「誰も殺さず普通に暮らせ」と指令を受けた伝説の殺し屋・アキラ(岡田准一)が、裏社会からの襲撃を切り抜ける痛快アクション映画『ザ・ファブル』。超個性的なキャラクターたちの中で、唯一“フツー”な女の子・ミサキを演じた山本さん。
「撮影はアクションも多くてハードだったけど、岡田さんが『俺に任せれば大丈夫』くらいの感じで現場を引っ張ってくれていて、頼もしかったです。トラブルメーカー・小島役の柳楽(優弥)さんも無理やり腕を引っ張られるシーンでは全然痛くないようにしてくれたり、とっても紳士的で! 柳楽さんって、役に入っている時は怖いのに、カットがかかった瞬間『大丈夫』って優しく声をかけてくれて。スイッチの切り替えが早いんです」
そんな“男気”あふれる現場の雰囲気は、こんなところにも影響が。
「私はアクションシーンが少なかった分“変顔”で体を張りました。やるからには振り切ってやってやろう! と思ってノリノリで。でも完成した映像を見たら想像以上にひどい顔してて、思わず下向いちゃいました(笑)。それと、真夏で常に男の人たちに囲まれての撮影だったので……暑苦しくて大変でした(笑)」