1990年に連載が開始された大人気コミック『幽☆遊☆白書』が初の舞台化。2.5次元ミュージカルで活躍する崎山つばささんが、主演の浦飯幽助を演じる。
「これまで僕は静かな役を演じることが多かったので、“不良少年”役は初挑戦。足の組み方を乱暴にしたり、普段から粗野な感じを意識して幽助に近づける作業をしています。あとは僕、タバコを吸ったことがないのでYouTubeでカッコイイ吸い方を研究してます(笑)」
原作のキャラクターを忠実に再現しながらも、生身の人間が演じるオリジナリティを堪能できるのも2.5次元の魅力。
「『幽助ならそうするかも』と思ってもらえるギリギリのラインを攻めたいんです。2.5次元を見たことのない方にとっては、きらびやかなメイクや衣装を含めて世界観が強い印象があると思うんです。でも、たとえばディズニーランドにはいろんな世界観のアトラクションがあるけど、その空間に行くと違和感がない。僕が目指す2.5次元舞台もそんなイメージで、一緒になって世界観を楽しんでもらいたいんです。まずは気負わず、見に来ていただけたらうれしいです」