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インタビュー
2025.10.02
田辺桃子さんと、ノンノモデル・横田真悠と林芽亜里がトリプル主演をつとめるドラマ『推しの殺人』が10月2日にスタート!! 『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリの受賞作がドラマ化されるということで、大きな注目を集めている今作。殺人の隠蔽という罪で繋がった3人に待ち受ける未来とは!? 3人が演じるアイドルグループ“ベイビー★スターライト”のルイ、テルマ、イズミや物語の魅力はもちろん、困難への対処法など、ざっくばらんに語ってもらいました!

[田辺さん]ジャケット ¥31900/styling/ ルミネ新宿1店(styling/) レーストップス ¥16500・キャミソール ¥9900・スカート ¥38500/MURRAL イヤーカフ ¥1980 GOLDY リング各¥3300/SUSU PRESS(Danae∴)
[横田さん]トップス¥33000・スカート¥26400/ PR01.TOKYO(BOCBOK) ネックレス¥265100(ittle emblem)・リング(右手)¥184800・リング(左手中指)¥104500・リング(左手人差し指)¥159500(e.m.)/e.m. 青山店
アイドルと殺人。対極にあることを演じる難しさとは?
――まずはそれぞれが演じた役について教えてください。
田辺 私が演じるルイは、過去に起きたある出来事がきっかけで感情をなくしてしまうんです。でも本当は自分の大切な人に対してものすごく愛情が深い子で、話を追うごとにそれが漏れ出てきます。
真悠 テルマは感情の起伏が激しくて、一見気の強そうな女の子。でも実は家庭での問題やいじめられた過去を抱えていて、それを隠し通したいというプライドが、強さという形で外に出てしまっているんです。
芽亜里 私の演じるイズミちゃんは、ベイビー★スターライトのセンターとして活躍しているのですが、本当は自分に自信がなくて、生きていた環境によって埋められない孤独を持っている女の子です。
――演じる上で難しかった点は?
田辺 気持ちを外に出すことが少ないけれど、心の中では色々な気持ちが渦巻いていると思うので、厳選した言葉で相手に何を届けたいのか、というのを考えながら演じるのが難しいです。気持ちの出し方を模索しながら演じています。
真悠 初のオール関西弁の役っていうのが私の中での挑戦! 今までの作品では怒った時だけ津軽弁になるって役はあったけど、全編通して方言というのはなかったので、ちゃんと喋れるか不安でいっぱいでした。
芽亜里 イズミちゃんはおっとりオドオドしているように見えて、実はすごくしっかり考えていて芯のある女の子なんです。そのバランスをうまく出せるように気をつけています。

――最初に脚本を読んだときの感想を教えて。
田辺 観客の1人として息をするのも忘れるくらいワクワクしながら読んだのを覚えています。伏線や仕掛けがたくさんあるので、共演者やスタッフの方とすり合わせをしながら進めていかないと、あれ?これってどうだったっけ?となることがいまだにあるんです(笑)。
真悠 普段は台本を読むのに結構時間がかかるのですが、これはあっという間に読めちゃいました。色々な話が同時に進んでいくので、頭の中で整理するのが大変なくらいの情報量! これが映像になったらすごく見応えがあるんじゃないかなと思うと同時に、演じるのは相当大変だろうなとも思いました(笑)。
芽亜里 私は小説を先に読んでいたので、脚本では小説とは違った展開が広がっていて、新鮮な気持ちで読みました。私たち3人が犯した殺人事件とは別に、未解決の連続殺人も起こるので、1つのドラマで2つの物語を見ているような感覚になりました。自分が演じるパート以外がどんな映像になるのかも楽しみです。
――撮影の舞台は大阪ですが、実際に大阪ロケをしてみてどうでしたか?
田辺 先日、ルイが1人で歩いていくシーンを大阪で撮影したのですが、風景だけでなく、道行く人も車の流れも街頭もすべてが東京とは違って、孤独を感じたんです。きっとルイもそう感じたんだろうなと思うし、役と自分の感情がリンクできて本当にいい体験でした。
真悠 私は東京で関西弁を喋っていても、異なる言語みたいな感覚でふわふわしていたのだけど、大阪に行ったら腑に落ちたというか。大阪に行ったことでテルマになれた気がしたので本当に行けてよかったです。
芽亜里 真悠さんと同じくイズミちゃんも関西弁を喋る役なので、本物の関西弁に触れることができてよかったです。見てくださる方に本物だって思ってもらえるように頑張ろうと改めて思いました。
ダンス練習で深まった3人の絆

