり盛り上がる曲になると思うので、ぜひライブやイベントに聴きに来てください!
平本健(以下健) 『モグ モグ(Yum Yum)』は、DXTEEN史上一番力強い楽曲になっています。最初から圧倒されるようなパフォーマンスになっているので、爽やかで可愛いという今までのイメージとは違う、新しいDXTEENを感じてもらえるんじゃないかなと期待しています。歌詞にも、かなり強い意志と、僕たちの決意が詰め込まれているので、注目して聴いてほしいです。
寺尾香信(以下香信) 『Switch』は、DXTEENの曲のなかではかなりセクシーな曲に仕上がっています。これまでの曲は6人全員で踊ることが多かったんですが、この曲は3人や2人に分かれてそれぞれで踊るパートがあり、各々が個性を見せられる構成になっているのがポイントです。さらに、サビの振り付けはかなり特徴的なので、楽しんでもらえたらうれしいです。
大久保波留(以下波留) 『DREAMLIKE』は、振り付けがない分、ライブで皆さんと一緒に盛り上がることができる曲です。僕たちはこれまでいろんなイベントに出演させてもらっていたんですが、以前からこういった曲が欲しいと思っていたので、すごくうれしかったです。タオルやペンライトを回しながら一緒に盛り上げてほしいですね。恥ずかしがらずに、ぜひ一緒にノッてください!
香信 そのほかにもこれまでのシングル曲を含めいろんなジャンルの曲が収録されているので、気に入ってもらえる1曲があると思います。
波留 全体を通して聴くと、ライブを見ている感覚になるんです。起承転結があって盛り上がりを感じられるような曲順になっているので、いいなと思ってもらえたらぜひライブに来て、より僕たちの世界観を体感してもらえたらうれしいです!
【ユニット対談】波留×太一×香信 ケミ名は「チームA」に決定。その意外な理由は?
――3人のケミ名を教えてください。
太一 この3人って、本当に共通点がないよね⁉
香信 ダンス、ラップ、ボーカルのリーダーズとか……⁉
波留 いやいや、それはちょっとおこがましいですよ!(笑)
太一 あはは。でも、共通点があまりないよね。僕と波留はたまに一緒に出かけるけど、香信のプライベートは謎に包まれている……。
波留 そうそう。僕たちは映画やごはんに行くんだけど、香信はどこに行きたい?
香信 いつも提案してもらっても、「僕は大丈夫」って遠慮しちゃうもんね(笑)。
波留 これなら一緒に見に行きたい映画とかある?
香信 基本的に映画館に行って決めるかな。ただ、二人は映画の感想とかを喋りたいタイプでしょ?
波留&太一 めっちゃ喋りたい!
香信 僕は静かに見て、一人で噛みしめたいタイプなんだよね。
太一 僕たちもさすがに上映中は喋らないけど、アイコンタクトはしたりするかも(笑)。
香信 ほら!(笑) 僕は没入したいタイプだから。
太一 そっか。じゃあ最後に残るのは、血液型くらい⁉
香信 たしかに。全員A型だよね。
波留 そしたら、「チームA」は?
香信&太一 そうしよう!
――この1年で、メンバーのどこが成長したと思いますか?
波留 太一くんはリーダーとして、より積極的にチームをまとめてくれるようになったよね。
香信 MCの時も、周りをしっかり見ている目の動きをしていると思う。プライベートでは、よく映画やドラマを見るようになった気が。
太一 そうだね。学生の頃から映画を見ることが大好きだったんだけど、最近はドラマもたくさん見るようになったかな。いろんなものを見るようになったおかげで、確かに視野が広くなったというのはあるかもしれない。
波留 香信は、自分のキャラクターがさらにしっかりしてきた感じだよね。デビューした当時は、“ああなりたい”という気持ちがいろんな方向に向きすぎていたけど、今は“香信らしさ”を感じるようになった気がする。
太一 分かる! 香信がいるだけで安心するし、場が安定するよね。それは、香信が自分らしさをちゃんと分かったからだと思う。
波留 香信が話し出すと、それまでわちゃっとしていた話がスッとまとまるし、おもしろいことも言ってくれるし。すごくチームにいて助かる存在!
