僕は、中学2年生の時に同級生のV6のファンの子が「むっちゃん、ジャニーズいけるで!」って廊下に張り出された修学旅行の写真を事務所に送ったんがきっかけで、ジャニーズに入ったんです。アホやったから、とにかく学業がまったくできへんかったんですよ。
それはもう、小学4年生の三者面談で先生から「信五くんは明るくて頑張り屋さんです。ただ、勉強がまったくできません」って言われたオカンが泣きそうな顔をしてたほどに。テレビに出たらラクにお金をいっぱい稼げて、モテて、ベタにおっきい家に住めんねやって思ってるだけの子やったんです。たまたまジャニーズと縁があっただけで、世に出られればなんでもよかったんですよね。だから、やりたいことなんて後づけでいいパターンもある。いきなりやりたいことがある人は、ほんまにラッキー。趣味がある人もラッキーですよね、それが仕事に直結する可能性があるから。でも、やりたいことがない人、無趣味な人は、なんでもいいから一回手を出してみる。やってみて、「これひょっとしたら続けられるかも」が第一段階で、続いたら第二段階。それが楽しくなってしまえば勝ちですよ。