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インタビュー
2026.02.11
駆け抜けた日々が、
今の自分の背中を押してくれてる!
私が20歳の時に考えていたこと
第一線で活躍している4人の先輩たちは、non-no読者と同世代だった頃に何を考えて、どう前へ進んできたのか。がむしゃらに、それでも自分らしく突き進んだ人生の中に自分らしく生きるためのヒントがたくさん!
テレビ朝日アナウンサー
弘中綾香さん(34歳)
Profile
●ひろなか あやか 神奈川県出身。2013年にテレビ朝日に入社し、アナウンス部に所属。数々の人気番組に出演するほか、雑誌での執筆活動など幅広く活躍している。産休育休について自身の思いをつづった著書『たぶん、ターニングポイント』(朝日新聞出版)が発売中。

ジャケット¥15358/HANA SHOWROOM(ロゼ フランツ) トップス¥7990/H&Mカスタマーサービス(エイチ・アンド・エム) リング¥3850/サンポークリエイト(mimi33)
大学生活は最後の青春。自分のやりたいことに正直に時間を費やしました
"この時間が私の最後の青春"。と思い、何か特別なことを成し遂げるよりも自分の時間を大切にしていたのが20歳、大学2年生の頃でした。卒業後はどこかの企業に就職して忙しく働いていくんだろうなというのは周りの大人を見ても明らかで、私もそれを受け入れていたというか。だから、自由に過ごせるのは大学生が最後で、なんでもやってみようと好奇心旺盛に活動した時期でもありました。"就職してバリバリ働くぞ"と考えはしても、職種までは決めていなくて。気になったアルバイトに応募したり、友達と海外旅行をしたり、自分のしたいことに気ままに時間を費やしていた気がします。
私がテレビ朝日のアナウンサー試験を受けたのは、一つ上の先輩が受けていたから。その方が就活について話していた際「アナウンサー試験対策してなかった俺でもテレ朝は最終まで残った。いい経験になるし、記念に受けたほうがいい!」と熱弁していて。だから挑戦してみたという何げない理由でした。
就職活動を始めて悩みのタネになったのが"特徴のない人生"ということ。部活動で主将をやっていたわけでも留学経験があったわけでもないので、自分の長所・短所やこれまでの年表を整理するなかでふと"私は何をアピールしたらいいんだろう"と思ったんです。でも、自己分析を突き詰めていくにつれ、"組織の中にリーダーばかりいてもしょうがないよな"と思ったり、自分のできることに真摯に取り組む姿勢こそすべての仕事の基本だなと、"私のポジション"に納得できるように。これは実際に就職した今でも実感を持ってそうだと言えます。当たり前のことをちゃんとやれることが何よりも大切で、少しずつ周りの信頼を積み上げていくのが仕事。大きなプロジェクトを任せられたり、リーダーになったりするための一番の近道だと常々思っています。
20歳の頃と今の私は根本的には変わっていません。年齢を重ねて環境の変化はあっても"なんとかなる"の精神や"自分の特性を生かせる場所で生きていきたい"という考え方は同じ。アナウンサーという職に就くとは思ってもいなかったですが、だからこそ"私の得意なことが生かせている"と思う瞬間は多くて。その場を俯瞰してみたり、全体のバランスをとるのが得意ということは、アナウンサーになったから気づけたことです。想定外の職種に飛び込んだことは結果的には正解だったし、そうでなければ見えなかった景色もたくさん。自分に合う合わないを決めすぎず好奇心旺盛に、気持ちの赴くままに楽しんでください!

大学の友人がアメリカに留学する前のお見送り会で。友人とは今でも素直に言葉を交わせて、大学に行ってよかったと思う理由の一つ。

成人式の時に中学の同級生と撮った写真です。この時は誰も私がアナウンサーになるなんて想像すらしていなかったと思います(笑)。
【 20歳のノンノ読者に贈る言葉 】
"画面越しに見る"だけじゃなく、経験してみたら?
今はすべての情報がSNS中心になっていて、経験していなくてもやった気になることが増えていると思うんです。直接自分の目で見て触れることでしか得られないものもあると思うので、実際の経験で率直に感じたことを大切にしてほしいです。
2026年3月号掲載
Staff Credit
撮影/野田若葉(TRON) ヘア&メイク/Rina(本田さん) 徳永舞(BEAUTRIUM・熊元さん) 野口由佳(ROI・弘中さん) スタイリスト/コギソマナ(io・本田さん) 関敏明(熊元さん) 辻村真理(弘中さん) 取材・原文/上村祐子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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