香信 本当はもっとしっかりしたいんだけどね(笑)。
太一 最初の頃は、パフォーマンスもMCも、もっとテンションに任せていた印象があるけれど、今はいい意味ですべてが落ち着いていて、カッコいい!
香信 波留は、もともとオールラウンダーだったけど、そのすべてがランクアップした感じがするよね。
波留 (ニッコリ)。
太一 波留はすごく敏感なので、いろんなところにアンテナを張って、大切なことや大事なことを僕たちに伝えてくれるんです。
波留 DXTEENのWi-Fiです!
一同 あはは!
波留 電波よく、アンテナを張って頑張っています!(大声)
香信 僕たちを知らない人たちもたくさんいるイベントで、覚えてもらいやすいあいさつをするのもすごいよね。
波留 「僕のトリコに“なる~”⁉」って声をかけられるのも、“なる”という名前がだからできることなので、親に感謝です!
太一 いろんなイベントに出演させてもらった1年だったからこそ、トークやパフォーマンスもかなり成長できたよね。
波留 うん。そのおかげで、先日初めて開催したワンマンライブでも、いいパフォーマンスができた気がする!
【ユニット対談】波留×太一×香信 体力、食欲、正座……etc. メンバーに負けない強み
――今改めて感じるDXTEENの魅力を教えてください。
香信 僕たちが今、自信を持って言えるのはライブの楽しさです! 見応えはかなりありますし、幸せに満ちた空間になっているので、来てもらえるだけで元気をあげられるはずです!
太一 ポジティブで明るい曲が多いので、ノンノ読者の皆さんにも刺さる曲が多いと思っていて。ライブではセクシーな曲や攻めた曲もありますし、ボーカルやラップ、パフォーマンスなどのユニット曲もあるので、それぞれの魅力を欲張りに堪能できるはずです。
波留 とくに今回のワンマンライブでは、MCが3人ずつになったり、1人1人のキャラクターがしっかりと出ているので、NICO(ファンネーム)の皆さんにはより僕たち個々の魅力が分かってもらえた気がします。僕たちもお互い信頼し合っていますし、それぞれの個性が分かっているので、皆さんにもお伝えできるようなライブをこれからもしていきたいですね。
――今の自分にご褒美をあげるとしたら何がいいですか?
波留 僕は何か大きなイベントやライブ、レコーディングなどが終わった時は、ご褒美としてラーメンや焼き肉を食べに行くんです。なので、今もしご褒美をあげるとしたら、躊躇せずに高めのステーキを食べます!
太一 “躊躇せずに”、がポイントだね。
波留 そう! 値段を見ると躊躇しちゃうからね(笑)。
太一 僕は好きなブランドの洋服や小物を買いたいですね。最近は家の鍵につける用にHYSTERIC GLAMOURのキーホルダーを買いました。
香信 僕は作曲の時間がご褒美ですね。家でもDTMを使って作曲をするので、防音室など、自分だけの空間を作りたいです。
波留 僕は香信の曲を聴かせてもらったんですが、ボーカルは香信が歌っていて、ラップは太一くんが書いていてすごくカッコよかったんですよ。
香信 遊びで作ったから披露する予定はないんですけどね。
波留 前にストレッチをしていたらふいに流れてきて、途中から笑太郎の声が出てくるのに知らない曲だから“なにこれ!”って聞いたら、香信のオリジナル曲だったんです!
香信 これからも作り続けたいですね。
――ほかのメンバーに絶対に負けないと思うことはなんですか?
太一 僕は体力です。最近、風邪をまったくひかなくなったんです。それにどれだけ踊ってもパワーが残っているんですよ。なぜここまで健康なのかは自分で分かっていないので、いつも通りの生活をし続けたいですね。
波留 僕は食欲! おいしいものが大好きなので、突き詰めて自炊をするようになりました。でもこれからもおいしいごはんが食べられるお店を探し続けたいですね。
香信 僕はお寺の息子なので、長時間正座をした後に立つスピードは誰にも負けません!
波留 一度みんなで対決してみたくない⁉
太一 意外と勝てる人がいるかもよ?
香信 いやいや、僕は小さな頃から正座が当たり前でしたから!
波留 何時間くらいできるの?
