インタビュー

乃木坂46井上和「いつか5期生で表紙を飾ることが夢。」遠藤さくらとの撮影、初表紙…ノンノモデルになってからの思い出、これからの目標について

2025.09.18

猫みたいに気まぐれな君に夢中

上和のおふもーど。

ノンノ10月号でついに初ソロ表紙を飾った和! 見た目だけでなく中身まで愛くるしい彼女のことをみんなにもっと知ってほしいから、素が見える、気ままな休日の様子をのぞき見。マイペースで、愛情深くて、誠実で……きっと今以上に好きになること間違いなし♡ (猫の手も借りたいということで、猫モデル・リリちゃんが登場し、お手伝いしてくれました)
和の10月号表紙は2パターン! 増刊のみ中面の特集の写真が異なるので、通常版と両方チェックがおすすめ。

井上和のONモード

OFFの日パワーチャージしたなら、ONの日はお仕事を全力で頑張る和。初ソロカバーを祝し、ノンノモデルになってからのこと、これからの目標についてなど、たっぷりインタビュー。

井上和カバーガール特集モデルカット6-1

ニット¥15950/ビームス ボーイ 原宿 キャミソール¥6050/マルディメクルディジャパン イヤリング¥1600/yuu

愛猫・テトと私は顔も性格もそっくり

井上和カバーガール特集モデルカット6-2

 今回の企画は「井上和のおふもーど。」(通常版)、「井上和の気まぐれな休日。」(増刊)と、私のお休みの日をテーマに撮影しました。リアルな休日の過ごし方は、アニメを見たり、編み物をしたり、絵を描いたり……。本当にこの企画みたいなことをして過ごしています。東京は人が多いから、買い物するにも食事するにも一人だと落ち着かなくて、家にいることのほうが圧倒的に多いんです。都心を離れて旅に出ると、一人でなんでもできるし、フットワークも軽くなるんですけどね(笑)。だけど最近、映画のチケットを事前にネット予約すれば、窓口に並ばなくても席までスムーズにたどり着けるということを知って、東京でも映画館には行けるようになりました!

井上和カバーガール特集インタビュー

家では、基本的に愛猫のテトといつも一緒。テトとの出会いは去年の6月でした。私は昔から存在感のある生き物が好きで(笑)、実家で飼っているドゥードゥルの体重も22kgくらいとビッグサイズ。飼い猫のなかでも特に大きいといわれているメインクーンがずっと気になっていて、ブリーダーさんのサイトをちょこちょこチェックしていたんです。そんなある日、ビビッとくる子を見つけて! ちょうどその時期、乃木坂46のライブのために滞在していた香港で、メイクさんに「気になる猫ちゃんがいて……」と話したら「会ってきたほうがいいよ」と背中を押してもらい、帰国した次の日にさっそく見に行ったんです。実際に対面したら、あまりに可愛くて……♡ その場で連れて帰ってきてしまいました(笑)。

 テトは今1歳半で、性格はマイペース。自分が構ってほしい時はかなり甘えてくるけど、そうじゃないタイミングで構われるのは絶対イヤみたいで、なでさせてもくれないんです。ものすごくビビリでもあるので、私が立ち上がったりスマホを机の上に置いたりしただけでもビクッとして、「えっ、何かした?」ってこっちがびっくりするくらい(笑)。うちに遊びに来た乃木坂46のメンバーからは「テトと和は顔も性格も似てる」と言われます。私も、人と話すことや一緒にいることが好きで、構ってもらえるとテンションが上がるタイプなんですけど、誰かに甘えるのは上手じゃなくて。「構われたら内心うれしいのにクールぶるところがそっくり」って指摘されて、自分でもちょっと分かるかもと思ってしまいました。

