スタバ・撮影会・プログラミング。若者バイト最前線【今ドキ若者調査Vol.4】

2018.04.16更新日:2018.04.20

意識高い系の若者が「スタバでバイト」にこだわるワケ

読者インタビュー(※1)やちょっとした大学生への取材でよく出てくるワード、それはいつも「バイトはスターバックスです」。なんでそんなにこだわるの? カッコいいから?…聞くと、「就活に有利だから」という。真実なのか、都市伝説なのか? ノンノ2018年3月号でその疑問を実際に調査、特集したのが下記。フタを開けてみれば、スターバックスではアルバイトでもキャリアを積めばスタッフのシフトを組むといった仕事も任されるようになり、そこが就活でのアピールポイントになるとのこと。ユニクロもほぼ同じ理由で人気があり、顧客対応が身につく東京ディズニーリゾートも人気のよう。

もちろん、バイトとは「どこで」ではなく、自分が成長したことをアピールするのが大事、という結論にはなるのだが、最近は就活情報がウエブでシェアされるため、バイトすらも「就活に有利」を意識して選ぶ事態となっている。
では就活に関係なく、時給2000円の今ドキ高給バイトとは何か?それはプログラミングと撮影会である。プログラミングは、ITスキルに長けた学生も多い今、それほど珍しいバイトではないらしい。かたや撮影会バイトとは、専用アプリに自分を登録しておき、指名があったら指定のスタジオに行って、1時間撮影の被写体になるというもの(撮影する側はアプリで被写体を選び、スタジオに行って撮影する)。こちらも今それほど珍しいバイトではない。
大学生のアルバイトでマスなのは今も飲食店や塾講師・家庭教師だが、今の30代以上が若かりし頃に夢にも見なかったアルバイトも出現している。採用面接の際はアルバイト経験を突っ込んでみると、黒一色のリクルートスーツでも意外とキャラがわかるかもしれない。
※1 ノンノ編集部では月に1回、4~5名の読者との対面取材を定例にしている
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