香信 何時間でも!
波留&太一 さすが!
【ユニット対談】健×歩汰×笑太郎 ジャンレスな笑いを追求する「おふざけ組」
――この3人のケミ名を決めるなら?
健 この3人は……全員やかましいよね(笑)。
歩汰 すぐにおふざけしちゃう組だね。
笑太郎 何かあればコントを始めちゃうタイプみたいな。
歩汰 そうそう、この3人は何か言われたらすぐそこに乗っかっていっちゃう(笑)。
健 もはや“ふざけなくちゃ”という義務感すらあるよね(笑)。
一同 あはは!
健 僕のギャグセンスにみんながやっと追いついてきたな、とも思います。
笑太郎 歩汰くんと健くんでは、関東と関西なので笑いのジャンルがまた違うよね。
健 たしかに、歩汰は不思議ちゃん? みたいな感じだよね。
歩汰 でも、笑太郎も今までに見たことがないニュータイプのギャグセンスの持ち主だと思うんだけど……。
笑太郎 そうなのかも。それくらいジャンルレスなお笑いが楽しめます!(笑)
歩汰 じゃあ、“おふざけ組”でいい?
健 なんかダサいけど、そうしよう!(笑)
――この1年で成長したところを教えて!
歩汰 健はより大人な視点で意見をするようになりました。以前からミーティングをした時に、“確かにそうだな”という意見をくれてはいたんですが、最近はさらにその言葉が的確になった気がします。チームが成長できるような意見をしてくれます。
健 以前は自分が思っていることをすぐに発してしまう時があったけれど、最近は客観的に見られるようになったのかもしれないです。グループとして活動を始めて1年が経って、いま、DXTEENどういう状態なのか、これからどうしたらいいのかということを考える余裕ができたように思います。
笑太郎 さっき歩汰くんも言ってくれていましたが、パフォーマンスのレベルもかなり上がったと思っていて。なかでも健くんは自分の見せ方をよく分かっているんです。マイクを持ったパフォーマンスや、どうしたらカッコよくみえるかということを昔よりも分かっていて。今、チームの中でも一番見せ方が上手いのは健くんですね。
健 まぁ、そうですね! と言っておきましょうか(照)。笑太郎は、1年前は喋ると不思議ちゃんオーラをまとっていたんですが、今はちゃんと自分で話の収拾をつけられるようになりました。MCのスキル自体もかなりアップしているんじゃないかと。
歩汰 たぶん、前は話しながら”自分は何を言っているんだろう”って思っていたんじゃない?
笑太郎 ……う、うん(笑)。今はそうならないように意識しています(笑)。収拾がつかなくなったら、いつもメンバーが助けてくれるんですけど、頼りきりではだめなので、自分がしっかりしなくちゃいけないなと思うようになりました。
健 あとは、ダンスがパワフルになったよね。僕たちの楽曲についてもそうですが、ワンマンライブで、1人でダンスパフォーマンスをした時に、笑太郎は長身を最大限に活かしたパフォーマンスができていて、すごくカッコよかった!
笑太郎 うれしい~! 歩汰くんは……おもしろくなった!
健 たしかに!
笑太郎 ボケの精度が上がりました(笑)。前もボケていたけど、あまり精度が高くなくて。
健 言われてるぞ?
歩汰 ……自覚はあったから(笑)。
笑太郎 でも今はセンスが磨かれたのかもしれないです!
健 センスが磨かれたというよりも、殻を破れたんじゃない?
歩汰 そうかも。
健 最初にボケている時は勇気が必要だったと思うけど、今は肝が据わっていて、会場の空気や、相手がどうなっても自分で対応できるように変わっていったんじゃないかな。
歩汰 そうだと思う。自信がついたのかも、みんなが「ん?」ってなったとしても、僕は僕だからという気持ちを手に入れました。
健&笑太郎 強い!
健 でも、歩汰がブレることなく貫いてきたおかげで、最近は“福田歩汰ってこういう人なんだ”ということが徐々に伝わっていったよね。あと、相変わらず歌がとってもうまい! ワンマンライブで、(寺尾)香信と歩汰が二人で歌っているところを見て、本当にうまいなって思いました。歩汰がいてくれて心強いです。
歩汰 うれしい!