ノンノモデルになって挑戦することを恐れなくなった

井上和の井上和カバーガール特集モデルカット6-4

 そんなテトとのゆったりのんびりした日常や、好きなことをしてマイペースに過ごす休日があるから、お仕事も一生懸命頑張れます。アイドルとしての活動はもちろん、ノンノモデルとしての毎月の撮影もそうです。ノンノモデルになって、はや1年4か月。その期間を振り返って感じる一番の変化は、チャレンジができるようになったことです。ノンノは昔から愛読していて、フェミニンでキレイなお姉さんの雑誌というイメージがありました。(遠藤)さくらさんや他のモデルさんもみんな本当に可愛いな〜と思いながらページをめくっていたので、専属モデル決定のお話をいただいた時はとってもうれしかったのですが、少しだけ不安な気持ちもあって。というのも、私は読者の頃からノンノモデルになるまでずっとカジュアルな格好ばかりしていて、甘めのお洋服は似合わないだろうなと思い込んで、避けていたんです。だから、ノンノらしいテイストを着こなせるか、魅力的に見せられるか心配で……。だけど、撮影を何度も経験し、可愛らしい衣装やアクセサリーを身につけるなかで、ファンの方に褒めてもらえる機会も増えていって。自分でも“今回の撮影では新しい自分と出会えた”とか“こういうファッションって素敵、挑戦したいな”と思えるようになっていきました。メンバーにも「和って最近スカートをはくようになったよね」って驚かれています。

 モデルとしての自分は、まだまだだなと思うことだらけ。今でも撮影のたびに“大丈夫かな?”って心配にはなるけれど、誌面を見て先輩方のポージングをマネしながら研究したり、表情の練習を重ねたりするにつれて、前よりは表現の引き出しが増えてきたような気がしています。だから、カメラの前では不安な気持ちを隠すのが、少しだけ上手になったかもしれません(笑)。

さくらさんと表紙を飾れた一冊は大切な宝物です

井上和カバーガール特集モデルカット6-5

 ノンノモデルとして初めて登場した2024年6月号の加入にあたってのインタビューで、“いつかさくらさんと一緒にカバーを飾れたら! 叶うといいな♡”とお話ししていました。その夢が叶ったのが、2025年4月号。さくらさんと二人での雑誌撮影は、私が乃木坂46に加入して少したった頃にゲストとして登場したノンノのメイク企画(2022年11月号「きらめく、なぎさく」)以来、約2年半ぶりでした。ちなみに、そのメイク企画の撮影当日はもちろんなのですが、前日ですらめちゃくちゃ緊張してしまって、一睡もできないままスタジオへ向かったという苦い思い出が(笑)。
その時に比べると、初表紙撮影前夜は湯船に30分くらいつかり、シートマスクをして、朝もお風呂に入って、もう一回シートマスクをして、“よし、今日は頑張るぞ!”って気合いを入れて準備万端! ……だったはずが、“昔からずっと読んでいたノンノの表紙だ!”と思うと、やっぱりどうしても緊張してしまいました(笑)。でも、撮影中はさくらさんが隣にいてくださったので、とても心強かったです。さくらさんって、アイドルとしてもそうなんですけど、モデルとしても本当に魅力的な方。ノンノの誌面を見ていると、単純に私が好きだということを差し引いても、すごく惹きつけられるし、その場に立っているだけで絵になる人だなと思うんです。直接言葉で伝えるタイプではないけれど、表情もポージングも、私がどうしようって迷うと、率先してお手本を見せてくださって、あの日はいつも以上にたくさん引っ張っていただきました。私の家のリビングには、いつでも読みたいお気に入りの本だけを置いているスペースがあるんです。そこには、さくらさんがカバーを飾ったノンノのバックナンバーと一緒に、さくらさんと私の二人のカバーも並んでいます。

