横田真悠が秋のブランドバッグをナビ！ルイ・ヴィトン、ディオール…今欲しい運命のバッグは？

憧れメゾンの世界へようこそ

横田真悠の
夢見るブランドバッグ博覧会

歴史を重ねた作りのよさと、最先端のセンス。二つが融合しているから、いつも新鮮で長く愛せる。アートピースのように美しい特別なバッグと真悠が競演。

LOUIS VUITTON【ルイ・ヴィトン】

ブランドの始まりは旅行用トランク。伝統を小さなハードケースにぎゅっと凝縮

クロージャーのデザインは、19世紀の船旅用トランクにつけられていた錠前が原型。ブランドの歴史と技術が、モダンな美しさをまとって手のひらの中に。

バッグ「カメラ・バッグ」（17.6×12.5×6）￥451000・ドレス￥814000（ともに予定価格）・リング￥50600・靴（5.5）￥271700／ルイ・ヴィトンクライアントサービス（ルイ・ヴィトン）

大人気「レディディオール」を横長に。今欲しいエレガンスがここにある

メゾンのアイコンバッグ、「レディディオール」をモダンな横長シェイプで再解釈。ブラック＆ホワイトの千鳥格子モチーフを全面に刺繍し、新鮮なレディ感。付属のストラップでクロスボディにも。

バッグ「レディ D-ジョイ」（13.5×26×5）￥640000・カーディガン￥340000・スカート（参考商品）・ネックレス￥110000・靴￥178000・Tシャツ￥135000／クリスチャンディオール（ディオール）　靴下／スタイリスト私物

軽やかなラムスキンのチェーンバッグに輝く、メゾンのアイコン「トリオンフ」

Cを重ねた1972年生まれのアイコン、「トリオンフ」がクラシカル。シンプルなフォルムはパリジャンが新聞を丸めて小脇に抱える姿からインスパイアされたそう。

バッグ「ニュースペーパーチェーンバッグ」（16×31×6）￥412500・ジャケット￥484000・シャツ￥231000・スカート￥198000（すべて予定価格）／セリーヌジャパン（セリーヌバイエディ・スリマン）

ころんと丸いサッチェルバッグで可愛さも品のよさも、ひとり占め

伝統的なクラフツマンシップと、新鮮な感性が交わるメゾンのコレクション。柔らかな曲線形のシルエットは20のパーツを組み合わせて作られていて、機能的かつ美しい！フラップにあしらったゴールドの「FF」ロゴがきりりとしたアクセントに。

バッグ「フェンディカモンスモール」（15×21×6.5）￥324500・トップス￥269500・ワンピース￥665500／フェンディジャパン（フェンディ）

柔らかな最高級レザーだからできるユニークで愛らしくて、アートなフォルム

パセオはスペイン語で「散歩」の意味。プリーツを寄せたソフトなナパレザーのバッグは驚くほどの軽さ。ゆらゆらと愛らしく揺れるストラップと一緒に、どこへでも出かけたくなる。ロエベは1846年創業、スペイン王室御用達の皮革製品ブランド。最高級の品質に定評がある。

バッグ「パセオバッグスモール」（11.5×35×21）￥359700・ジャケット￥437800・タンクトップ￥39600・スカート￥249700／ロエベジャパンクライアントサービス（ロエベ）

ここにしかない「サフィアーノ」レザーと、色と形。ミニマムなサイズで満喫

110年前、ミラノにオープンしたプラダ第1号店にちなんで名づけられたバッグ。丈夫な加工で、きらめくような美しさが長もちする「サフィアーノ」レザーや、鮮やかな発色、コンパクトだけど収納力のあるデザインなど、ブランド独自の技を詰め込んだ名品。

バッグ「プラダガレリア」（14.5×20×9.5）￥456500・ドレス￥385000（ともに予定価格）／プラダクライアントサービス（プラダ）

（　）内の数字はバッグのサイズ（縦×横×マチ）とヒールの高さを表し、単位はcmです。

2023年10月号掲載