【平野紫耀(King & Prince)】“告白は、自分から。” 映画『かぐや様は告らせたい』を通して感じた恋愛観は?

2021.08.17

映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル

“愛の告白は、自分から。女のコには「好き」って言わせたくないんです”

「映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』で、前作に引き続き、学園トップの成績を誇る白銀御行を演じさせてもらいました。2度目とはいえ、天才の役には最後まで慣れなかったですけどね(笑)。ずっと"僕で大丈夫ですか?"って聞いていた記憶があります。四宮かぐや役の橋本環奈さんからは、天然なところが天才とリンクするって言ってもらえたけど、僕はイジられていたと受け止めてますから(笑)。でも、実際の僕とは真逆だった分、役作りしている感があって、演じるのはすごく楽しかったです。


今回あらためて感じたのは、白銀が僕にとって"こういう人間になりたい"と思わされる理想が詰まったキャラクターだということ。まず弱っている人を見捨てないところがカッコいいし、いい意味で計算高いんですよね。僕だったらその場の感情に任せて怒ってしまいそうなことも、冷静に先々まで計算してスムーズに問題を解決するところは大人だなって思いました。天才は、勉強だけでなく、人間関係も予測して計算できるんだなって。マジメだけど野性味もある。そういう部分は、同じ男として憧れます。


僕自身は、もし好きな人ができたら、すぐに告白して幸せな時間を過ごしたいと思うタイプ。だから、白銀と四宮みたいになかなか自分の思いを口にできない人の気持ちって、実はあまり分からないんです。でも、この作品で天才二人が頭を使って相手にいかに告白させるかで葛藤している姿は単純におもしろくて、楽しみながら演じられました。ただ、僕は絶対女のコのほうから"好き"とは言わせたくない! 自分の中で、告白は男からしなくちゃいけないっていうポリシーがあるんです。もし四宮に"好きって言いなさいよ"って言われたら、白銀のようにプライドが高くない僕は"待たせてごめんね"って謝ってしまうかも(笑)。


今作はファイナルということで、白銀と四宮の恋愛頭脳戦はお客さんもだまされるような壮大な規模になっているし、愛も友情も盛りだくさん。僕が一つの目標にしているのが、この映画を見てくださった男性の方に白銀のような男らしさをカッコいいなって思ってもらうことなんです。白銀みたいに大切な人のためにどんな努力もいとわない男の人が増えたら、もっと平和な日本がやってくるような気がします(笑)!」

Profile

●ひらの しょう 1997年1月29日生まれ、愛知県出身。King & Princeとして8月21日、22日に放送される『24時間テレビ44「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを担当する。3rdアルバム『Re:Sense』を引っさげた全国ツアー「King & Prince CONCERT TOUR 2021 〜Re:Sense〜」が7月25日(日)から開催される。

Movie『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』

将来を期待されたエリート高校生が集う私立秀知院学園で生徒会長を務める白銀御行(平野紫耀)と生徒会副会長の四宮かぐや(橋本環奈)。生徒会選挙でお互いの愛を確かめ合ったかに見えたが、高すぎるプライドのせいで「告白したほうが負け」という呪縛から逃れられずにいた。二人の天才による恋愛頭脳戦が再び開幕!

●8月20日(金)より全国公開予定

特別版は平野紫耀さんが表紙
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ノンノ2021年9月号

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2021年9月号掲載
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