音楽

【 #BTS 】世界中が待ちわびた、完全体でのカムバックステージ『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』をレポ!

2026.03.23

7人でのカムバックを果たしたBTS
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

3月20日(金)、The 5th Album ‘ARIRANG’で約3年9カ月ぶりに7人完全体でのカムバックをはたしたBTS。アルバムのリリースを記念して、3月21日(土)午後8時から韓国ソウル・光化門(クァンファムン)広場一帯でカムバックステージとなる『BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG』が行われました。世界中が待ち望んだ奇跡のような瞬間をレポートします!

韓国の最も歴史的な場所に7人の王が帰還!

ステージに登場し、オーラを放つBTS
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

The 5th Album ‘ARIRANG’に込めるメッセージについて幾度も熟考を重ねたメンバー7人が出した答えは、BTSの出発点、つまり“韓国から始まったグループ”というアイデンティティ。その想いが象徴されているかのように、彼らがカムバックステージの場所に選んだのは韓国のソウル中心部に位置する光化門広場。一帯では、この日の1時間の公演のためだけに1週間近くかけて特設ステージが設営され、本番が始まる前からスケールは規格外!

開演時刻の午後8時、そのステージ上に並んだダンサーたちが少し歩を進めてから左右に分かれると、後ろから現れたのは待ちに待ったBTS! 光化門をバックに立っているだけでオーラがあふれ出すその姿は、まさしく王の帰還。近づいてきたカメラに向かってRMさんが「アンニョン SEOUL,We’re back」と言った次の瞬間『Body to Body』のイントロが流れ始め、ARMY(BTSファンの呼称)からは悲鳴のような大歓声が上がります。カメラが客席を映し出すと、そこには涙を流しているARMYや海外から駆けつけた多くのARMYの姿。さらに、カメラがズームアウトすると、ステージの辺り一面をARMYが埋め尽くし、光化門広場全体がコンサート会場になっているという見たことのない光景が広がっていました。

Hooliganのパフォーマンス
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

2曲目に用意されていたのは、Jinさんが黒いマスクをかぶり、同じマスク姿のダンサーたちを従えたj-hopeさんの激しいラップで始まった『Hooligan』。そこへJung Kookさんの甘い歌声が続いたかと思えば、再びRMさんのラップへ。ボーカルラインとラップラインの掛け合いがこれぞBTSという1曲です。最大限にそぎ落とされたシンプルなサウンドに7人それぞれの個性あふれるボーカルが重なる『2.0』まで3曲をノンストップで披露すると、リーダーであるRMさんの「4年ぶりに挨拶します」という合図で「せーの、バンタン! こんにちは、BTSです!」と声をそろえておなじみの挨拶をしたあと、ひとりひとりから韓国語と英語でコメントが。

Jin 僕たちがグループで集まったのは数年前、釜山コンサートで「僕たちを待っていてほしい」と伝えたことが今でも鮮明に記憶に残っています。来てくださって、ありがとうございます。実は、今日この場所に立つまで不安も多かったんです。こうしてまた皆さんに会うことができて、本当にうれしいですし、幸せです。

Jimin ARMYの皆さん、ついに会えました! 皆さんの前でこうして話せることが本当に感激ですし、7人でこうして皆さんに会えて本当に幸せです。会いたかったです。今日ここ光化門広場を埋め尽くしてくださるとは想像しなかったのですが、こうしてまたお会いすることができて本当に幸せです。

SUGA 韓国で最も歴史的な場所である光化門でパフォーマンスができること、本当に光栄です。特に今回のアルバムには僕たちのアイデンティティを込めたいと思いました。なので、 ‘ARIRANG’をタイトルに決め、その想いを込めて光化門でステージを披露することになりました。ありがとうございます。

V SUGAさんが言ったように、このような特別な場所でカムバックすることができ、感慨深いです。遠くから光化門まで足を運んでくださったARMYの皆さん、そしてNetflixを通じて世界中で視聴してくださっている皆さん。僕たちも本当に待っていました。皆さんがどこにいても、今日僕たちの想いがNetflix、光化門から全世界に伝わることを願っています。

j-hope I can’t believe the seven of us are all standing together on this stage today.We know it’s been a long wait…ARMY,thank you for waiting for us. (今日僕たち7人がこのステージに一緒に立っているなんて信じられません。長い間お待たせしましたよね……。ARMY、待っていてくれてありがとう)

Jung Kook We’ve prepared something special foy tonight.We’ll do our best to give everything we’ve got.Stay tuned!(今夜のために特別なものを準備しました。僕たちのすべてをお見せできるよう全力でお届けします。どうぞお楽しみに!)

