インタビュー

箱根駅伝の魅力や走る楽しさをトーク! 太田蒼生選手&平林清澄選手&井上咲楽さんがアディダスのイベントに登場

2025.11.29

左から太田蒼生選手、平林清澄選手、井上咲楽さん
画像提供:アディダス ジャパン

新年を彩る大学対抗の「箱根駅伝」がもうすぐやってくる! 駅伝を盛り上げるアディダス ジャパンのイベント「ADIDAS EKIDEN DAY」に青山学院大学出身の太田蒼生選手、國學院大學出身の平林清澄選手、数々のマラソン大会に出場し好成績を収める井上咲楽さんが登壇! 11月28日(金)から発売する駅伝コレクション、晴れた日の青々とした富士山からインスパイアされたソーラーブルーのランニングシューズやウェアを着用した爽やかな姿で会場に。夢の大舞台を駆け抜けた箱根ランナーからみる駅伝の魅力、走ることを“かっこよくおしゃれに”楽しむ方法についてもトーク。これを読めば箱根駅伝や走ることの魅力にもっと気づけるはず!

大学卒業後も、プロのランナーとして活躍し続ける太田選手と平林選手。環境の変化を感じた一年

画像提供:アディダス ジャパン

2025年の箱根駅伝を盛り上げた青山学院大学OBの太田蒼生選手、國學院大學OBの平林清澄選手。今春大学を卒業し社会人1年目のお2人が一年を振り返りました。

現在はGMOインターネットグループに所属し、プロランナーとして活動する太田選手は「学生の時のようにチームでがっつり練習することがなくなったので、いろいろ壁にぶつかった1年、たくさんやるべきことも見えてきた1年」と語りました。

東日本実業団対抗駅伝にて所属するロジスティードのチームを初優勝に導き、母校の國學院大學でも練習に励んでいる平林選手は「同じ駅伝でも、大学駅伝と実業団駅伝では自分の中における駅伝の立場が変わったなとものすごく感じています。その中で自分たちが目指すマラソンに向けてどうしていくのか、僕自身はまだ見えてないところもあります。母校の大学で練習していながらも、最初は環境の変化に苦しみましたが、今はそれはそれで楽しめています」と振り返りました。

「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」のランニングシューズを履いてみての感想は?

画像提供:アディダス ジャパン

駅伝シーズンに向けたコレクション「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」のウェアやシューズを着用して登壇した3人。世界の主要レースや国内駅伝での記録更新に貢献してきたレーシングモデル「ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロ アディオス プロ 4)」を着用した太田選手は「クッション性と反発性が強めという印象で、特にポイント練習やスピードの速い練習で使いやすいです。一つの武器になるかなと思います」とコメント。

ADIZERO ADIOS PRO 4
画像提供:アディダス ジャパン

スピードに乗りやすいショートレース用モデル「ADIZERO TAKUMI SEN 11(アディゼロ タクミ セン 11)」を着用、自身を“タクミラバー”と語る平林選手は「最新作のADIZERO TAKUMI SEN 11は、前モデルの10からクッションなどにおいて進化をかなり感じます。EKIDEN COLLECTIONの青のカラーリングって、箱根駅伝の大手町のスタートに選手がバッと並んだ時にすごく映えるんじゃないかなと思います」とシューズの鮮やかな青の魅力にもふれました。

ADIZERO TAKUMI SEN 11
画像提供:アディダス ジャパン

フルマラソンでは3時間20分50秒という自己記録を持ち、ランニングを楽しむ女性たちの憧れの的になっている井上咲楽さん。「ADIZERO ADIOS PRO 4」をレースでも着用されているという井上さんは「市民ランナーの私にとってもADIOS PRO 4はベスト記録につれていってくれた、速く走れるシューズです。ADIOS PRO 4を何足履いたかわからないぐらいに、ここ数年ずっと愛用しています」と話し、「市民ランナーで走り始めた人でも、いっぱい走っている人でも、太田選手や平林選手のようなプロの方を見て、“こういう風に走ろう”とか“あのシューズいいな”って自分との共通点を見つけるのも走る楽しさの一つかなと思います」とプロの選手と同じシューズを履いて自分も本気のレースに挑めるうれしさを語りました。

平林選手も井上さんもシューズやウェアのデザイン性を重視! 走る姿もかっこよくおしゃれでいたい

井上咲楽さん
画像提供:アディダス ジャパン

ランニングシューズのカラーやデザイン性も重視するか、という問いに対して井上さんは「カラーやデザインはめちゃくちゃ大事にしています。アディダスさんのアンバサダーを務めさせていただいているぶん、走り始めてくれる人が一人でも増えたらいいなと思っています。そんな中、テレビ番組の収録時にスタッフさんがADIZEROシリーズのシューズを履いていて“井上さんが履いているのを見て買ってみました”とおっしゃっていたんですよ。それが本当にうれしくって、かっこよく履くって大事なんだなとハッとさせられました」と話し、うなずきながら平林選手も「僕らも見られている意識はありますし、せっかく走るならおしゃれに走りたいじゃないですか! 僕は派手なものが好きなので、上下とも黄緑着てみたり、青を着てみたりしています。駅伝コレクションではシューズからアパレルも一式出るので、市民ランナーのみなさんもぜひそろえていただいて! それぐらいおしゃれに着こなしてほしいです」と続けました。ランニングウェアでかっこよくおしゃれなコーディネートを楽しみたい!

プロランナー、市民ランナー、それぞれの立場で走り続ける3人。走り始めたきっかけは?

太田蒼生選手
画像提供:アディダス ジャパン

箱根駅伝では、青山学院大学の選手として4年連続往路の主要区間を出走された太田選手は陸上を本格的に始めたのは中学2年生のころで、それまではサッカーに取り組んでいたそう。「W杯を狙っていたけど、無理だなって思っちゃって、オリンピックに出られる競技はなんだろうと考えた時に陸上だった。走り始めた時から目標に箱根もあって区間賞をとりたいと思っていた」と大きな目標を掲げ常に上を目指す太田選手に、平林選手も驚き。平林選手は小学校1年生の時に参加した地元・福井県のファミリーランが初めてのレースだったとか。「その大会に出場すれば選手宣誓ができると聞いて、どうしてもそれがしたくて。お父さんと一緒に親子ランの部で走りました。それから中学駅伝、次は高校駅伝で全国大会に出場したい、その次は箱根駅伝に出たい、この先はマラソンという風に順番に進んできました」と明かし、年齢に合わせて着実にステップアップし、努力してきたことがうかがえます。

画像提供:アディダス ジャパン

井上さんは小学校の時、体力テストに用いられていたシャトルランで走る楽しさに目覚めたそう! 20mを電子音に合わせて往復する体力測定は、ノンノ世代も経験があるはず。「小さい時からテレビに出たいみたいな欲があったけど、クラスでは鬼陰キャすぎて目立てなかったんですよ。何か目立てる方法ないかなと考えた時、シャトルランなら脱落形式で(走り続けられれば)みんなが応援してくれることに気づいた。シャトルランに向けて1年練習していました」とシャトルラン愛を語りました。周りから注目を浴びられるということが、ランニングのモチベーションをアップしてくれるよう!

箱根走者が見た景色、沿道の応援の力。大学でのみんなの反応は!?

井上さんから、太田選手と平林選手に箱根駅伝という大舞台を走ってみてどんな感想をもったかという質問が。太田選手は「今までのなかで一番気持ちよかった。すごく景色もきれいで、あんな体験ってほかにはなかなかできないんじゃないかっていうぐらい高揚感がありますね」、平林選手は「沿道の人の数が本当にすごいです。沿道に近ければ近いほどもう耳が破れるくらい、それぐらい“うわ~~~!”っていう声が聞こえるので、応援の力をすごく感じます。また、チームでタスキをつなぐこと、チームで取り組むということを4年間で学ばせていただきました。出走選手10人の結果もありますけど、それ以上に1年間同じ釜の飯を食べ、常に一緒に生活している男たちのドラマが、あの箱根駅伝の感動を呼んでいるのだと思います」と箱根駅伝の魅力を熱く語りました。

平林清澄選手
画像提供:アディダス ジャパン

また井上さんから「箱根駅伝が終わった後、学校に行ったらどうなるの!? 」と気になる質問! 太田選手は「学校ではド陰キャみたいな感じだったので、教室の端っこにいて声をかけられたら“(控えめな感じで)ありがとうございます”と答えていました。声をかけられるのがすごくうれしいんですけど、僕もドキドキしちゃいますね」と周りは大盛り上がりではなかったと話し、同感した平林選手も「僕は少人数クラスのメンバーはめっちゃ応援してくれたのですが……。大学の中となると、あっ気づかれているなという視線は感じるんですけど、あまり声はかけられなかったですね(笑)。内心、声をかけてくれないかなと思っていました」とちょっぴり悔しげでした。

箱根駅伝に関するクイズ!

箱根駅伝にまつわる3つのクイズに挑戦! この記事を読んでいる方も、正解を予想してみて。

【一問目】日本で競技として最初の駅伝が開催されたのは1917年の東海道駅伝徒歩競争といわれています。当時の走行距離は何kmだったでしょうか。

選択肢A:約50㎞ B:約200km C:約500㎞



太田選手、平林選手ともにC:約500㎞、井上さんはA:約50㎞と予想。

画像提供:アディダス ジャパン

正解は……

C:約500㎞

関西組と関東組の2チームに分かれて、京都から東京・上野までの約500kmを23区間に分け、昼夜問わず走り継いだといいます。

【二問目】駅伝のルールとして定められているもので間違っているものはどれでしょうか。

選択肢A:タスキは中継線の手前から投げ出してはならない 
B:タスキは必ず上半身に身につけなければならない 
C:タスキは布製でなければならない



こちらは全員B:タスキは必ず上半身に身につけなければならないを選択。太田選手は「タスキは必ず肩にかけないといけないんです」と自信をもって回答。

画像提供:アディダス ジャパン

間違っているものは……

B:タスキは必ず上半身に身につけなければならない

タスキは肩からななめにかけてワキの下にかけるのがルール!

