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映画&ドラマ&舞台
2026.03.13
凛としたまなざしの先に見つめるもの
山田杏奈の“むこうがわ”
大ヒットマンガ『ゴールデンカムイ』の実写映画第2弾で、前作に引き続き澄んだ瞳が印象的な少女・アシリパを演じた山田杏奈さん。俳優として見つけた新たな表現や、25歳の今とこれからに迫りました。

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アシリパはたくさんの挑戦や新たな自分の表情を引き出してくれた役です
『ゴールデンカムイ』は、"アシリパ"という一つの役を長く演じさせていただいた初めての作品。アクションやシリアスな部分だけでなくコミカルな要素も魅力的な作品で、俳優としての新しい表現をたくさん教えてもらった役だと感じています。2024年公開の前作から約2年越しの撮影でしたが、あの衣装を着てロケ場所の山へと移動していくにつれ、自然とアシリパを思い出すことができました。本作で新たな挑戦となったのは、"感情"の部分。アシリパがずっと捜している父を殺害した"のっぺら坊"の真相に迫り、後半にかけて怒濤の展開が待ち受けているので、原作マンガを読み返したり、監督と納得がいくまで相談しながら丁寧に撮影していきました。今作でのアシリパは、"先に進むための選択"を迫られる瞬間がとても多いんです。山﨑賢人さん演じる杉元に「どうする、アシリパさん?」と聞かれて真剣に考えている時の表情は、自分でも"カッコいい!"と思えるほど素敵に撮っていただいていました。自分自身がアシリパとして、ちゃんと彼女の顔になれていると思えた印象的なシーンの一つです。
10代後半と25歳の私、プライベートにも変化を感じています

1月に25歳になりました。10代後半の頃と比べると、やはり変わった部分が多くて。たとえば"食"の面では、野菜だけのお料理を楽しめるようになりました。生の大根やカブをレモンや塩のみでシンプルに味つけして、素材そのもののよさを味わうのが好き。内面も少し変化していて、10代の時は怒ったり、落ち込んだり感情の変化が大きかったのですが、今は"自分にできることとできないこと"の線引きをして、無理をしすぎないことを大切にしています。気持ちが穏やかになったかな。
経験を積んだ先で、"久しぶり!"が言いたい

20代の今お仕事を共にしている方と、将来、年齢を重ねてから再びご一緒するのが夢の一つ。先輩の役者さんが現場で「久しぶりだね、元気? あれから何年たったの?」と言葉を交わす光景がとても素敵で。私もそんな再会ができるような人や作品との出会いをしていきたいです。そして25歳の私が個人として大事にしたいのは、"健康"を意識すること。しっかり運動しなきゃと思っていますが、結局何も始めていなくて。ひとまずピラティスの初回体験に行くことを今年の目標にしたいです(笑)。
おうちでの姿は皆さんのイメージとは少し違うかも

お仕事でお会いする方には"しっかりしている"と言っていただくことも多いのですが、オフの私はかなりルーズ(笑)。家に帰ったら真っ先にソファに向かい、寝転がりながらスマホ片手にゴロゴロダラダラ……。すぐにお風呂に入ったほうが楽だと分かっているのに後回しにしてシャワーだけ手短にすませたり、"次の日でいいか……"と諦めそうになる夜も(笑)。でも、ソファでの寝落ちは一度もしたことがありません!
何度も見返して幸せな気持ちになる。そんな自分を初めて知った作品

今年1月についに完結した配信ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、何度も見返すくらい夢中になった作品。新シリーズが始まるたび、これまで配信された分を再履修していたし、舞台裏の映像までチェックするほど大好きでした。毎話楽しみだったので少し寂しいですが、それよりも"ラストまで熱狂させてくれてありがとう"の気持ちのほうが大きくて。作品への熱量を高く持ち続けたまま最後まで見守れた経験を、とても幸せに感じます。

舞台は鉄壁の要塞といわれる"網走監獄"。そこには、かつて金塊を奪い、アシリパの父を殺害したとされる"のっぺら坊"が収監されているというが……。莫大な埋蔵金を巡る謎と、壮絶な戦いを描く実写映画第2弾。●3月13日(金)より全国公開
PROFILE
●やまだ あんな 2001年1月8日生まれ、埼玉県出身。2013年に俳優デビュー。2025年には第48回 日本アカデミー賞で優秀助演女優賞、新人俳優賞をW受賞。主演映画『NEW GROUP』が2026年公開予定。
2026年4月号掲載
Staff Credit
撮影/野田若葉(TRON) ヘア&メイク/菅長ふみ スタイリスト/中井彩乃 取材・原文/上村祐子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス