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2022.02.04
ギャップ沼にハマる人、続々♡
美しくて、自分に正直で、努力の人。けれど、最近の彼が私たちに見せてくれるのは、それだけじゃない。だから、その素顔にもっと近づいてみたくなる。
30歳になった時、
『山田涼介といえば○○』
という確立した何かを手にしていたい
正しいと信じた道は何があっても突き進む
グループとしては、2021年11月からCDデビュー15周年イヤーに突入。デビューからの14年間をひと言で表してほしい、そう伝えると「濃かった、ね」とポツリ。そして、「いや、やっぱりひと言では言い表せないな。すべて語れって言われたら、ノンノを1冊ジャックさせてもらわないと!」と冗談めかして笑った。
「デビュー当時から今までを振り返って、一番大きく変わったのは仕事に対する姿勢じゃないかな。たくさんの経験を積んだことで、一つ一つの仕事や発言に責任を持つようになりました。でも、これって長くやっていれば誰しも変わってくるもの。大事なのは、そのことにいかに早く気づけるか、そしてそこから自分に対してどれだけストイックになれるかだと思うんです」
そんな考え方の変化は、山田さんの性格にも影響を及ぼしたという。
「昔に比べて、自分の意見をちゃんと伝えるようになりました。きっかけは、過去に言わなくて後悔したことがあったから。同じように後悔するなら、言ったほうがマシだなって思ったんですよね。そうすることによって周囲からどう見られても、気にしないです。そういう俺をわがままだねって思うか、意志が強いねって思うかは、人それぞれだから」
正しいと思ったことに対しては、己を信じて突き進む。不器用ともいえるほどまっすぐな生き方は、映画『大怪獣のあとしまつ』で山田さんが演じた、巨大怪獣の死体処理という未曽有の難題に挑む帯刀アラタと少し重なって見えた。
「映画の台本を読ませていただいた時、大臣クラスの大人たちが"怪獣の死体って燃えるゴミなの? 粗大ゴミなの?"ってバカバカしいことについて真剣に話し合うおもしろさと、映画としてのクオリティの高さのコントラストがすごく魅力的な作品だなって感じたんです。そんななかで特務隊員のアラタは、超ド直球でマジメに任務を遂行しようとする唯一の人物。俺がブレずにいることで、大臣側と特務隊側の対比を楽しんでもらえるんじゃないかと思いながら演じていました」
巨大怪獣の死体処理という前代未聞の事態に揺れ動く政治の世界やパニックに陥る人々、誰もいない渋谷スクランブル交差点。スクリーンの中で繰り広げられる物語は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経験した私たちのもとへ、どこか真実味を帯びて届けられる。
「偶然といえば偶然なんだけど、妙にリンクする部分があるんですよね。今のご時世だからこそ、この映画が完全なフィクションとは思えなくなって、よりハラハラドキドキしながら見てもらえたらうれしいです」
そして、コロナ禍を生きるノンノ読者には、こんなメッセージ。
「一人でも困難に立ち向かっていくアラタの姿を見て、鼓舞されてほしいし、自信につなげてほしい。自分がやりたいと思うことがあるなら、最後まで諦めないでほしいです! 俺自身も、このタイミングでHey! Say! JUMPが15周年イヤーに入って、新たなヒーロー像に挑んだ『大怪獣のあとしまつ』が公開されて、ここからまたどんな仕事と出会えるのか、すごく大事な時期だと思っていて。2年後、30歳になった時には確立した何かを持っていたいんです。
たとえば、"ジャニーズで役者といったら山田涼介だよね"って思っていただけるような、明確な何か。ただ、すでに役者の仕事もされている事務所の先輩方がすごすぎて、焦りみたいなものがあるのも事実。でも、挑戦する前から諦めるのは性に合わないので。壁にぶつかっても、壊れるまで戦うつもりで、15年目も駆け抜けたいです」
Profile
●やまだ りょうすけ 1993年5月9日生まれ、東京都出身。『いただきハイジャンプ』『スクール革命!』にレギュラー出演中。最近の出演作にドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』、映画『燃えよ剣』ほか。
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