RM Seriously,look at this.There’s so many of you! To everyone here and everyone watching on Netflix around the world,thank you for joining us tonight.It’s been a long journey,but we’re finally here.(本当に、見てください。こんなにたくさんの方が! ここにいる皆さんも、世界中でNetflixを見ている皆さんも、今夜を共にしてくれてありがとうございます。長い道のりでしたが、ようやくたどり着きました)

Butterのパフォーマンス
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

すると、ここである曲のイントロが流れ始め、「お、なんか曲が聞こえてきたよ」とJiminさん。「照明も黄色くなったしね」とj-hopeさんが続き、「ARMYの皆さんがとても好きだった曲のような…」と再びJiminさん。そしてJung Kookさんが歌い始めたのは、2021年にリリースされ世界中を席捲した『Butter』。ステージ上を歩きまわったり飛び跳ねたりしながらのパフォーマンスに加え、間奏ではこの日ケガのために動きを制限してイスに座っていたRMさんを6人が囲んでワチャワチャする微笑ましいシーンも。ラストは、横一列に並んでおなじみのキャッチーなダンス! パフォーマンスにもビジュアルにもよりいっそう磨きがかかった7人による1曲に胸が熱くなった瞬間でした。

Mic Dropのパフォーマンス
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

続けて『MIC Drop』で会場をさらに熱く盛り上げたあとは、ARMYに向かって「皆さん、寒くないですか? 大丈夫ですか?」と呼びかけるJiminさん。Jung Kookさんも「皆さん、風邪引いたらダメですよ」と言葉をかけ、衣装姿の自分たちのほうが絶対に寒いはずなのに、ARMYの心配をしてくれるメンバーの優しさにほっこり♡ 

人生という荒波の中を泳ぎ、新たなチャプターへ――

SWIMパフォーマンス中の会場の様子
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
NORMALのパフォーマンス
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

セットリストの中盤に用意されていたのは、The 5th Album ‘ARIRANG’のタイトル曲『SWIM』。人生という荒波の中でも立ち止まることなく進み続ける姿勢を歌ったこの1曲は、楽曲もさることながら、静けさをいかしたダンスが印象的。まるで水の中をたゆたうようなゆったりとした動きが観客を曲の世界により引き込んでいきます。『Like Animals』はステージ上の階段とイスに座って歌い上げ、『NORMAL』にのせて平凡な日常への想いをARMYに語りかけるように届けた7人。その後のMCでj-hopeさんが「『NORMAL』は僕が大好きな曲なので特別です」と語ると、それぞれが好きなアルバム収録曲を紹介する流れに。Jung Kookさんは『FYA』、Jinさんは『Into the Sun』、Jiminさんは『they don’t know ‘bout us』、SUGAさんは『Body to Body』を選び、RMさんは「僕はしょっちゅう変わるんです。午前中は『Body to Body』だったけど、今は『Like Animals』に変わりました」と独自のチョイス。次にj-hopeさんが「Vさんは言いましたか?」と話を振ると、そこにはRMさんのために用意されたイスになぜか座っているVさんの姿が。Jung Kookさんに「どうしてVさんがそこに座っているの?」とツッコまれたVさんは、「ここに立っていたら後ろにイスがあって自然と……(座ってしまいました)。僕は『Aliens』です」と、おちゃめにお気に入りの曲を紹介してくれました。

Mikrokosmosのパフォーマンス
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

そして、Jiminさんが「最後に、僕たちが大切にしている曲をもう1曲お聞かせします。Let’s go!」と紹介して始まった『Dynamite』を歌い終えると、何度も「ありがとう!」と口にしながらステージをあとにしようとするRMさん以外の6人。イスに座ったままのRMさんが「僕を残していっちゃうの? これで終わらせちゃダメだよ」と6人を呼び止め、Jinさんの「じゃあ、どうしたい?」という問いかけに「“小宇宙”(『Mikrokosmos』)やろうよ!」とRMさん。『Mikrokosmos』は、これまでBTSの公演のアンコールに何度も歌われてきた1曲。RMさんの「みんな、携帯の明かりをつけて!」の呼びかけで会場中に無数のライトが灯り、それらがメンバーの左右に振る手に合わせて揺れると、会場は幻想的な空間に早変わり。その景色を見ながら、Vさんは幸せな瞬間をかみしめるかのようにJiminさん&Jinさんと手をつなぎ、最後はBTSとARMYで「NA NA NA」の大合唱。ARMYへのまっすぐな想い、7人の確かな絆、そして何よりも唯一無二のパフォーマンスを存分に感じられたこの日は、王の門出にふさわしい一夜となったのでした。

カムバックステージの最後にファンに挨拶をするBTS
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

東京ドームを含む、大規模なワールドツアーを4月からスタート!

RMさん
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix
SUGAさん
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Jung Kookさん
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J-hopeさん
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jiminさん
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Jinさん
(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

BTSは、4月9日の韓国・高陽総合運動場主競技場公演を皮切りに約7年ぶりとなる大規模ワールドツアー『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』をスタートし、世界34都市で82公演を開催。日本では、4月17日・18日に東京ドームにて『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ IN JAPAN』が行われます!

Staff Credit

取材・原文/吉川由希子

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