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2024.02.25
今月の1曲
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童
●やまぐち ももえ オーディション番組『スター誕生!』をきっかけに’73年、14歳の時にデビューした伝説の歌姫。人気絶頂の21歳で結婚を機に引退。今なお歌い継がれる『プレイバックpart2』『いい日旅立ち』など、代表曲は多数。
年が明けて春が近づくと別れの季節でもあります。毎年何かしら別れがあるのですが、慣れたフリしていてもやはり悲しいものですね。相手が死ぬわけではないのでまた会えるんですけど、やはり疎遠になっていくのは寂しいものです。
今回の山口百恵さんの楽曲、引退に寄せて阿木燿子さんが書いた名作ですが、出だしから素晴らしいですね。果てしない宇宙にも寿命があることの直後に、自分の半径にある一輪の花に果てしない命があることを示唆しています。マクロからミクロ。美しいですよね。宇宙の星ですら終わりがある、ということで別れや死が避けられないということを説きながら、直後にすぐに枯れてしまう季節の花は種を作り芽を出しまた花を咲かせるという無限の命がある。これすなわち別れや死別があってもきっとまた巡り会える。心の中にはずっと生きている。そんな力強いメッセージにも感じられます。
さてこの連載も今回で最終回。お別れですが私は生き続けます。今までありがとうございました!
『音楽』
SUPER BEAVER
2月21日(水)発売 ソニー・ミュージックレーベルズ
ストレートな歌詞とエネルギッシュな楽曲でさらに進化を続けるロックバンドのフルアルバムが到着! 『幸せのために生きているだけさ』など新曲に加え、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』前後編の主題歌、CMソングなどタイアップ曲も盛りだくさん。ほとばしる"音楽"への情熱を感じて。
『はじめから自由だった』
ハンブレッダーズ
2月21日(水)発売 TOY’S FACTORY
地元・大阪での初アリーナワンマンライブを前に、新アルバムを発表するロックバンド・ハンブレッダーズ。口ずさみたくなるようなポップなメロディに、心の奥がぎゅっとなるようなシニカルな歌詞をのせた珠玉のナンバー『グー』『またね』などを多数収録。弱い自分を肯定して、奮い立たせてくれるような1枚に。