non-no
Magazine
2025年1・2月合併号
試し読み
non-noメンバーに登録するといろんな特典が盛りだくさん♡
JOIN MEMBER
2020.08.13
端正な顔立ちから漂うクールな印象。でも、内に秘めているのは――? 廉、連、練、恋。4つの「レン」を手がかりに、21歳の素顔に近づいて。
映画『弱虫ペダル』の撮影中、一緒にお昼を食べていた時のこと。二人のどちらがおごるかという話になったのですが、永瀬くんは「俺が出すから! 俺が出したい!」とずっと言ってくれていて、男気のある人だなぁと感じました。 僕と永瀬くんは自転車競技部の部員という役どころだったので、自転車に乗るシーンでは、脚の毛をあらかじめ処理しておかないといけなくて。「毎回大変だから、一緒に脱毛でも行く?」なんて、他愛もない話をしたのが楽しかったですね(笑)。撮影は終わってしまいましたけど、いつかKing & Princeのコンサートを見たいな♡
僕から見た廉くんは、王子様のようなルックスに、クールな性格…… "ザ・少女漫画の主人公"! 初めて会ったのは確かSexy Zoneの『Sexy Summerに雪が降る』のPV撮影で、一緒に撮った写真が今も残っています。今回、映画『弱虫ペダル』で共演して驚いたのは、そんな普段の"永瀬廉"から、演じる"小野田坂道"に一瞬で切り替わる、演技のスイッチのオン&オフ。カメラが回った瞬間、声の出し方、表情……。全く別人で、本当にスゴイなと思いました。 この場を借りて廉くんに伝えたいのは、「いつごはんに連れてってくれるんですか?」っていうこと(笑)。二人でごはんに行こうと前に話したまま、時がたってしまって。廉くん、僕はまだ諦めていません(笑)!
永瀬くんの俳優としての魅力はズバリ"人を惹きつけるカリスマ性"です。とにかく、気になる、見たくなる、応援したくなる。自転車を一生懸命こいでいる姿を見るだけで、彼に感情移入できる。それはやはり彼の持ち合わせている、努力では表現しきれない「何か」が理由なのではないかな、と映画『弱虫ペダル』の撮影で感じました。 そんな永瀬くんですが、僕は"クールな情熱家"ではないかと思うのです。坂道を2km以上走るシーンで、僕の思い通りにいかない箇所があったのですが、もう一度2kmを全速力で走らせるのは忍びないなという思いから「まあOKかな……」と言ったら、クッと僕を見て関西弁で「もう一回やらせてください」と。負けず嫌いなのか、作品にかける思いが強いのか。いつも冷静な彼ですが、熱いものを感じました。 永瀬くんと、彼が演じた小野田坂道に共通するのは、人を信じて、それを貫く心です。僕との現場も初めてで、不安もあったでしょうが、僕を信じてくれて、120%以上の情熱で表現して、そして、結果を出す。そんな姿勢は、小野田坂道と全く同じだと思います。 映画『弱虫ペダル』は永瀬くんだったから完成したと心から思います。他の誰かではダメで、あなたがその情熱を小野田坂道に吹き込んでくれたから完成したのです。今後、たくさんの映画に出演されるでしょう。今作で見せてくれたその情熱があれば、必ず、成し遂げられると思います。あなたの、真摯に取り組む姿勢や努力、そして情熱、それを忘れないで、唯一無二の俳優になってもらいたいです。
Profile
●ながせ れん
1999年1月23日生まれ、東京都出身。2018年にKing & Princeとしてデビュー。2019年にドラマ『FLY!BOYS,FLY!僕たち、CAはじめました』、映画『うちの執事が言うことには』で主演を務め、俳優としても注目を集める。
映画『弱虫ペダル』
© 2020映画「弱虫ペダル」製作委員会©渡辺航(秋田書店)2008
地元の千葉からママチャリで秋葉原に通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬廉)。自転車競技部で今泉俊輔(伊藤健太郎)や鳴子章吉(坂東龍汰)、寒咲幹(橋本環奈)と出会い、仲間とともにレースで走る喜びを見出していく。●8月14日(金)より全国公開
エンタメ
2024.11.22
VIEW MORE