神木隆之介&中村倫也の仲が良すぎる裏話★ 映画『屍人荘の殺人』で共演!

2019.11.21

ノンノインタビュー

ノンノインタビュー

神木隆之介&中村倫也

仲がいい間柄だからこそ現場で生まれたシーンも!

人気ミステリー小説『屍人荘の殺人』の実写映画化で、ミステリー愛好会会長の自称“ホームズ”明智恭介を演じた中村倫也さんと、明智に振り回される大学生の葉村譲を演じた神木隆之介さん。『3月のライオン』以来の共演で、お互いを“りゅう”“ともくん”と呼ぶほど仲よし。


中村 りゅうは楽しい少年オタクです。でもサブカルとかアンダーグラウンドっていうわけでもないポップさがあって、カジュアルさもある。フェミニンだしね。


神木 すごい横文字入ってくるね。


中村 僕は変化球ピッチャーですから。りゅうはずっと本格派?


神木 そうなの? 本格派なの(笑)?


中村 でもその場で生まれる化学反応を楽しむ感じとか、おもしろそうなことを嗅ぎ取る嗅覚は似てる気がする。


神木 そうですね。楽しいことが好きな部分は似てると思います。ともくんはもともと内面が読めない人ですけど、ここ最近は何も考えてないだけなのかも……ってことが分かりました(笑)。

器用なイメージだけど苦手なことってある?

実はスポーツが苦手です(神木)

姉はスノーボードがめちゃくちゃうまいんですけど、僕は子どもの頃から芸能の仕事をしていたから「ケガをすると危ない」と止められていて。親戚みんながサーフィンをする家系なのに、日焼けしすぎるとダメなので僕だけ海や外のプールで泳いだこともないんです(笑)。

取材中もテンポよいやりとりを繰り広げる二人。劇中でのバディ感も、ずっと見ていたくなるほどチャーミング!……。


中村 僕が好きなのは、葉村が「まずいですよ! 逃げましょう、明智さん」って言った後の昭和のコントみたいな場面。


神木 あー、あれね(笑)。棒がバコーンってぶつかるシーン。現場で二人で思いついて、「どーする? やっちゃう?」って盛り上がったんです。本番でいきなりやってみたらオッケーが出ました。


中村 結構、危機的な場面なのに許される、この映画ならではの現場の豊かさね。そこも含めて至高のシーンだと思います。読んでる人は何のことかさっぱり分からないかもしれないけど(笑)。


神木 ぜひ映画で確かめてください!


クリスマスプレゼントでうれしかったのは?

去年もらった香水(中村)

クリスマスイブが誕生日なんですが、去年、大好きなバナナマンの設楽さんから、愛用しているものと同じ香水をいただきました。「今日は頑張んなきゃ!」って時に振りかけて出かけています。設楽さんに抱かれているような気持ちになれて仕事が頑張れるんです。

P r o f i l e

●かみき りゅうのすけ

1993年5月19日生まれ。2歳で俳優デビュー。12月4日から初舞台となる『キレイ-神様と待ち合わせした女-』に出演。映画『ラストレター』が2020年1月17日公開。

●なかむら ともや

1986年12月24日生まれ、東京都出身。2005年に俳優デビューし、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、ドラマ『凪のお暇』などに出演。2020年は映画『影裏』(2月14日公開)、『水曜日が消えた』が待機。

衣装協力/シアン PR(CULLNI)

ⓒ2019『屍人荘の殺人』製作委員会

映画『屍人荘の殺人』


神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木)と明智恭介(中村)は、学内の事件を推理する自称"ワトソン" と"ホームズ"。ある日、剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵からロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかけられて参加すると、想像を絶する事態に巻き込まれてしまう。
●12月13日(金)より全国公開

2020年1月号掲載
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