【ユニット対談】健×歩汰×笑太郎 三者三様の気持ちが盛り上がるご褒美を発表
――活動を始めて1年たったDXTEENの“今”について教えて!
歩汰 シンクロして見える精度の高いダンスはグループとして常に意識をしているんですが、最近はそこからさらに一歩進んで、ひとりひとりの個性や見せ方により磨きをかけている最中です。自分のパートでアピールすることに対して6人全員の向上心が今すごく高くなっているので、今後はそこがグループの魅力や強みになっていけばいいなと思います。
笑太郎 先日、初めてワンマンライブをしたことによって、より一体感が出てきたなと思いました。これからはもっと大きな会場でライブができるようになりたいですし、自分たちだけじゃなく会場一体となって盛り上げられるようなグループになりたいと思います。
健 僕たちはいつもいろんなグループが出演するイベントライブによく出演しているんですが、ある意味“アウェイ”の場所で自分たちの魅力を見つけて、盛り上げる“巻き込み力”を磨いてきたんじゃないかと思います。これからも、どんな場所でも盛り上げることのできるグループになりたいですね。
――自分にご褒美をあげるとしたら?
健 温泉旅行!
笑太郎 行きたい~!
健 みんなで行ったら絶対に楽しいよね。それか、運転免許が取りたい!
笑太郎 いいね。
健 みんなでドライブがしたいよね。東京から少し離れて遠出したら楽しそう! いつもイベントで全国各地に行かせてもらっているんですが、自分たちだけで遊びに行ったらおもしろいんだろうな。
笑太郎 まだ誰も免許を持ってないよね?
健 ない!
笑太郎 みんなでお金を出し合って車を買う?
歩汰 絶対取り合いになるからやめよう(笑)。
笑太郎 僕は豚骨醤油のラーメンがご褒美ですね! 味が濃いめ、脂は普通の麺大盛りにする!
健 その様子はオーダーし慣れているね?(笑)
笑太郎 イベントや撮影の前だと顔がむくんじゃうので、終わってから心おきなく食べたい!
歩汰 ワンマンライブの後のごはんは、みんなで焼肉に行ったよね。
笑太郎 うん! おいしかった~!
歩汰 僕はいいベッドが欲しいですね。体が溶けちゃうくらいふわふわなのがいいです!
健 前に歩汰の家に行った時に、ベッドにねっころがったら、本当に驚くくらい寝心地がいいんですよ。
歩汰 人間は睡眠が大事なので、ベッドにはこだわっています!
――ほかのメンバーに負けないことは?
健 ソロのパフォーマンス力です。 “誰にも負けない!”という気持ちでやっていますし、ソロだと何も考えずに自分が好きなようにパフォーマンスができるので楽しいです。ちなみに、ロールモデルはG-DRAGONさん。ずっと憧れているので、あんなカリスマ性が出せるようにもっと頑張りたいです。
笑太郎 僕はポジティブさです! 何か失敗しちゃった時も、次に頑張ろうって思えるんですよね。最近は自信もついて、より強くなりました!
歩汰 僕はメンタルの強さ。デビューしてからめちゃくちゃ鍛えられました。怖い物はないくらい!
笑太郎 たしかに、その気持ちがあるからあそこまでボケられるのかも……(笑)。
歩汰 負けないです!(笑)
Profile
アーティスト
でぃえっくすてぃーん●JO1・INIが所属するLAPONEエンタテインメントの練習生制度である「LAPONE BOYS」から初めて誕生した6人組グローバルボーイズグループ。1年以上におよぶ韓国でのトレーニングを経て、2023年5月10日にシングル『Brand New Day』でデビューした。ファンネームは“NICO”。全員がフレッシュな魅力と高いスキルを持ち合わせている。
Information
デビューから1周年を迎えるDXTEEN の1stアルバム。タイトル曲『Dance On Open World』をはじめ、ゲームの世界で繰り広げられる出会いや挑戦を描いた新曲7曲を含む全11曲を収録。初回限定盤を含む全3形態で発売中。
Staff Credit
撮影/玉井美世子 編集/武内亜紗 取材・原文/吉田可奈 Web構成/本誌編集部