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2022.07.22
ノンノモデルとしてはもちろん、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめとする多くの話題作で大活躍中の真由。そんな真由の最新出演作となるドラマ『オカルトの森へようこそ』は、異界とつながる祟りの森でカメラに戦慄の映像が記録されていくノンストップ・ジェットコースター・ホラー・アドベンチャー! ホラー映画監督の助監督・市川美保役を演じた真由に、ドラマの見どころや怖いと思うものについて教えてもらいました。
――『オカルトの森へようこそ』は、これまでに数々のホラー映画を世に送り出してきた白石晃士監督が手がけたオリジナルドラマです。今作を含め、白石監督作品ならではの魅力をどういったところに感じていますか?
「いちばんは、現実と非現実の間というか、もしかしたら本当にこういう世界があるのかもしれない、これから出会うのかもしれないと思わせてくれるところです。ホラーというジャンルではあるけれど、もしかしたら違う名前をつけたほうがいいのかもしれないと感じたくらい! なので、私のようにホラーが苦手な方にもきっと楽しんで見ていただけると思います」
――ホラーが苦手ということは、その日撮影したシーンを寝る前にふと思い出して怖くなったりしたことも?
「いえ、もう疲れすぎてぐっすりでした(笑)。撮影期間中は運動部の強化合宿かなっていうくらい毎日現場まで山登りをしながら向かって、カメラが回ると山の中を走っていたので。朝から日が暮れるまで撮影をして、夜はしっかり寝て……というルーティンで、とても健康的な生活を送っていたんです」
――今回演じられた市川美保というキャラクターに対する印象はいかがですか?
「決断が早くて男前だけれど、ナナシ(飯島寛騎さん演じるカリスマ霊能者)に出会ってからは女心が少し見えるような可愛らしい部分もあって、登場人物の中でいちばん人間味のあるキャラクターだなと思いました」
――たしかに、市川は目の前で予期せぬできごとが起きても動じずに立ち向かう勇気がありますよね。真由さんがもしも同じ状況に陥ったら、どんな行動をとると思いますか?
「市川は監督よりも映画の撮影がうまく進むように考えている子なので、ハプニングが起きても迷うヒマもないくらいすぐに決断して、時には監督に喝を入れるんですよね。ふだんの私はそんなに決断力があるほうではないので、すごいなって思いながら演じていました」
――劇中で監督や市川が迫りくる恐怖に立ち向かう様子は、すべてPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)で撮影されています。カットを割らない、いわゆる長回しの撮影は大変ではなかったですか?
「カメラを回し始めて途中でひとつでも何かが狂えばまたゼロからのスタートになるので、振り返ってみると1回で終わったシーンはほとんどなかったですね。しかも真夏に外での撮影だったこともあって、集中力をキープするのが大変でした」
――特に印象に残っているシーンは?
「私は3話のバスの中のシーンがすごく好きでした。演者さんとかぎられたスタッフさんだけが乗り込んで森の中を走りながら撮影したんですけど、それこそ長回しだったので最後の最後で間違ったらまたゼロに戻って、結局1日中バスに乗っていたんですよね。でも、実際にバスを貸し切って撮影することって珍しいし、窓の外の景色がどんどん移り変わる中でお芝居できることが新鮮でした。しかも、3話でご一緒させていただいた中野(英雄)さんがすごくおもしろくて、ずっと笑わされていましたね。セリフをたまに間違えられると、“息子(俳優の仲野太賀さん)と共演しても絶対に言わないでくれ”ってみなさんにおっしゃっていて(笑)。中野さんがいちばんのムードメーカーだったかもしれません」
――ホラー作品にちなんで、真由さんがいちばん怖いものは?
「人との距離感は、難しいなって思います。私が気にしすぎる性格ということもあって、あとから“あの発言は言いすぎたかな?”とか“失礼だったんじゃないか”って、いろいろと考えてしまうんです。ホラーというジャンルには心霊現象が描かれるドラマや映画が多いですけど、人の恨みや嫉妬を題材にした作品もありますよね。私は、お化けよりもそっちのほうが怖いなと思っていて。なので、当たり前のことなのかもしれないけれど、“ありがとう”や“ごめんなさい”はその場で思った時に伝えるようにしています」
――真由さんは、霊感はあるほうですか?
「霊感はないんですけど、なんとなく“この場所はあまりよくないな”っていうのは感じます。以前『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演させていただいた時、星ひとみ先生に“霊に好かれやすい星を持っている”と言われたことがあるんですよね。そういえば、ノンノでよくお仕事させてもらっているスタイリストさんにも“ノンノモデルの中でいちばん霊感が強いでしょ?”って言われました。どうしてかは分からないんですけど(笑)」
――最後に、ノンノ読者にドラマの見どころを教えてください。
「ホラーって、好きな方と苦手な方が両極端にわかれるジャンルだと思うんです。でも、この作品はホラーという枠にとどまらず、ジェットコースターのようにいろいろな化け物たちが出てくる様子がドキュメンタリー風に描かれているので、苦手な方にも見ていただけるんじゃないかな。私自身も市川美保という役を通して、必死に化け物と戦ったり監督に辛辣なことを言ったり、ふだんノンノでお見せしている顔とは違った部分を見ていただけると思うので、そういった面でも楽しんでもらえたらうれしいです!」
『オカルトの森へようこそ』
ホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)は助監督の市川美保(堀田真由)を引き連れ、実録映画の撮影のために山奥にある三好麻里亜(筧美和子)の家を訪れる。そこで黒石のカメラが捉えたのは、想像を超えた恐ろしい現象の数々。スーパーボランティアの江野祥平(宇野祥平)とイケメン霊媒師のナナシ(飯島寛騎)が加わり、麻里亜を救うため、そして傑作映画を作るため、撮影隊の冒険が始まる。劇場版限定の短編映像付きの劇場版「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」が8月27日(金)より全国公開される。/ Ⓒ2022WOWOW・KADOKAWA・ひかりTV
●7月22日(金)23:30~WOWOWにて放送・配信がスタート(全6回)
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