『ザ・ファブル』に出演! 山本美月さんが最近知った、自分の意外な一面って?

2019.06.25

ノンノインタビュー

山本美月

男子だらけの真夏の現場は「暑苦しくて大変でした(笑)」

「誰も殺さず普通に暮らせ」と指令を受けた伝説の殺し屋・アキラ(岡田准一)が、裏社会からの襲撃を切り抜ける痛快アクション映画『ザ・ファブル』。超個性的なキャラクターたちの中で、唯一“フツー”な女の子・ミサキを演じた山本さん。


「撮影はアクションも多くてハードだったけど、岡田さんが『俺に任せれば大丈夫』くらいの感じで現場を引っ張ってくれていて、頼もしかったです。トラブルメーカー・小島役の柳楽(優弥)さんも無理やり腕を引っ張られるシーンでは全然痛くないようにしてくれたり、とっても紳士的で! 柳楽さんって、役に入っている時は怖いのに、カットがかかった瞬間『大丈夫』って優しく声をかけてくれて。スイッチの切り替えが早いんです」


そんな“男気”あふれる現場の雰囲気は、こんなところにも影響が。


「私はアクションシーンが少なかった分“変顔”で体を張りました。やるからには振り切ってやってやろう! と思ってノリノリで。でも完成した映像を見たら想像以上にひどい顔してて、思わず下向いちゃいました(笑)。それと、真夏で常に男の人たちに囲まれての撮影だったので……暑苦しくて大変でした(笑)」

最近知った、自分の意外な一面は?

動きが「ワカメ」(泣)

もともとリズム感がなくてダンスとかも苦手。現場で「ウェーブ」をやる流れになって私も加わったら、動きが「ワカメ」ってイジられて。私ワカメなんだって悔しかった(笑)。

人気コミックが原作の本作は、他にも、福士蒼汰さん、向井理さんなど共演陣がイケメン揃い! アニメ&漫画好きで知られる山本さんのお気に入りキャラは?


「断然、小島です! 本能のままに生きてて、人間くさいところが好き。でも恋愛対象とかではないかな(笑)。私が二次元で好きになるのは金髪率が高めで、王道の王子様キャラが多いので、今作の中では誰ともつき合いたくはないです! 現場でも(佐藤)二朗さんに『お前は二次元しか愛せない』って言われちゃいました(笑)」

最近見た映画でおもしろかったのは?

コードギアス 復活のルルーシュ

TV版からずっと見ていた大好きな作品なんですが、とにかく話の構成が見事で。「こうやって復活するんだ! 」って。何よりルルーシュに会えたことがうれしかったです♡

P r o f i l e

●やまもと みづき

1991年7月18日生まれ、福岡県出身。雑誌『CanCam』の専属モデルとしてデビュー。女優としても活躍し、最近ではドラマ『パーフェクトワールド』でヒロインを務めた。アニメや二次元が好きで、自身のインスタグラムではイラストも投稿している。

©2019『 ザ・ファブル』製作委員会

『ザ・ファブル』


どんな相手も6秒で殺す――「ファブル(寓話)」と呼ばれる伝説の殺し屋・アキラは、ボスから「誰も殺さずに普通に暮らせ」と指令を受ける。一般社会で生活するミサキ(山本)と過ごすアキラに、裏社会の人間たちが忍び寄り、ある日ミサキが拉致されてしまう。アキラは「誰も殺さず」救えるのか!?
●全国公開中

2019年8月号掲載
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