遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の世界観を楽しめる展覧会が2023年7月20日(木)から8月13日(日)まで、松屋銀座にて開催!東京を皮切りに、大阪、福岡、札幌他、全国巡回が予定されています。東京会場の内覧会にnon-no Webが潜入!展覧会の見どころやグッズ情報をレポートします!
『SPY×FAMILY』のInformation
『SPY×FAMILY』
凄腕スパイ〈黄昏(たそがれ)〉が与えられた超難関任務に挑むため、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、「人の心が読める」という超能力を持った少女・アーニャ、殺し屋の顔をもつヨルと結成する仮初めの家族として過ごす日々を描いたスパイ×アクション×特殊家族コメディ。
昨年4月にはアニメの放送が開始され、2023年12月22日(金)には完全新作ストーリーで劇場版の公開が予定されています。2023年の1・2月号の『non-no』特別版表紙をキャラクター・アーニャが飾ったのは、non-no読者の記憶に新しいはず♡
名シーンのイラスト展示、立体造作、作者の直筆原画まで一堂に展示
漫画、アニメ、映画へ『SPY×FAMILY』の世界が広がる中、漫画の世界観をリアルに体験でき、制作の裏側まで知ることができるのがこの展覧会。イラスト展示や立体造作、映像展示を用いて作品の魅力を追う構成となっており、こどもから大人まで楽しめる内容。また、原作者の遠藤達哉氏が本展覧会の総監修を手掛けていることも相まって、原作の世界観が揺るぎなく表現されています。
さらに、会場ではスパイになった気分を味わえるキーワードミッションが登場。会場内に隠されたキーワードを集め、ミッションをクリアすると、アーニャの通うイーデン校で優れた成績や社会貢献などに応じて授与される褒章「ステラ」をゲットできる!
展覧会は、全部で9つのエリアから成り立ちます。来場者はWISE本部の新人スパイとなり、研修として凄腕スパイ<黄昏>が扮した精神科医ロイド・フォージャー、そしてその家族と関係者の調査をしていくという流れ。
作中でおなじみ。西国情報局対東課<WISE>の隠れ家に潜入!
入場してすぐ目に飛び込むのは、スポットライトが当てられた『SPY×FAMILY』の立体ロゴ。キャラクターのシルエットが浮かび上がる演出には胸が踊るはず。
証明写真機の入口をくぐって、西国情報局(WISE)の隠れ家に潜入。薄暗い室内、デスクにはWISEの管理官シルヴィアが鎮座し、幾ばくかの緊張感が漂う。来場者は新人スパイとして、ロイド・フォージャーとその家族、関係者の調査を引き受けることに。
フォージャー家の詳細に迫る!作者・遠藤先生の描き下ろしイラストにも注目
WISEの隠れ家を後にして、いよいよ調査開始!まずはフォージャー家に関する展示コーナーへ。ロイド、アーニャ、ヨル、ボンドの象徴的なシーンや関連資料を交えながら、キャラクターの人物像に迫ります。
コミックスの特典などに用いられてきたカラーイラストがゴールドの額縁に飾られ、壁一面にバランスよく配置されています。作中では描かれていない、クリスマスや海水浴を楽しむフォージャー家の可愛いイラストが一挙に見られる贅沢なスポット。
忠実に再現された衣装や、ボンドの等身大ぬいぐるみのリアルさに感激
フォージャー家の3人の衣装や小道具、ボンドの等身大ぬいぐるみが登場。ロイドのスーツ衣装は、帽子から襟元のラベルピン、靴まで忠実に再現。アーニャのイーデン校の制服は、こども用の小さなサイズ感も相まって何とも可愛らしい♡ヨルが“裏の仕事”である殺し屋の任務で着用するドレスや武器も展示。チョーカーとバストの部分がベルトで繋がり、胸元が大きく開いたドレスはセクシーで妖艶な雰囲気を放ちます。ディテールまで再現度にこだわり尽くした衣装をじっくりチェックしてみて。
フォージャー家のリビングが再現!ヨルのお手製料理も登場
続いて、フォージャー家のリビングが再現された展示コーナー。ローテーブルの上には、ヨルが同僚・カミラの家で作った手作りのミートボールが。作中同様、骨や魚が突き刺さった異様さが、忠実に再現されています。
フォージャー家は偽装家族であっても、家族の絆を深めていくエピソードに心がほっこり温められた人も多いはず。額装パネルにはアーニャのイーデン校合格を祝うシーンや、ボンドが家族に迎えられた場面など様々なイラストが展示されています。また、ロイド、アーニャ、ヨルの1週間コーディネートのパネルも展示。
アーニャの巨大バルーンが出現!表情が切り替わるプロジェクションマッピング
アーニャの頭部を模った巨大なバルーンに、アーニャの表情がテンポよく映し出されるプロジェクションマッピング。喜怒哀楽に満ちた全100種類もの表情が用意されているのだとか。背景のスクリーンには、表情に合わせてアーニャのセリフが投影されます。