――ベイビー★スターライトの3人は、殺人を犯したことで奇しくも結束力が高まるけれど、3人が撮影中に結束力が高まったと思える出来事は?
田辺 ダンスかな?
真悠 そうだね!
芽亜里 同じくです!
田辺 ドラマの撮影が始まる直前にダンス練習があり、そこで3人で初めて集まったんです。その後に3人の掛け合いのシーンからクランクインしたので、結束力が高まったんじゃないかなって思います。
芽亜里 練習のときに団結できたからこそ、実際の撮影でステージに立ったときにも、本当にこの3人でアイドルをやっているような感覚になれた気がしました。
真悠 ルイとテルマとイズミも、3人で練習した期間があってお客さんの前でパフォーマンスしていると思うので、それをインの前にできたことはすごくよかったなと思います。3人で本当にへとへとになりながら練習したし、撮影の合間にも振りの確認をしたりもして。それが3人の絆に繋がっているんじゃないかと思います。
――実際にアイドルを演じてみて感じたことは?
田辺 ルイは3人の中で1番アイドル熱がないんです。でも練習はちゃんとするし、本番でも任されたことはやり通す。自分が台本を読んだとき、こんなに冷めているのにどうしてそこまで頑張れるのだろう、早く辞めちゃえばいいのにと思ったくらい。でもルイとしてステージに立った時、2人のことを見守りたいのかなって感じたんです。みんなが思うアイドル像をまっとうできるのは2人への愛情でもあるのかなと思いました。
真悠 私は普段からK-POPアイドルや可愛い女の子が大好きでよく見ていて、陰ですごく頑張っている時間があるってことは想像していたけれど、実際に演じることでよりリアルに感じることができました。努力すればするだけ、みんなでてっぺん目指したいなって気持ちが強くなるんだなって思いながら、アイドルという役と向き合っている感じです。
芽亜里 今回、グループのセンターを演じて、改めてアイドルってすごいパワーのいるお仕事だなと実感しました。どんなに自信がなくてもステージに立ったらそれを見せないように振る舞えるイズミちゃんはすごいと思います。それからステージに立ってみて、アイドルは推してくださるファンの方がいて成立することだというのも実感しました。
殺人の演技ってどのように気持ちを作っていくの?

――殺人”というセンセーショナルな題材がストーリーの中心にありますが、実生活では絶対に体験できないこと。どのように想像を膨らまし、演技へと落とし込んだの?
田辺 キャラクターと自分自身との共通点を探すことから始めています。1つでもあれば一気に心の距離が縮まるので。ルイに関して言うと、言葉を選んで話すところかな。その流れで殺人に関しても気持ちの起源を探っていくんです。どこで壊れてしまったのか、何が原因でそうなってしまったのかがわかると、理解できなくても共感できる部分が見つかります。
真悠 本物ではないけれど、殺人現場を目の当たりにして自分が感じた感情をリアルに出せるようにと思っています。役に入ってしまうとそれが現実として受け入れられるんです。
芽亜里 私も真悠さんと同じように現場で作っていきました。撮影に入る前に色々と想像はして行きましたが、実際に演じてみて、自然に声が出てしまう感覚は初めてでした。
――ベイビー★スターライトの3人は、実生活では様々な悩みを抱えています。実生活で悩んだときに立ち直る方法はある?
田辺 1日丸ごと、自分を上げることだけをするようにする! 辛いことや嫌なことに1日を支配されるのが嫌だから、今日はもう無理だなって思ったら、明日でいいことは全部明日やることにして、行ってみたかったご飯屋さんに行ったり、マッサージに行ったりします。
真悠 私はとことん落ち込んじゃいますね。そもそもインドア派っていうのもあるんですけど、家でずっとそのことを考えちゃう。内容によっては誰かに相談したりもするけれど、無理に解決しようとすることはなく、ずっと考え続けてるかも。
田辺 それは晴れることはあるの?
真悠 うん。ずっと考えてたらいつか解決するから(笑)。
芽亜里 私はまだ自分にとってベストな解決法が見つかってないので、今やってることをお話しします!
田辺 マジメで可愛い(笑)。
芽亜里 (照)。今までは自分の中で抱え込んでしまうことが多かったのですが、共有することでラクになるってことに気づいてからは、寄り添ってくれる人に相談したり、相談しずらいことは紙に書いたりしています。自分の心だけに閉じ込めないのが大事なのかなって。
田辺 私もよく紙に書いてる!
真悠 へー。今度私もやってみようかな。

