【仲里依紗】「女優はこうあるべき」という"周りの目"が気になった20歳の頃のこと。

2022.02.27更新日:2022.02.28

ノンノ読者からの熱すぎるラブコールにこたえて降臨
仲里依紗さんにイロイロ聞いてみた

女優としてはもちろん、そのファッションセンス、YouTubeで発信する飾らない素顔も読者に大人気♡ ポジティブでハッピーに人生を楽しんでいる仲里依紗さんに聞いた「ノンノ世代、どんなふうに過ごしていた?」。

仲里依紗さんにイロイロ聞いてみた☺1-1

ブルゾン¥83600(参考価格)・ワンピース¥47300・スカート¥137500(参考価格)/アオイ(MSGM) ネックレス¥74800/MATT.(YUEQI QI) リング(右手)¥35200・リング(左手)¥38500/SHOWROOM UNO(JiYE SHIN) 靴¥22000/YELLO

"周りの目"が気になったノンノ世代の頃の私

 ノンノ世代って周りの目を気にしてしまう時期ですよね。振り返ると、私自身もそうでした。10代後半から20代前半は子どもでもないけれど大人でもない、大人になりかけの時期じゃないですか。進学をきっかけに一人暮らしを始める人もいれば社会人になる人も。環境の変化の中で"何が正解か?"必死に探すあまり自分を見失ってしまったりして。あと、周りの目もすごく気になる年頃だから、 自分の好きなファッションを楽しみたいのに、人から"派手だね"とか言われた瞬間に封印。ただはやっているという理由だけで、好きでもない洋服を買ったりしてね。

 まだ未熟で自分に自信を持てないからこそ、周りの意見に流されて右往左往してしまう。それは当時の私も同じです。あの頃の私を悩ませたのが「女優はこうあるべき」というイメージ。今でこそ、キャラを全開にありのままの自分で毎日を楽しんでいる私だけど……。当時は女優のお仕事における常識や自分の見られ方、周りの意見を気にして、やりたいことにストップをかけることも多くて。「みんなに身近に感じてもらえるような存在になりたい」と思ってこのお仕事を始めたのに、頭の中で「なんか違う」と思いながら、口に出せずグッと我慢。本当の自分を出せない時期でしたね。

 女優一本でやっていくなら、周りの意見は正しかったんだと思う。でも、私は最初からそのつもりはなかったんですよ。女優のお仕事が嫌いなわけでなく、何か一つのことだけに専念するっていうのがそもそも苦手なんです。お芝居をすることは今も昔も大好きだけど、それ以外のことも経験したい、自分の可能性を追求したい。一度きりの人生を楽しみたいからこそ、制限をつけて生きるのはもったいないと思っていて。それに、私には女優以外にも大きな夢があった。それは自分の好きな洋服を作って、たくさんの方に着てもらうこと。実家がお洋服屋さんをやっていて「自分もいつか」と夢見ていたんです。デビューしてからも心の中でずっと思っていましたからね。「その夢を叶えるまではぜっったい死ねん!」って(笑)。

Profile

なか りいさ

1989年10月18日生まれ、長崎県出身。出演作が絶えない実力派女優。自身で撮影・編集を行うYouTubeチャンネルは、登録者数150万人を突破。また、アパレルブランドのプロデュースを行うなど、垣根を越えて大活躍! 2023年公開『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』への出演も決定。

"お洋服屋さん"の夢、叶いました♡
RE.(アールイードット)チェックしてね!

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2021年7月に仲さんが家族とともに立ち上げ。同年12月にはラフォーレ原宿でのポップアップショップも開催するなど大人気。今後は小物などの展開も検討中とのこと、楽しみすぎる♡
▶公式Instagram  @re._oyoufukuyasan_

▶公式HP

2022年4月号掲載
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