2006年から2017年まで「別冊マーガレット」（集英社刊）で連載された大人気コミックス『君に届け』の展覧会が開催！ 開催に際し、ドラマ版『君に届け』で爽子を演じた南沙良さんとアニメ版『君に届け』で爽子を演じた能登麻美子さんの対談取材&内覧会に行ってきました！
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君に届け展開催記念！爽子役インタビュー&展覧会レポ！
2023.09.24
大人気コミック『君に届け』の展覧会ついに開幕！
2006年から2017年まで少女漫画雑誌「別冊マーガレット」（集英社刊）で連載、さらに2018年から2022年には『君に届け 番外編～運命の人～』が発表され、アニメ化・実写映画化・実写ドラマ化するなど、性別や年代を問わず人気を博した『君に届け』。
展覧会では、「“すき”のちから」をテーマに、作品の魅力をさまざまな切り口でお楽しみいただけます。
アニメ版・ドラマ版の爽子役2人によるトークセッション
展覧会の開幕に先駆けて、アニメ版『君に届け』で爽子役を演じる声優・能登麻美子さんと、ドラマ版『君に届け』で爽子役を演じる俳優・南沙良さんの2人の爽子による、「君に届け展」の魅力を語るトークセッションが開催されました。その内容をお見せしちゃいます！
Q.実際に爽子を演じられたお二人の爽子に対する印象はいかがですか？
能登さん：「とてもまっすぐな子ですよね。最初は暗い子に見られがちですが、作中に登場する風早くんの、“黒沼って、実は明るいよな。超ポジティブシンキング！”という台詞を常に意識しながら演じていました」
南さん：「本当にまっすぐで、純粋で、可愛らしくて……。自分とは正反対だから、演じることが決まった時は少し不安でした。でも、やるからには良い作品にしたくて、原作はもちろんアニメも拝見しました。アニメの爽子は声が高いけど、自分の声は低めなので、能登さんが演じられている爽子の高い声に寄せながらお芝居したつもりです」
能登さん：「えー！ 私もドラマの爽子を拝見して、仕草や話し方のスピードやトーンなど、原作通りの爽子がそこにいる！ と感じていたので、私の声に寄せていただいたとお伺いできて驚きでしたし、嬉しいです」
南さん：「本当にまっすぐで、純粋で、可愛らしくて……。自分とは正反対だから、演じることが決まった時は少し不安でした。でも、やるからには良い作品にしたくて、原作はもちろんアニメも拝見しました。アニメの爽子は声が高いけど、自分の声は低めなので、能登さんが演じられている爽子の高い声に寄せながらお芝居したつもりです」
能登さん：「えー！ 私もドラマの爽子を拝見して、仕草や話し方のスピードやトーンなど、原作通りの爽子がそこにいる！ と感じていたので、私の声に寄せていただいたとお伺いできて驚きでしたし、嬉しいです」
Q.役柄を通して、印象に残っているシーンはありますか？
南さん：「冒頭の爽子と風早くんが桜の木の下で出会うシーンです。実はドラマ版はクランクインがあの場面で。とてもきれいで思い出に残るシーンになりました。」
能登さん：「私はアニメならではなのですが、デフォルメされたキャラクターが出てくるシーンは可愛らしくて愛着があります♡ それと、ピンから“風早にお礼を言う時は、服を掴んで5秒目をつぶれ”と言われたのを爽子が実践するシーン。目を開けたら顔を近づけてきた風早くんと目が合ってしまうシーンはとても胸キュン！」
能登さん：「私はアニメならではなのですが、デフォルメされたキャラクターが出てくるシーンは可愛らしくて愛着があります♡ それと、ピンから“風早にお礼を言う時は、服を掴んで5秒目をつぶれ”と言われたのを爽子が実践するシーン。目を開けたら顔を近づけてきた風早くんと目が合ってしまうシーンはとても胸キュン！」
Q.この作品を通じて学んだことや得られたことは何ですか？
能登さん：「人を想うことですかね。登場人物たちの優しさはどこから来るのか考えた時、相手のことを想ったり、深く考えたりする行為からかなと思いました。結果、それがすれ違って衝突してしまうこともあるけれど、そして成長してゆく。人を想う尊さや大切さを学ぶことができました」
