大の漫画好き、INIの佐野雄大さんが選ぶおすすめ５選【20歳のマンガ大賞2022】

マンガをこよなく愛す推薦者たちが、＂ハタチに読んでほしい作品＂を大発表！ 人生を変えるほどの作品に出会えるかも……!?

青春も笑いも涙もマンガで体験！

大人気グローバルボーイズグループINIのメンバー佐野雄大くんは、大のマンガ好き。ノンノ読者にオススメの５選やマンガにまつわる思い出を聞きました♡

シャツ￥35200／77サーカ　カットソー￥14300／チャコール トーキョー（オリジナル チャコール）　パンツ￥7700／シアン PR（リメール）　靴￥24750／グラビテート（カミナンド）　その他／スタイリスト私物

佐野さんのオススメ作品は？

夢や目標が視野を広げる！

『ブルーピリオド』

山口つばさ・著　１〜12巻　講談社

「この作品は才能や自分の進路選択について学べるマンガ。主人公の八虎が、絵を描きはじめたことをきっかけに、日々の大切なことに気づいていく描写がちりばめられていて大好きです」（佐野さん・以下同）

僕の基盤を作った作品！

『SLAM DUNK』

井上雄彦・著　新装再編版全20巻　集英社

「バスケ初心者やった桜木花道が持ち前の負けず嫌い精神でいろんな壁を乗り越えていくサマがかっこいい！ 僕自身、かなり負けず嫌いなんですがこれは花道の影響です（笑）」

読んで推しを見つけましょう！

『ハイキュー!!』

古舘春一・著　全45巻　集英社

「物語はもちろん、キャラクターがみんな魅力的！ 僕の推しは研磨。ローテンションな時と試合とのギャップが大好きで。読者の皆さんの推しも絶対にいるはず！」

尊敬できるキャラクター

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

秋本治・著　全201巻　集英社

「主人公の両さんはお金の面でちゃらんぽらんやったりするけど、それでも人に温かく接したり、小さなことにもクヨクヨしない両さんは僕にとって尊敬できる人！」

こんなキャンパスライフ最高！

『ぐらんぶる』

井上堅二・原作　吉岡公威・漫画　１〜19巻　講談社

「読んでいると＂一緒にキャンパスライフ＂を送っている気分になれるコメディ作品です。社会人になったらできないなと思うような大学生の青春に大笑いしてください！」

マンガのおもしろさを教えてくれたのは父

　お父さんがマンガ好きなので、物心ついた時からマンガは身近なものでした。覚えている光景が、お父さんが『SLAM DUNK』や『犬夜叉』を読んでいる姿。後ろからのぞき込んで、お父さんと一緒にマンガを読んでいたんです。

初めて自分用に買ってもらった単行本が『ドラえもん』で、たしか幼稚園の年長か小学１年生くらいでした。本屋さんの本棚に並んでた『ドラえもん』の単行本がすごく可愛く見えて。「これを集めたい！」と思って、本屋さんに行くたびに２冊ずつ買ってもらっていました。

お父さんとは今でもマンガの話をよくします。少し前に僕が『鬼滅の刃』をオススメしたことがあって。その時は結局読まんかったんです。でも最近になってハマってくれたみたいで「単行本、大人買いした」って写真を送ってきました（笑）。

　マンガ好きの友達は多いので、友達のオススメで新しいマンガと出会うこともあります。オススメしてもらったらジャンル問わず、どんなマンガも読みます。実は自分から人にオススメするのは少し恥ずかしくて、あんまりしないんです（笑）。でもつい最近、メンバーの後藤威尊くんに『チェンソーマン』をオススメしました！ 僕が単行本を全巻持ってるって言ったら「持ってるんやったら貸して」と言ってくれて。お休みの日に全巻貸したら、３時間くらいで返してくれたんです。「あんまり読みたくなかったんかな」ってちょっと不安な気持ちになってたら、一気読みしたみたいで（笑）。「めっちゃおもろかった！」ってハマってくれて、“人にオススメして読んでもらえたらこんなにうれしいんや！”って感動しました。

　僕にとってマンガを読むのは癒やしの時間。寝る前に一番最後にすることがマンガを読むことなんです。仕事が終わって帰宅して、お風呂に入ってケアをし終わって、ベッドへ。間接照明だけをつけた部屋で、マンガを読む時間が本当に幸せです。マンガを読んでいるとその世界に没入するタイプなので、マンガの世界に入ったまま寝落ちするのが至福です（笑）。

▶20歳のマンガ大賞の記事をもっと見る

昨年の【20歳のマンガ大賞】はこちら