健人くんは、何事にも全力な人。紫耀は、無限の可能性を感じる人。
中島 俺にとっての紫耀は、可愛い後輩。でも、その一方で過去の出演作品を見ると、ものすごい存在感を放つ一人の俳優でもあって。だから、可愛いなって思う瞬間とカッコいいなって思う瞬間がある。無限の可能性を感じる人。
平野 なんか俺、すごいホメてもらっちゃってる……! 健人くんは、"ザ・アイドル! 王子様!"っていう絶対的なイメージがあるじゃないですか。でも、今回の役で髪をバッサリ切った姿を見て、アイドルとしてはもちろんなんですけど、俳優としても全力で取り組まれる方なんだなって再確認しました。
中島 あ、でもね、俺、今年恋愛サイボーグとか王子様キャラを必要な時以外は封印してるのよ。
平野 どうしたんすか?
中島 だって、俺ら、警察学生じゃん?
平野 まぁ、そうっすね。
中島 だからさ、視聴者の方の中でサイボーグとか王子様っていうイメージが先行しちゃうと、一緒にやってるお前に迷惑かかるじゃん?(キリッ)
平野 おおお! 急にめちゃめちゃマジメな話してる!
中島 っていうことで、しばらくは警察モードでいたいんだよね。2020年は、ラブロマンス作品1本も見てねぇし!
平野 ハハハ! そんなドヤ顔で言われても(笑)。王子様じゃない健人くんって、たとえるなら剣を持ってない勇者みたいな感じなのかなって思ったりもしたんですけど、実は懐に他の武器もいっぱい隠し持ってるんですね。
中島 そんなふうに言われると、うれしいね。このドラマは、いわゆるケンティーじゃなくて、中島健人で勝負したくて。
平野 ケンティー、働きすぎましたから。
中島 今回は、素の俺からにじみ出るものを愛してもらえるのが理想かな。
平野 なんか超カッケー!