続いて、アーニャの通う名門イーデン校の生徒や教師陣、学校制度を紹介するコーナー。アーニャのクラスメイトであるダミアンやベッキーらに加え、ヘンリー・ヘンダーソン先生やドナ・シュラーク先生のプロフィールを確認できます。
アーニャが入学初日、ダミアンを殴り<雷(トニト) >を獲得した場面や、<星(ステラ)>を獲得するほど活躍したバスジャック事件などのイラストが展示。ドッジボールクラス対抗戦で登場した、ビル・ワトキンスの魔弾を思わせる展示も。
さらに、イーデン校の教室を再現したコーナーも。長机の上には、ロイドが竣工した教科書や、アーニャのテスト用紙を展示。なかでも図工の時間、ダミアンとアーニャがデスモンド家の家紋であるグリフォンをイメージして作った作品は、こどもらしい不器用さがリアル。
ミニコーナーとして設置された掲示板には、生徒たちの学園生活での様子や、特待生制度や東国の子供の遊びなどを解説したプリントが貼られています。
西国の関係者シルヴィアやフィオナ、ロイドの標的・ドノバンらの詳細を紐解く
続いて、東と西、大国同士が戦争寸前の緊張状態にあるという漫画の世界設定とその関係者の情報を確認できるブース。フランキーやシルヴィア、フィオナ、ユーリのプロフィールを確認できます。彼らが今の仕事に就いた理由や信条が明らかとなったシーンのイラストも登場。また、オペレーション<梟>の標的ドノバンとその婦人・メリンダの象徴的なシーンを振り返られます。さらに、凄腕スパイ<黄昏>と名乗ることになる■のエピソードも紹介。
ロイド、アーニャ、ヨルらの迫力あるアクションシーンが集結!
映像展示前の待機コーナーには、ロイド、アーニャ、ヨルらの活躍シーンを大きく展示。ヨルが、オルカの護衛任務で敵組織と交戦する場面などアクションとして見応えあるシーンが多々。
映像エリアで、調査を締めくくります。展覧会のために特別に制作されたという映像は、スコープや双眼鏡などの演出が施されることで臨場感たっぷり。
ネームやアナログ原稿、キャラクターのラフスケッチがずらり。漫画製作の舞台裏を垣間見
映像コーナーを後にすると、漫画製作の裏側を知られる貴重な資料を展示したコーナーへ。漫画の設計画といえるネームや、漫画原稿、キャラクターのラフ案やアイデア類などが展示されています。ボツとなったネームや、現在の印象とは異なるキャラクター案などに、作者の試行錯誤の跡が見られます。
コミックス表紙の“なりきりショット”を撮影しよう!
コミックス1~4巻の表紙にて、ロイド、アーニャ、ヨル、ボンドが座っていたデザイナーズチェアが登場!それぞれのキャラクターになりきって、コミックスの表紙風写真を撮影してみて。
『SPY×FAMILY展』オリジナルグッズが100点以上!
「SPY×FAMILY展」の開催を記念したオリジナルグッズが100点以上販売!アパレルアイテムからぬいぐるみ、キーホルダー、アクリルスタンド、筆記類など豊富なラインナップ。なかでも、展覧会公式パンフレットはファン必読の一冊。本作の作者であり、展覧会の総監修を手掛けた遠藤先生の、作中でのシーンの描写や展覧会の展示方法に対するコメントが記載されています。
松屋銀座に直結する「銀座駅」A12出口の通路に、キャラクターのビジュアルが登場
東京会場の松屋銀座の入口から、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」A12出口の通路の壁に、本展覧会のために描き下ろされたキャラクターのビジュアルが出現! 1キャラクターずつ、描かれたポスターと一緒に写真を撮る人の姿を発見!
「SPY×FAMILY展」<東京会場>チケット情報
※本展覧会は一日当たりの入場者数を制限した「全日日時指定制」となります。チケットはローソンチケットで販売。チケットに残数がある場合のみ、各時間、設定枚数の範囲内で、会場にて当日券の販売を行います。会場販売の有無は、当日朝10時までに「SPY×FAMILY展」公式Twitterにてご案内いたします。
一般:1,600円
高校生:1,300円
中学生:800円
小学生:300円
グッズ付き:3,900円
展覧会名 |
SPY×FAMILY展<東京会場> |
会期 |
2023年7月20日(木)~8月13日(日) 【25日間】※会期中無休 |
開館時間 |
午前10時~午後8時 ※7月23(日)、30(日)、8月6日(日)は午後7時30分閉場 ※最終日は午後5時閉場 ※最終入場は閉場30分前まで |
会場 |
松屋銀座8階イベントスクエア (東京都中央区銀座3-6-1) |
主催 |
SPY×FAMILY展東京実行委員会 |
企画 |
SPY×FAMILY展製作委員会 |
協力 |
少年ジャンプ+編集部 |
協賛 |
共同印刷、ローソンチケット |
お問い合わせ |
松屋銀座 03-3567-1211 |
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