南さん：「ドラマの撮影現場が、共演者の方々のお芝居に心が動く、本当に愛にあふれた環境だったんです。そのおかげで作品もすごく温かいものになったので、他の仕事現場にも愛を持っていきたいと思うようになりました」
南さん：「ドラマの撮影現場が、共演者の方々のお芝居に心が動く、本当に愛にあふれた環境だったんです。そのおかげで作品もすごく温かいものになったので、他の仕事現場にも愛を持っていきたいと思うようになりました」
Q.お二人はもう展覧会をご覧になられたかと思いますが、いかがでしたか？
能登さん：「原作の持つ優しさやきらめきが会場全体に詰まっていて感動しました！ 特に印象的だったのは、椎名先生の創作の過程である、プロットやメモが飾られたコーナーと、「“すき”のプリズム」のコーナーです！」
南さん：「プリズムのコーナー本当に素敵でしたよね！ 私もあそこが一番好きかも。それと、垂れ幕の空間！ 登場人物たちが爽子の告白を後押しした言葉が揺らめいていて素敵でした」
南さん：「プリズムのコーナー本当に素敵でしたよね！ 私もあそこが一番好きかも。それと、垂れ幕の空間！ 登場人物たちが爽子の告白を後押しした言葉が揺らめいていて素敵でした」
Q.この展覧会を届けたい人は誰ですか？
南さん：「学生時代、『君に届け』の話で盛り上がっていた友人ですかね。一緒に見て回って、もう一度話したいです」
能登さん：「私はまだ『君に届け』をよく知らない人にこそ見てほしい。この作品に触れたら、人生が豊かになること間違いなしなので！」
能登さん：「私はまだ『君に届け』をよく知らない人にこそ見てほしい。この作品に触れたら、人生が豊かになること間違いなしなので！」
Q.では最後に、「君に届け展」をご覧になる方に向けて、楽しみ方のアドバイスをお願いします！
能登さん：「原作者の椎名軽穂先生がこの展覧会のためにメッセージを寄せていらっしゃるんです。会場内のいくつもの箇所でそれを見ることができるので、まるで先生と一緒に展示を見ているような気持ちになります。それを是非一つひとつ読んでもらいたい！ その時の先生の感情を知って、改めて気づかされることも多くありました」
南さん：「私は実際に学生時代『君に届け』を愛読していたので、その頃の気持ちが蘇りました……！ 読んだことのある方は、もう一度おさらいしてから訪れるとより楽しめると思います！ そして、最後にはグッズ販売のコーナーもあるのですが、とにかくグッズがめちゃめちゃ可愛い♡ 豆皿も、グラスも、アクスタも欲しくなりました。グッズも一緒に楽しんでいただきたいです！」
南さん：「私は実際に学生時代『君に届け』を愛読していたので、その頃の気持ちが蘇りました……！ 読んだことのある方は、もう一度おさらいしてから訪れるとより楽しめると思います！ そして、最後にはグッズ販売のコーナーもあるのですが、とにかくグッズがめちゃめちゃ可愛い♡ 豆皿も、グラスも、アクスタも欲しくなりました。グッズも一緒に楽しんでいただきたいです！」
内覧会にお邪魔したnon-no Webが、内部を少しだけご紹介！
9月20日（水）から 10月2日（月）まで、松屋銀座で開催される「君に届け展」。内覧会にお邪魔したnon-no Webが、見どころをレポートします！
名場面の直筆原画
爽子と風早の出会いから卒業までを描いた、直筆原画を余すことなく展示！ 細部まで美しい描写にうっとり……。原画横に添えられた、椎名軽穂先生のコメントを一緒にチェックすれば、シーンに入り込めること間違いなし。
KIMITODO COLOR GALLERY
連載を彩った数々のカラー原画の中から、選りすぐりの約90点を展示！ 季節ごとの色彩豊かなものから、コミックス未収録の貴重なイラストまで、贅沢なラインナップでお届け。原画の周りに点在するデフォルメされたキャラクターも愛らしい♡
“すき”のうまれる場所
作品の創作メモやネームにプロット、連載中に制作されたふろくなど、膨大な数の資料も大公開！ 『君に届け』が私たちに届くまでの過程を知ることができちゃいます。
原稿が完成するまでのプロセスも！ だんだん形になっていく様子に興奮！
