集英社の漫画通が選ぶ！モヤモヤにきく、心がスッキリする漫画4選【20歳のマンガ大賞2023】

2023.11.18

マンガ通が推す“人生を変える名作”がズラリ

20歳のマンガ大賞2023

集英社のマンガ通が「今、ノンノ世代に読んでほしい名作」を厳選。読むと世界が広がること確実！

読むと人生が変わる!?
“胸アツ”マンガ22選

超絶ときめき展開から、心がほっこりするストーリーまで、今押さえておくべき作品を集英社のマンガラバーがピックアップ！

モヤモヤにきく　心がスッキリする大賞

読めば気持ちがリフレッシュ。隙間時間に気負いなく読める。

自分を肯定してくれる

『ふあんちゃん』

ふあんちゃん — ©横山キムチ／集英社

横山キムチ／著　1巻　集英社

誰もが抱える不安な感情を、人一倍持っているキャラ・ふあんちゃんのゆるくて可愛い日常を描いた4コマ。「そのどこかユーモラスな姿に『不安になってもいいんだ』と心が軽くなります」

心配しすぎな性格の人は、共感しながら笑えるはず

（ヤングジャンプ・編集M）

ふあんちゃん2

「左右が離れたところにあるスリッパ。自宅で起こりがちの光景ですが、ここでもまた、思いを巡らすふあんちゃん。不安がすぎるがゆえの発想力が素晴らしい」

若き職人と客が織りなす物語

『IPPO』

IPPO

えすとえむ／著　全5巻　集英社

靴職人の一条歩。彼は工房にやってくるお客さんの事情を聞き、彼らに合わせた1足を作る。「オーダーメイドの靴という限られたアイディアの質の高さと、1話完結の構成が、読んでいてスッキリした気持ちになれます」

寝る前に1話読むと、前向きな気分に！

（少年ジャンプ・編集A）

真の実力に性別は関係ない！

『龍と苺』

龍と苺

柳本光晴／著　1～13巻　小学館

14歳の藍田苺は、年齢や性別で「見えない壁」がある将棋の世界に現れた、天才棋士。「苺が勝負を通して、みんなの偏見を覆していく様子は圧巻。彼女の行動や戦略はまさに予想外そのもので、読んでいて大興奮します」

業界の常識を覆す、天才棋士の才能に大興奮！

（別冊マーガレット・編集Y）

ある男の自由な時間になごむ

『1日外出録ハンチョウ』

1日外出録ハンチョウ — ©福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也／講談社

上原求、新井和也ほか／著　1～16巻　講談社

地下で強制労働に従事する主人公が1日外出券で地上に上がり、つかの間の自由を味わうコメディ。「その楽しみ方や工夫が、職人技すぎます」

考え方や行動次第で、毎日はもっと楽しめる！

（少年ジャンプ＋・編集S）

1日外出録ハンチョウ2

「街に出て仲間たちとごはんを食べたり、旅に出たりするのですが、自由時間を貪欲に謳歌するサマが素晴らしい＆気持ちいい！」

私たちが選びました！

入社10年以内の若手～中堅編集者が「20歳に読んでほしい」マンガを厳選！

編集Y

入社1年目。人気作品『アオハル荘へようこそ』の連載を担当。次号ページの告知制作や、持ち込み作品にも目を光らせている。

編集K

入社3年目。『ハロー、イノセント』をはじめ、数々の話題作を担当。付録の製作や取材記事など、幅広い業務をこなす。

編集S

入社5年目。マンガ編集業務は2年目のホープ。現在は『姫様＂拷問＂の時間です』や『すすめ！ジャンプへっぽこ探検隊！』を担当中。

編集A

入社6年目。現在は『ツーオンアイス』の連載を担当。増刊号『ジャンプGIGA』の制作も行うなど、マンガ道を邁進中。

編集W

入社3年目。少女、少年、青年と幅広い作品に目を通す根っからのマンガ好き。就寝前に新作を読みふけるのが一番の楽しみ。

編集M

入社5年目。本誌で『ガス灯野良犬探偵団』の連載を担当。10月26日から、新連載『アイアン・ファミリア』がスタート予定。

編集O

入社9年目。集英社の少女・女性向けマンガを配信しているアプリで『おとなの恋は、やぶさかにつき。』など連載を多数担当。

編集N

入社4年目。『ピンクとハバネロ』『ワンショットロマンス』などを担当。PRや誌面の記事制作も行うなど、多忙を極める。

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2023年12月号掲載

イラスト／室木おすし　原文／石井絵里　web構成／轟木愛美　web編成／ビーワークス

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