19歳のラッパー、空音さんのヒット曲。最近のムーブメントであるシティ・ポップスなおしゃれトラックに乗せて独特の世界観のリリックがわんぱくに揺れるとても素敵な曲だと思いました。
俺ってば40歳のおじさんですからこのトラックとラップの雰囲気にスチャダラパーと小沢健二さんの『今夜はブギー・バック』を思い出してみたり。渋谷系ね。懐かしい。
「心の傷に音の絆創膏」素敵な表現ですね。空音さんも音楽でたくさん救われて、これから色んな人を救うんだろうなという未来すら感じます。
「パンにmellowのjamを塗ろう ドレミの音符 milkに溶かして」これは甘くていいなあ。これ、作詞家として自分が書くとなるとちょっと照れちゃうもんなあ。でも空音さん本人のリリックで鋭いフローをかまされるとこの歌詞がめっちゃセクシーに感じます。
全体として色っぽいんだよなあ。19歳にしてこの色気。こりゃ20代は大変なことになるぞ!