『オズランド　笑顔の魔法おしえます。』波瑠さん＆西島秀俊さんインタビュー

日々仕事に奮闘中の働く女性にオススメの映画『オズランド　笑顔の魔法おしえます。』で、初共演した波瑠さんと西島秀俊さん。２人が演じたのは遊園地の職員ということで、熊本県の遊園地・グリーンランドで実際に長期ロケを敢行、その仕事の奥深さを実感したと言う。波瑠さんが演じるのは、思い描いていた職場の理想と現実とのギャップにショックを受ける新入社員の波平久瑠美。西島秀俊さんは、久瑠美の上司で数々の企画を成功させてきたカリスマ・小塚慶彦を好演。２人が語る、映画にちなんだ仕事の向き合い方は働く全女性が共感できるはず。

波瑠さんと西島秀俊さんから、すべての新人に向けて激励メッセージ

学生から社会人になった久瑠美が、上司・小塚のもとで悩み、もがきつつも、成長していく姿が大いに心を打つ本作。そこで２人に、社会人１年生や新しい環境に飛び込んでいく若者たちへ、激励のメッセージを。波瑠さんは穏やかな表情で「すごくがんばってほしいけど、精神が病むほどはがんばってほしくはないです。自分に何ができるかは、自分では解りきれないところがすごくあると思います。最初はすごく自信があって、周りの人の声はうっとうしいと感じるかもしれないけど、すべてにおいて可能性があると思って、いろんなことにトライしてもらいたいです」。また、デビュー当時を振り返って「私はあまりプライドをもってこの業界に入ったわけじゃないので、当時はいろんな人の話を聞いていました。それで、私にいろんなことをやらせてみようという人がいてくれて、自分がそれに乗っかれたからこそ、今ここにいられるのかなと思っています」と改めて周りの人々に感謝する場面も。

西島さんからのアドバイスは、「きっと自分のことなんて見てくれていないだろうなと思っていても、周りの人は意外といろんなことを見てくれています。人の見えないところで仕事をしていたり、誰かの動きを手伝ったりすることは、けっこうみんな気付いてくれます。もちろん、無理してアピールする必要はないけど、影でいろいろ努力をしていると、いつか報われることが多い、ということは伝えておきたい」。さらに、「僕は不器用なタイプだけど、そういう僕のことをちゃんと見て、引っ張り上げてくれる人たちがいました。だから、あまり心配しなくていいです。自分のペースでがんばってください」とエールを贈る。

新社会人あるあるに共感！  仕事にポジティブになれる魔法とは？

波瑠さんと西島秀俊さんが初共演した映画『オズランド　笑顔の魔法おしえます。』は、社会人としての第一歩を歩み出したがんばる女子たちに元気を与えてくれる快作。原作は、熊本県に実在する遊園地「グリーンランド」をモデルにした小森陽一の小説『オズの世界』。波瑠さんが演じるのは、順風満帆に生きてきた都会育ちの女の子・波平久瑠美。恋人と同じ超一流ホテルチェーンに就職した久瑠美だったが、入社早々に地方の遊園地に配属され、恋人とも遠距離恋愛状態に。世間知らずな社会人１年生の久瑠美は、理想とかけ離れた職場に最初はガッカリさせられる。しかし、そこで出会った”魔法使い”と言われているカリスマ上司・小塚慶彦や、個性的な従業員たちのサポートを経て、少しずつ仕事に希望を見出していく。

極上のスマイルを連発する理想の上司役の西島秀俊さんや、久瑠美の彼氏・トシ君役の中村倫也さんというWイケメンにも胸キュンな本作。仕事や恋にへこみつつも、大奮闘する久瑠美には大いに感情移入しちゃいそう。また、エンドロールで流れるDream Amiの主題歌「Wonderland」も含め、新しい環境に足を踏み入れる女子たちに、エールを贈ってくれる。

＜上映情報＞
『オズランド　笑顔の魔法おしえます。』

【出演】波瑠　西島秀俊
岡山天音　深水元基　戸田昌宏　朝倉えりか　久保酎吉　コング桑田 中村倫也　濱田マリ　橋本愛 　柄本明

原作：小森陽一　『オズの世界』（集英社文庫刊） 監督：波多野貴文　脚本：吉田恵里香　配給：HIGH BROW CINEMA／ファントム・フィルム

★10月26日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー★
(C)小森陽一／集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会

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