ダヴ・キャメロン&ソフィア・カーソン来日! 可愛いすぎるディズニーアイドル♡

2017.10.21

もしも『眠れる森の美女』のマレフィセントや『白雪姫』の継母イーヴィル・クイーンなど、ディズニーの名作アニメのヴィランズ(悪人)に子孫(ディセンダント)がいたら……? 驚きのアイデアをオリジナル・ムービー化し、友情や恋を描いた感動の青春ミュージカルとして大ヒットした「ディセンダント」の続編、「ディセンダント2」がついに10月21日(土)日本初放送! また11月22日(水)にはDVD発売&デジタル配信がスタート! 日本上陸を記念してマル役(『眠れる森の美女』のマレフィセントの娘)のダヴ・キャメロン、イヴィ役(『白雪姫』の継母イーヴィル・クイーンの娘)のソフィア・カーソンが初来日。差し入れたいちご大福とシャインマスカット大福に目を丸くし、口の周りを真っ白にしながら「おいしい〜♡」と大はしゃぎするチャーミングな2人に、作品の見どころや20代女子のホンネを語ってもらいました!

ノンノ12月号、読んでくれたよ♡(左)ダブ・キャメロン (右)ソフィア・カーソン
————2人が到着した空港には多くのファンが詰めかけていました。ファンミーティングなども行われましたが、日本の女の子と触れ合った印象は?

ダヴ「実は日本でのイベントがどうなるかまったく想像がつかなかったんだけど、あそこまで歓迎してもらえてすごくうれしかった! ノンノ世代の若い女の子たちから大人まで、本当にいろんな世代の女性が熱心に応援してくれたし、中には涙を流してくれる子もいたんです。本当に感激しました!」

ソフィア「私たちはこの作品の宣伝のためにメキシコからパリ、そして東京まで世界中を旅してきたのですが、多くの女の子たちにマルとイヴィを受け入れてもらえてとてもうれしいです。まるで幼い頃から見ていた夢を実現しているみたい!」

プライベートでも仲良しの二人! ファンからは「Dofia(ドフィア)」というカップルネームで愛されている。
————前作から歌もダンスもストーリーもパワーアップしていますが、「ディセンダント2」の見どころや、お気に入りのシーンは?

ソフィア「すべての撮影が特別な体験だったけど、ミュージカル・ナンバーは魔法のようでした。特にマルとイヴィが歌う『Space Between』という曲がお気に入り。2人の友情を描いた特別なシーンですし、撮影も素晴らしかった! あとは『Chllin’ Like a Villain』ね。メガホンを取ったケニー・オルテガ監督がマイケル・ジャクソンに対してオマージュを捧げたシーンでもあるの(※オルテガ監督は『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』を手掛けた人)。ぜひ見てほしいです!」

ダヴ「私も前作を撮影しているときから続編の撮影を心待ちにしていたから、すべてのシーンが特別。でもやっぱり『Space Between』は感動的だし、私とソフィアと監督とで、親密な関係を築いて作り上げた場面ね。撮影現場ではよく『リハーサルで魔法が起こる』と言うことがあるの。つまりリハーサルであれば失敗しても許されるから、緊張も感じずに全力を出せるということ。でもこの作品では監督を信頼していたから、すべての過程でそういう状況が生まれたの。あとはフィナーレのシーン! ダンサーたちが水浸しになりながらも、自分を解放して楽しんで踊っている姿を見ているだけでワオ♡ って感じ。彼らの表現する喜びを間近で見て感激しました」

1996年1月15日 生まれ(21歳) アメリカ合衆国ワシントン州出身

1993年4月10日 (24歳) アメリカ合衆国フロリダ州出身
————親友同士のマルとイヴィと同様、ダヴとソフィアも仲良しコンビ。お互いだけが知る「ここが好き」というポイントを教えて!

