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2023.01.22
ノンノ読者から寄せられたお便りに峯岸みなみさんが回答するスペシャル連載企画、ラストとなる第三弾はメンタルにまつわるお悩みをお届け。自分に自信がない、人と比べてしまうなどの読者の声に、「すごく分かる」と共感。長年ネガティブな自分と向き合ってきた峯岸さんらしい、優しく寄り添うようなアドバイスをくれました。
パーカ&スカートセット¥28600/microwave イヤリング¥3300/ロードス(ミスタードットアール) 靴¥16940/RANDA ヘアゴム/ヘア&メイク私物 (小カット)ワンピース¥19800・カットソー¥14300/Candy Stripper
お便り |
自分に自信がないせいで、チャンスがあっても逃してしまったり、積極的に行動できなかったりして、後から後悔することがあります。どうしたら自分を変えて、自信を持つことができますか? (らん/大3) |
“ベストな自分”を探って、維持!
私も太って外見に自信が持てなくなると、人と会うのがイヤになって誘いを断りがちに。そうならないためにも、日頃から“ベストな自分”を維持するよう心がけています。ちなみに“ベストな自分”とは、自分自身を「ちょっといいかも」と思える状態のこと。
もしらんさんが、自分を「いい」と思えなくて自信が持てないのならば、「いい」と思える状態を知るところから始めてみるのはどうでしょう。試したことのない髪型に挑戦してみるとか、小さなことから変えて探ってみて。新しい髪型の自分を「いいな」と感じたら、セットの方法を美容師さんに聞いて、自分でも再現できるようにするとか。チャンスはいつ訪れるかわからないので、「いい」状態をキープして備えてくださいね!
お便り |
就活の真っ只中で、どうしても周りと自分を比べて落ち込んでしまうことがあります。周りと比べない方法はありますか? (かなで/大3) |
自分を大切にしてくれる人に、たくさん褒めてもらう♪
まず、この「人と比べて落ち込んでしまう」ということについては、たくさんの人が悩んでいることだから安心してください! 私もつねに誰かと比べて落ち込んできたタイプ。性格はなかなか変えられないので、代わりの対処法として、自分を大切にしてくれる人との時間を増やすと前を向きやすくなるのでおすすめです。たとえば「あの人に比べて、私は何もできない」と言うと、その人にはない、自分だけの魅力を伝えてくれるはずだから。それを心の中で何度も反芻すると、少しだけ前向きな気持ちになれるんじゃないかな。
お便り |
SNSで可愛い女の子を見るたびに、自分と比べてしまいます。可愛い子に近づけるようにヘアケアやスキンケアを頑張ったり、メイクを研究したりはしていますが、どんなに努力しても元の顔がブスな自分は及ばないと感じてしまい自己嫌悪に陥ります。どうしたら、こんな自分を変えられますか? (よダちゃん。/大4) |
外見かマインド、どちらを変えるか腹をくくって!
よダちゃん。の気持ち、痛いほど分かります。同じように感じて生きてきた自分の経験からアドバイスすると、選択肢は二つ。自分の外見を納得できるものに変えるか、今の自分を可愛いと思えるようにマインドを変えるか、どちらかを選んで努力するしかありません。私は整形するかしないか散々迷い、結局“整形はしない”とキッパリ決めたら、「自分を受け入れるしかないな」って諦めがついたんです。その上で、小顔矯正とかメイク研究とか地道な努力を続けた結果、やっと昔よりは自分のことを愛せるようになりました。簡単な選択ではないけど、腹をくくれば努力の方向性が定まり、気持ちも楽になると思う。自分を受け入れる方法の一つとして、自分と顔の系統が近い芸能人の、過去の写真を探してみるといいかも。どんな美人な人だって、あか抜けてない時代があるんです。みんな努力してキレイになってきたと知るだけで希望を感じられるし、自分に似合うメイクや髪型の勉強にもなりますよ!
お便り |
生きるのがつらい、と思うようなことがたくさんあるけど、どうやったら楽しいなって思えますか? (わーちゃん/高2) |
元気をもらえる“推し”を生きがいにしよう
ちょっと大げさだけど、芸能界で生きる私たちは、みんなに「死にたくないな」って思ってもらうために頑張っているところがあるような気がします。もちろん人にもよるかもしれませんが、少なくとも私はそう思ってる。「自分を死なせないために、みんな頑張ってくれてるんだ!」という気持ちでエンタメに目を向けてみると、わーちゃんに手を差し伸べる人なり作品なりが、きっと見つかるはず。思い切ってその手を掴んで、いつか「これがあるから死ねない!」って感じてもらえたらうれしいな。私は“死にたい”と思ったことはないけど、生きててよかった!と思うことはいっぱいあります。それは生き続けないと感じられないことだから、この先にいいこと、楽しいことがあると信じて、生き続けてほしいなと思います。