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100万円の壁(住民税)
「住民税(①)とは、自分が住む自治体に納める税金。20歳以上は、年収が約100万円を超えると支払いが必要。各自治体で規定は異なりますが【超過額の10%の税率の所得割+約5000円の均等割】が一般的。未成年は給与収入約204万円未満まで非課税のことが多いです」(大竹さん)
103万円の壁(所得税)
「所得税(②)とは、収入に対してかかる税金。年収103万円を超えると支払いが必要で、超過額に応じた税金がかかります。年収110万円の場合は【(110万-103万)×税率5%=3500円】です。また、年収103万円を超えると親の扶養家族から外れ、親の税金負担も多くなります」(大竹さん)
源泉徴収の有無
「源泉徴収とは、給与を支払う側が所得税分をあらかじめ差し引いて支給する仕組みのこと。年収が103万円以下の場合は、いったん源泉徴収されても、12月中に『年末調整』書類を提出するか、翌年の2~3月中旬に『確定申告』を行うことで税金が戻ってきます」(大竹さん)