あのシーンの裏側や、登場人物たちの設定の考案過程、表紙デザインのラフなど、ここでしか見ることができないレアな資料が盛りだくさん。
デフォルメされた「ちびさわ」グッズも大集合！ ポーチやスタンプから、爽子たちが通っていた北幌高校の生徒手帳まで！
空間演出――爽子の気持ち
爽子が風早への気持ちに気づいてから、想いを届けるまでの過程を、キャラクターたちの言葉とともに追体験できる空間。あの時の爽子のドキドキをあなたも。
空間演出――“すき”のプリズム
前述のインタビューで能登さんと南さんが挙げていた“すき”のプリズムがこちら。登場人物たちの成長の様子と多面性を覗くことができます！ 天井から吊るされたプリズムひとつひとつにも印象的なシーンの描写が！ 本作ならではの青春のきらめきを味わって。
©椎名軽穂／集英社
©椎名軽穂／集英社
ここではお見せできませんが、この展覧会のために制作されたスペシャル映像で始まり、この展覧会のために椎名先生が描きおろしたイラストで締めくくられる、贅沢で濃密な内容！ ぜひ会場でお楽しみください♡
会場・開催期間・ご入場時間
■松屋銀座8階イベントスクエア
2023年9月20日（水）→ 10月2日（月）
午前11時00分〜午後8時00分
※9月24日（日）、10月1日（日）は午後7時30分閉場
※ 最終日10月2日（月）は午後5時00分閉場
※入場は閉場時刻の30分前まで
※一部営業時間が変更になる場合がございます
◆東京会場入場料
当日券 一般￥1600／高校生￥1200／小・中学生￥800
日時指定券・平日券 一般￥1400／高校生￥1000／小・中学生￥600
グッズ付き日時指定券・グッズ付き平日券 ￥3400
東京会場では、一部日時指定制にて下記の通りチケット販売を行います。
・初日および土日（9月20日（水）、9月23日（土）、9月24日（日）、9月30日（土）、10月1日（日）の5日間）
一日当たりの入場者数を制限した「日時指定制」にてチケット販売を行います。
当該日程のご来場を希望される方は、「日時指定券」または「グッズ付き日時指定券」をご購入ください。
・初日（9月20日（水））を除く平日
「平日券」または「グッズ付き平日券」をご購入ください。
日時指定制ではありませんが、当日の混雑状況によって整理券対応、または入場をお断りする場合があります。
※平日に複数回（同日、別日に関わらず）のご来場を希望される方は、来場毎にチケットを別々にご購入ください。
※価格はすべて税込です。
※「日時指定券」「グッズ付き日時指定券」の購入時に入場希望の回（日にち＋入場時間帯）を選んで事前に購入いただく必要がございます。
※チケットは数量限定での販売となります。販売状況によっては完売となる場合があります。ご希望の回はお早めのご購入をお勧めします。
※本展覧会に関する各種注意事項がありますので、「君に届け展」公式サイトおよびローソンチケット販売ページ上の注意事項を必ずご確認ください。
グッズ付き日時指定券
ローソンチケットにてお取り扱いをする、グッズ引き換え券付きのチケットです。傘の持ち手につけることで目印になるアンブレラマーカーは、チャームとしてもお楽しみいただけます。
※チケット料金込みの販売価格です。
※グッズは会期中、購入されたチケットの枚数分を会場にてお引き換えします。
※グッズは本チケット限定の特典です。公式ショップでの販売はありません。
詳しい情報はこちらから
◆お問い合わせ
松屋銀座
▶▷松屋銀座公式サイト
◆注意書き
※本展覧会に関する情報は予告なく変更される場合がございます。最新の情報は「君に届け展」公式サイトをご覧ください。
※東京会場の内容を紹介しています。内容は各会場により異なる場合がございます。
◆巡回会場
■大丸ミュージアム＜梅田＞ 大丸梅田店15階
7階グランドホール
2023年10月18日（水）→10月30日（月）
午前10時〜午後7時30分（午後8時閉場）
※ 最終日10月30日（月）は午後5時30分まで（午後6時閉場）
※入場は閉場の30分前まで
※一部営業時間が変更になる場合がございます。
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