【三問目】新年に行われる駅伝、実業団対抗の「ニューイヤー駅伝」(1月1日)、大学対抗の「箱根駅伝」(1月2日・3日)の3日間で沿道から選手に声援をおくる人の合計人数は?

選択肢A:約30万人 B:約80万人 C:約150万人



画像提供:アディダス ジャパン

「約30万人でもめちゃくちゃ多いですよ」と話し太田選手はA、「150万人くらい応援の人がいてほしい」と願いを込めて平林選手はC、井上さんはBをチョイス。

正解は……

C:約150万人

新年のビックイベント「箱根駅伝」には、多くの観客がつめかけています。2026年もランナーを全力で応援しよう!

太田選手、平林選手から箱根駅伝を走る後輩にメッセージ

本当にかけがえのないイベントになると思うので、みなさんが楽しんで頑張ってくれたらいいなと思っています。僕も全力で楽しんで頑張ったので、みなさんも優勝を目標に頑張ってください!

太田選手

箱根駅伝は出走できる回数が限られていますので、4年生は最後になると思います。何回も何回も走れる舞台ではないので、その1回1回、1歩1歩をかみしめて僕とか太田くんが見ていたような景色を見に行ってほしい。いい結果をだせるように前日(2026年1月1日のニューイヤー駅伝)は僕らが頑張ります。

平林選手

箱根駅伝の魅力にふれた井上さんは「来年の駅伝が今まで以上に楽しみです。駅伝をテレビや現地で見ていると……みなさんもわかると思うんですけど、ちょっと走りたくなっちゃうじゃないですか! 走っている人を見ていると、自分も今すぐ走り出したいって感化されると思います。ぜひみなさんも自分の好きなシューズやウェアを手に入れて、楽しくランニング生活しながら駅伝も楽しんでほしいなと思います」と締めくくり。

大学生のノンノ読者と同世代の選手が駆け抜ける箱根駅伝。2026年はどんな感動が待っているのか!? 母校の応援はもちろん、どの大学が優勝を手にするか予想しながら駅伝をもっともっと盛り上げよう!

「ADIZERO EKIDEN COLLECTION(アディゼロ エキデン コレクション)」

駅伝シーズンに向けた包括的なランニングコレクション「ADIZERO EKIDEN COLLECTION(アディゼロ エキデン コレクション)」を、2025年11月28日(金)より発売。日々のトレーニングからレース本番まで、速さに挑戦し続けるランナーを支える全9種のシューズをラインアップ。そしてアパレルには、ランニングジャケットやTシャツ、ウィンドパンツなど、エリートランナーの毎日をサポートする高機能ランニングウェアを展開します。

アディゼロ内最軽量トレーニングシューズ「ADIZERO EVO SL WOVEN」に注目

アディゼロシリーズ内最軽量トレーニングシューズ「ADIZERO EVO SL(アディゼロ エヴォ エスエル)」がアップデートされた「ADIZERO EVO SL WOVEN(アディゼロ エヴォ エスエル ウーブン)」が登場。新たに開発されたウーブンアッパー素材が、優れた伸縮性と快適なフィット感を提供。必要な部分に補強を施し、足のブレを抑えて安定した走りをサポート。アディダスが誇る高度なテクノロジーと先端的なデザインで、今までにない快適なランニングを提供する一足です。

・品番:JR2023(M)、JR4729(W)
・カラー:ソーラーブルー/シルバーメタリック/ルシッドレッド
・販売価格:19,800円(税込)

レディースアパレルアイテムを紹介

レディースのアパレルアイテムは淡いブルーカラー「クリスタルスカイ」で展開し、女性も可愛らしく着られる!

ADIZERO HE JK(アディゼロ 駅伝 ランニング ジャケット)

価格:15,400円(税込)

ADIZERO HE LS(アディゼロ 駅伝 ランニング長袖Tシャツ)

価格:7,700円(税込)

ADIZERO HE TE(アディゼロ駅伝ランニングTシャツ)

価格:6,050円(税込)

ADIZERO HE PT(アディゼロ 駅伝 ランニング パンツ)

価格:11,550円(税込)

ADIZERO HE ST(アディゼロ 駅伝 ランニングショーツ)

価格:8,470円(税込)

Staff Credit

取材・文/松島芽生

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