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2019.01.23更新日:2019.01.30
2018年8月、ノンノはマクロミル社に依頼し、18歳から25歳の若者の消費動向や嗜好性を詳細に調査した(※1)。その結果を8回に分けて分析していく。
今回のトピックスは「1か月あたりの支出内訳」。まず、「1か月に自由に使える金額」(住居費・光熱費・学費などは除く)を比較すると、ノンノ読者は一般層に比べて1.6倍という結果が出た。今ビジネスの中心にいる世代にとっては「ノンノ=一般層」というイメージがあるかもしれない。
しかし現在、ノンノを読んでいる若者女子は一般層ではなく、より金銭的に余裕がある層である(ノンノ編集部はターゲット層分析のために2016年にもマクロミル調査を実施したが、同様の結果だった)。また、ノンノ読者に限らず、ファッション誌を定期的に購読する女性と一般層との比較においては、雑誌を読む女性のほうが金銭的余裕があるという結果が出た。
「お金を払って楽しんでいるもの」について聞いてみたところ、ノンノ読者は「ファッション」「メイク・スキンケア」「国内旅行」「ヘアケア・アレンジ」の項目で一般層を上回り、グルメについてはほぼ同率である。
また、実際の金額を比較すると「ファッションにかける金額」はノンノ読者は一般層の1.7倍、「美容にかける金額」は同1.44倍という差がついた。(ファッションの詳細な調査結果については次回マクロミル調査②、ビューティについてはマクロミル調査③に詳述する)
また、「将来に対する価値観」に当てはまるものを選ぶ項目では、ノンノ読者はほぼすべての項目で一般層を上回った。ノンノ読者は生活全般に幅広い関心を持ち、自己啓発や消費に対して積極的・ポジティブであるといえる。ちなみにファッションや美容以外の項目で、ノンノ読者と一般層でとくに差がついたのは「習い事・資格取得にかける金額」(ノンノ読者は一般層の4.4倍)と「家具・インテリア・雑貨にかける金額」(同4倍)の2つ。この傾向を裏づける結果である。
最後に、そのほかお金に関する結果で目立ったのは、ノンノ読者が「1か月にしている貯蓄」は45,773円(同1.65倍)というもの。この金額は競合誌の中でダントツに高く、ファッションや美容を楽しみながらも、真面目で地に足の着いたライフスタイルを送るノンノ読者らしい一面が表れているといえる。
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