赤と白の表紙で、大好きな2色の思い出がまた増えた

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 今回、ソロ表紙のお話を聞いた時は、すごくびっくりしました。なぜなら、2025年4月号の時は、さくらさんのおかげで私もカバーガールを務めることができるんだという気持ちが大きかったから。いつかノンノの表紙を一人で飾ることができたらいいなとは思っていたけれど、私はアイドルとしてもモデルとしても未熟な部分が多すぎて、まだまだ立てる場所ではないと考えていたんです。でも、表紙が決まったことをファンの皆さんや家族に報告した時、きっととても喜んでもらえるだろうなって想像したら、すごくうれしくて。両親はノンノモデルとしての活動も応援してくれていて、母は最近、スマホのホーム画面を2025年7・8月合併号の雨女着回し企画(「雨女・にゃぎと晴れすぎ女・こさかなの着回し15days」)の赤いトップスを着た写真にしてくれているほど。

 表紙の撮影日が決まってからは、お肌のケアを頑張ったり、美容院にトリートメントに行ったり、ちょうどピラティスを始めたタイミングでもあったので週1〜2回教室に通ったりしてメンテナンスに力を入れました。撮影前日も美容院に行って、トリートメント以外にヘアカラーもオーダー。なぜかというと、「真夏の全国ツアー2025」のリハーサル期間に人生で初めて髪を染めてみたら、色が抜けやすかったみたいで、どんどん明るくなってしまって……。落ち着いた髪色に整えて、万全の状態で撮影に臨むことができました!

 表紙は、私の乃木坂46でのサイリウムカラーである赤と白の2パターンに。この2色は、グループに加入して以来、年々思い入れが強くなっている色。そして、表紙というだけでもありがたいのに、ソロ初というタイミングで2種類のカバーを出せることが、本当に光栄で、感謝の気持ちでいっぱいです。本誌の企画でも編み物やお料理といった私の好きなことに焦点を当ててくださって、ノンノ編集部の皆さんの愛を感じましたし、今回の表紙でまた一つ、赤と白にまつわる素敵な思い出が増えました♡

いつか5期生全員でノンノの表紙を飾ることが夢です

井上和カバーガール特集モデルカット6-7

 そんな大好きなノンノで、もしまたカバーガールを務めることができたら……。おこがましいのですが、私は乃木坂46の5期生でもあるので、5期生全員で表紙を飾ってみたいというのが、ノンノモデルになった時からのひそかな夢なんです。今年2月に後輩として6期生が加入して、同期だけでの活動は減ってきている分、私がノンノモデルの活動も頑張ることで、5期生全員で一緒に撮影する機会につながったらうれしいなと、勝手ながら思っています。

 ノンノモデルとしての一番の目標は、他のモデルの皆さんと並んで恥ずかしくない存在になること。先輩方と一緒のページに登場した、色をテーマにした企画(2025年6月号「あか抜けには〝色使い”が9割!」)は、今でも誌面を見るたびに刺激を受けます。ポージングに表情、お洋服の見せ方……。もっともっと成長していかなきゃって。それと同時に、“こんな貴重な経験ができるのはノンノモデルだからこそ”と気を引き締めています。先輩方の誌面やnon‐no webでの連載も、その方自身のことが深く知れる気がして、毎回楽しみに読んでいて。いつか自分の連載を持つことも大きな目標の一つです。

 私は、お洋服もメイクも大好き。撮影で身につけたアイテムが気になって購入したり、やってもらったヘアアレンジやメイクをマネしてみることもあります。いろいろな企画に出るたびにワクワクや発見があるので、これからも挑戦することを恐れず、新しい自分に出会っていきたいです。

井上和カバーガール特集モデルカット6-8

記念すべき和の初ソロ表紙
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non-no10月号通常版

 

 

non-no10月号増刊

 

※増刊のみ中面の特集の写真が異なります

2025年10月号掲載

Staff Credit

Model:Nagi Inoue Riri(M.Dogs/Cat Model) Photo:Kyosuke Azuma Hair & Makeup:Misuzu Mogi Styling:Yuri Kasahara Interview & Original Text:Yukiko Yoshikawa web direction:Manami Todoroki web design/Beeworks Co., Ltd

井上和カバーガール特集

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