読者からのお悩みになっつんがアンサー！【第2弾！ 岡本夏美の“近距離”お悩み相談室・前編】

「私も20歳くらいの頃は他人と自分や、なりたい自分と現実の自分を比べて自己嫌悪に陥ってた。だからすごく共感できる！ そんな私の経験からお話しすると、自分軸で楽しいこととか頑張らなきゃいけないことと真摯に向き合っていくうちに、まわりのことは自然と気にならなくなっていったと思うんだ。それに『人ってこんなに違うんだ！』ってビックリするくらい、ひとりひとりに個性がある。流行りのMBTI診断でも、細かい質問に答えていくなかで『自分と正反対の選択肢を選ぶ人もいるんだよなぁ』って改めて感じたんだよね。見た目も価値観も違う人と比べたって仕方がないってことに気づいて自分を解放してあげると、ラクになれると思うよ」

「最近は、飼ってるニャンコに本当に癒やされてる♡ 外でストレスを感じることがあっても、家に帰れば、その子が全部吸い取ってくれるんだ。猫を家族として迎える前は、自分が好きなこと……たとえば一人でゆっくり過ごしたり、旅行したりする時間に助けられてたなって思う。疲れたら自分にご褒美をあげて、心も体も充電することを大事にして」

「自撮りが苦手な私のインスタに載ってるのは、友達やマネージャーさんが撮ってくれた写真ばっかり。でも、ファンの人は『自撮りも見たいです』って言ってくれるから、本当に見たい人だけがたどり着けるように９枚目くらいに自撮りを忍ばせてる（笑）。そんな私が愛用してるアプリは『Dazzカメラ』。その中にある“Original”っていうフィルターを使って撮ると、デジカメで撮ったみたいな優しい雰囲気になるからおすすめ！」

「その優しい性格は誇れるものだから自分に自信を持ってほしいけど、心のキャパシティがどれくらいなのか分かっておくことは大切。それをオーバーすると、つらくなってしまうから。『頼みごとを断ったら嫌われるかも』って考えちゃうかもしれないけど、そんなことはまったくなくて、頼られるのは好かれてる証拠。だから、もし断ったとしても、交友関係は続いていくはず。まわりの人だけじゃなく自分にも優しくしてあげてね♡」

「私も少しでも長く寝たいから朝は超バタバタ（笑）。しかも、家を出る１時間前に起きても、ごはんに40分くらいかけちゃって、気がついたら出発する時間になってるんだよね。だから、最近は起きたら着替えとかやるべきことを先に全部すませてから、優雅に朝ごはんを食べるようにしてる。朝起きるのが苦手なら、１回目のアラーム音を優しい音にするとストレスなく目覚められるかも。私はスマホに最初から入ってる“芽”という音に設定してるんだけど、めっちゃ優しいから試してみてほしい（笑）。起きたらカーテンを開けてすぐに陽の光を浴びるのも大事！」

「失敗するのが怖い気持ち、分かる！ 初めて生放送の音楽番組で『おむすび』（連続テレビドラマ小説）の“ハギャレン”メンバーとパラパラを踊ることが決まった時も、緊張して振りを間違えちゃうだろうなって思ってたんだ。だから、私が新しいことに挑戦する前は、とにかくコソ練！『これで失敗したら仕方ない』って思えるところまで、ホテルの部屋でずーっと一人でパラパラを踊ってたよ。あと、本番前にギャルのみりちゃむが『絶対失敗するわ～、でも失敗する私も私！』って言ってて、そのギャルマインドにも助けられた！」

「おなかが空くと眠れなくなっちゃって、それが一番ストレスになるから絶対食べる！ ただ、食べるものは気にするかな。私はそもそも家にお菓子がないんだけど、ドライフルーツやアーモンドを選んだり、スープを飲んだりして空腹を紛らわせてる。きゅうりとか梅干しを食べることもあるよ。梅干しは味が濃くて満足感を得やすいから、いいかも！」

「『１年間着なかった洋服はもう着ないから処分していい』っていう話も聞くけど、私は２年越しに着るものもあるんだよね。だから、手放す決め手は“これを着て友達に会えるかどうか”かな。捨てるのってけっこう心の労力がいるから、私はリサイクルに出したり、ボランティア団体に寄付したり、後輩にあげたりしてるよ 」

「私は環境を変えることが多いかも。家だと近くにベッドもソファもテレビもあって誘惑が多いから、カフェとか図書館、時には車の中で台本のセリフを覚えることもある（笑）。勉強でも仕事でも“人目がある場所で頑張ってる自分”を演出することが、はかどるきっかけのひとつになることもあると思うんだよね。自分の部屋で作業するなら間接照明をつけたり、キャンドルに火を灯したりして、雰囲気をいつもと変えてみるのもアリ。やらなきゃいけないことをやってる自分を映えさせてみて！ 」

「優柔不断なのも緊張するのも悪いことじゃないから、私は無理やり自信を持とうとしなくてもいいと思う。それに自信って、持とうと思って持てるものでもないからね。まずは、得意なことをいかせるバイトをしたり、サークルでも自分らしくいられる人としゃべったりするのがいいんじゃないかな。そこでうまくいった経験が少しずつ積み重なっていって、自己肯定感にもつながるんだと思う！ 」