――最後にどんな点に注目して観るとより楽しめるか教えて!
田辺 何か後戻りができないことが起きてしまったとき、それでも前を向いて進もうとする姿が、私にはすごく美しく映りました。ノンノ読者の皆さんには、同世代として自分だったらどうするかという視点で見ても楽しいと思います。何よりも3人の強い意思と覚悟をみなさんに見てもらいたいです。
芽亜里 1つの物事に対しても、三者三様のリアクションや動きがあるので、自分はこのタイプだなと思って観るのもいいし、自分の中になかった考え方なんかを見つけていいなと思ったものは自分にプラスしてみるのもいいと思います。それから3人のお洋服もキャラクター性が出ているで、あわせて注目してみても楽しいかもしれません。
真悠 最初はギスギスしていた3人が、殺人をきっかけに色々なことを乗り越えて、様々な感情が芽生えていくさまを見てほしいです。実際にこの撮影で久しぶりに桃ちゃん(田辺さん)に会えて嬉しかったし、テルマがルイに頼るように、横田真悠としてもセブンティーンのころと変わらず無意識に桃ちゃんに頼っちゃうところもあったりして(笑)。芽亜里ちゃんも本当に可愛い妹みたいなところもあるし。ベイビー★スターライトの3人と実生活での私たちの関係は重なる部分も多いし、周りの人を思って大切にしていく気持ちはすごく素敵なことだと思うので、このドラマが周りの人を大切にするきっかけになったらいいなと思います。
Information

大阪で活動する問題山積みの3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバーたち。彼女たちは“殺人”という罪を犯してしまうが、それを隠蔽してステージに立ち続けようと誓う。次々と襲うピンチ、それぞれが抱える壮絶な過去、そして「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていく…。彼女たちに待ち受けるのは栄光か破滅か!? 人生と命を懸けたスリリングサスペンス! 読売テレビ・日本テレビ系にて10月2日(木)スタート。毎週木曜23時59分より放送。
田辺桃子さんのProfile

俳優
田辺桃子さんのプロフィール
俳優
1999年8月21日生まれ、神奈川県出身。数多くのドラマや映画に出演。近作は『海老だって鯛が釣りたい』や『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』など。
横田真悠さんのProfile

モデル・俳優・タレント
1999年6月30日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル。朝の情報番組『ラヴィット!』木曜レギュラーや、バラエティ番組『世界の果てまで行ってQ』の出川ガールズとしても活躍。
林芽亜里さんのProfile

モデル・俳優
2005年11月5日生まれ、石川県出身。ノンノ専属モデル。11月5日に『anniversary calendar photobook 2026』が発売。大阪、東京、オンラインでイベント開催も決定。
<SHOP LIST>
ALM. http://almofficial.com
e.m. 青山店 03-6712-6797
GOLDY 0120-390-705
SUSU PRESS 03-6721-1341
styling/ ルミネ新宿1店 03-6302-0213
PR01.TOKYO 03-5774-1408
MURRAL 03-6421-0963
Staff Credit
撮影/斎藤大嗣 ヘア&メイク/小原梨奈(田辺さん) 北原 果(KiKi inc.・真悠) 鈴木海希子(芽亜里) スタイリスト/川地大介(田辺さん) 齋藤ミク(真悠) 加藤千尋(芽亜里)

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