男性へのプレゼントを真剣に考える～「尊敬する人」で攻める（前編）～

プレゼント選びって難しいもの。同性に贈るのも難しいのに、異性へのプレゼントならなおのこと。そこで、私、編集HGの人生を振り返り、男性が喜ぶプレゼントを自己判断で勝手に発表。彼氏でも男友達でもお父さん用でも。何度かにわたって紹介していきます。

結論から言えば、「迷ったら、おしゃれなものよりおもしろいものを」。街であまり見かけないアイテムを贈るのも手かと思います。今回は「尊敬する人」で攻めるということで、＂男性が尊敬している人＂のグッズをプレゼントしちゃおうという作戦。男性は憧れている人には弱いなーと感じます。

 作戦１　好きなアーティストで攻める

今やライブ会場に行かずとも、公式サイトからアーティストのグッズが買える時代。プレゼントを贈る男性の好きなアーティストのグッズを選ぶのもよいかと思います。上の写真は山下達郎氏のTシャツ。シティポップが好きな人にとっては、達郎さんは神のような存在。絶対喜びます。達郎さんのCDジャケットのイラストを手がける、永井博、鈴木英人のポストカードにメッセージを書いて渡せば完璧！

バッグに描かれたシルエットだけ見ると、一瞬「BOØWY？」と思うかもしれませんが、４人ではなく１人。そう、永遠の若大将、加山船長のトートバッグです。湘南デートに持っていきたくなる（のか？）！ 年上の男性向きかも。

ロックＴって海外のロックバンドのものを着がちですが、そうしないのがポイントです。ぜひ、タオルとセットで。渡すときに「『止まらないHa～Ha』と『トラベリング・バス』の時に一緒にタオル投げたい」と言えば、トークが絶対に盛り上がります。

 作戦２　憧れている架空の男たちで攻める

放浪癖のある彼、旅がらすに憧れている友人、「男はつらいよ」DVDボックス全49巻を待っているお父さんにぜひ。寅さんに憧れている男性は多いです。私が中学生のころ、担任の先生が「『男がつらいよ』が好きな人に悪い人はいない」と言っていましたが、確かに人情を大切にする人が多いような。写真のトートバッグとうちわは以前、ビームスに売っていました。

うちわの裏面も素敵。お風呂上りに使ってほしい。「男はつらいよ」は名言集や、劇中の「私生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい～」という有名なセリフや啖呵売だけを収録したCDも出ています。セットにしてプレゼントしても。

「アドリア海の男たちの物語が聞こえてくるぜ」。受け取った男性がそんなことを言うかはわかりませんが、「紅の豚」の飛行艇、サボイアです。愛すべきライバル、カーチスの愛機も。贈る男性の好きな作品のグッズなら、ルパンでもガンダムでもワンピースでも何でもいいと思います。「憧れる男の生き様を、身近に感じたいんだ」と私の友達が言っていました。

以上、男性へのプレゼント「尊敬する人」で攻める編でした。この作戦がいいのは、プレゼントをもらった男性が、その後、熱をこめてトークをしてくれることです。「アメトーーク！」で、芸人の方が熱心に語っているのに似ています。プレゼント選びのご参考になれば！