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2020.03.01更新日:2020.03.02
学生時代OKの言動が、会社ではNGとなることも……。社会人の先輩に聞いた「新人にモヤッとした瞬間」を徹底取材。アドバイスを参考にして。
アドバイスをくれたのは
美土路雅子さん
キャリアコンサルタント。ワイズ・キャリア代表。企業秘書経験を生かして、企業の人材育成研修や大学生の就職支援など幅広く活躍中。
Twitterで人物が特定されるような書き込み、本当にやめて!(35歳・IT関連)
「機密情報を公開しているのと同じ。社会人としての人間性が疑われてしまいます。取引先に知られた場合、損害賠償につながるケースも。リスク管理の意識を持って」(美土路さん、以下同)
「よろです」「おつです」「あざす」「w」……その言葉づかい、何? (28歳・飲食業)
「丁寧語ではなく略語。省略せずに『よろしくお願いいたします』とすべて言い切りましょう。上司や先輩にとっても注意するのは面倒くさいもの。指摘されたらありがたく受け止めて」
欠勤の連絡がLINE。ぺこりスタンプも笑えません。(30歳・サービス業)
「普段のクセで感情に合わせたスタンプを選びがちですが、仕事の場では通常NG。送る相手は友達ではなく仕事相手です。しかも、LINEは見なければ気づかないので電話で連絡を入れましょう」
LINEの内容を一度にまとめず、細かく区切って送ってくるのがストレス。(29歳・医療関係)
「友達間ではOKでも、社会人の中には不快だと思う人も。頭に浮かんだことをそのまま送るのは表現の浅さにつながります。文章を練らないので補足も増える悪循環に。きちんと練ってから表現を」
LINEのアイコン写真がチャラい。(32歳・教育関連)
「とても小さなアイコンですが、その人の印象が凝縮される場所。会社でも連絡用に使うなら、アイコンを替えるだけで印象は一変します。SNSの使い方は、学生時代とは違うものと理解しましょう」
取引先への連絡を「LINEしときました!」ってドヤ顔で言われて冷や汗。(26歳・印刷業)
「一般的なビジネスにおける連絡ツールは電話やE-mailが基本。そもそもLINEは、かなりカジュアルなやりとりのためのツールです。相手との連絡ツールがLINEである場合を除いて、場や状況に合わせた連絡手段を選びましょう」
誰にでも「インスタとかやってます?」と聞くのはやめて。(25歳・広告代理店)
「会社はサークルではなく仕事の場。コミュニケーションのための材料にすると、とても軽い印象を与えてしまいます。仕事の人間関係は仕事で深めるもの。SNSでつながった=信頼関係ができたわけではありません」
社会人になって最初に必要なのは、気持ちの切り替え。
会社の上下関係はかなりシビアです。何げない言動が知らぬ間に評価を下げる原因となることも。そして、他人を注意するのはエネルギーを使う作業。指摘してくれる人がいたら、貴重な存在だと思ったほうがいいですね
パワハラが話題となる時代に、先輩や上司が毎回注意してくれるとは限らない。だからこそ、気づかないと損!
社会に出て分からないことがあるのは当然です。自分から積極的に相談や確認を。マナーは基本が分かっていれば大丈夫。またコミュニケーションは“相手がどう感じるか”という想像力が思いやりにつながります。そこから先は現場で学ぶもの。失敗したら直せばいいんです
また、会釈の習慣を身につけておくのもおすすめだそう。
会釈は視野を広げて相手の存在に気づき、態度で伝えるトレーニング。素通りするよりもずっと印象がよくなりますよ