ダヴ「1作目のことをよく思い出すんだけど、当時私はダンスを踊ったことがなくてすごく緊張していたの。リハーサルで必死に踊っていたら、汗だくでベトベトになっちゃって。でもふとソフィアを見ると、彼女は素晴らしいダンサーだからまったく汗をかいていなくてツヤッとキレイな状態のまま。『どうしてこんなに違うの?』って思っちゃった(笑)。私はディランの子供たちを演じるキャストの中で2番目に若いから、ソフィアは本当のお姉さんみたいな存在かな。ダンスをちょっと踊れるようになってくると『コツをつかんだわね』と言ってくれたり、ある意味コーチのようなとても頼れる存在なの」

ソフィア「ありがとう(笑)。私がダヴに初めて会ったのは、ドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』のオーディション。そこで素晴らしい演技を見せてもらったんだけど、『ディセンダント』で再会して感じたのは、彼女は自分の弱さや脆さを出すことを恐れない人だということ。カメラの前でもプライベートでも、感情をすごく豊かに表現できるの。今でも覚えているのは、1作目で初めて一緒に撮影したシーン。まだ自分たちの役に対して深く理解できていない状況で終わりのシーンを撮らなくちゃいけなくて。でも彼女は撮影がスタートして2秒くらいで涙を流したの。その涙がとても説得力のある感情豊かなものだったから、ワオ! と感激したわ」

————前作では親と同じ悪の道を進まず、自らの意志で“いい人”としての人生を切り開き始めたマルとイヴィ。ところが本作は、善人が暮らすオラドン王国での暮らしに窮屈さを感じたマルが、悪人が暮らすロスト島出身である“本当の自分”との間で葛藤する物語。善人である大好きな恋人ベン(『美女と野獣』のビーストとベルの息子)のために自分を押し殺してしまう場面は、女の子なら誰もが共感するシーンだと思います。2人は恋愛において、人生において、“自分らしく”いるために大切なことはなんだと思う?

ソフィア「これは女の子にとってすごく大切な質問ね。女の子はよく、周囲からのプレッシャーで本当の自分を隠したり、違う自分でいたほうがいいという気持ちになることがあると思うの。例えば好きな男の子はもちろん友達に対しても、もっとかわいくなくちゃ、もっとキレイにならなくちゃ、もっと賢くならなくちゃ、もっと痩せていなくちゃ……ってね。でも『ディセンダント』シリーズの中では、まさに自分らしさを恐れないことの大切さを描いているの。自分をありのまま愛することはとても希望があること。特に女の子たちに、この作品のメッセージを受け取ってほしいと思います」

ダヴ「自分自身も常に進化するし、場面によって変化し続けるものだから、大切なのは自分に正直であること。そして自分を大切にして愛することだと思うんです。誰とどんな関係を築いたとしても、結局は自分自身との関係が一番長く続くものでしょう? 自分に良く接する、自分を愛して大切にすることができれば、他の人にも優しくすることができると思うわ」

ダヴ・キャメロンの憧れは「ジャック・スパロウ」!?

————劇中では、様々なファッションやメイクを披露する着せ替え人形のような2人を楽しめるのも魅力。普段はどんな“自分らしい”メイクやファッションを楽しんでいる?

ダヴ「実は私、子供の頃に『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャプテン・ジャックスパロウに憧れて、マジックでヒゲやタトゥーを描いたり、髪にビーズをつけていたことがあるの。1年くらい続けていたかな(笑)。すごく表現豊かな子だっんです。8歳の頃にはミシンを手に入れて、父がペンキを塗るときに使っていた着古したTシャツをアレンジして洋服を作ったりして自己表現を楽しんでいました。ファッションやメイクは自分の内側にあるものを表現するものなので、とにかく自分がハッピーであればいいと思うな。例えば今日はラメのアイシャドウをつけているけど、深いパープルのリップだけを塗って、アイメイクをしないこともあったり。その日の気分によって楽しんでます。ファッションだったら基本的にはアリアナ・グランデとか、“かわいい”ものに惹かれがち。だからノンノのファッションもすごく響くものがあるの♡」

ソフィア「私もファッションは自分にとって大きなもの。子供の頃から母親のヒールパンプスやパールを借りて、クローゼットの中で遊んでいました。私が憧れるアイコンとしては、グレース・ケリーやオードリー・ヘプバーン。古典的でシックで品もあってフェミニンで、本当に素晴らしい女性だと思うの。でも私はそこに、グウェン・ステファニーやアンジェリーナ・ジョリーのようなエッジを効かせるのが好き。クラシックで品がありながらも、どこかロックンロール的でとんがっているものが好きね。女優としても個人としても『こういうものを着たほうがいい』と言われることがあるけれど、自分が着たいものを着ることが、自分らしさを表現するためには大切だと思う!」

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『ディセンダント2』テレビ放送
2017年10月21日(土)19:30~21:30、ディズニー・チャンネルにて日本初放送
(C)Disney

DVD『ディセンダント2』
2017年11月22日(水)発売&デジタル配信開始
3200円(税別)
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2017 Disney

撮影/山本絢子 取材・文/松山梢
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