雑誌読者のブランドバッグ保有率は、一般層の2倍以上。【今ドキ若者調査Vol.21】

2019.01.30更新日:2019.02.05

ブランドバッグの保有率は一般層の2倍以上。ノンノを読む若者女子の真実ーマクロミル調査②

今回のトピックスはファッション。ノンノを読む若者女子と一般層を比較し、その消費力についてデータをまとめた。

興味・関心のあるものは?

まずは大前提として、すべての18歳から25歳の若者にとって、ファッションとは「No.1の関心事」であることを確認したい。マクロミル調査(※1)における「興味・関心があるもの」の10項目(※2)の選択肢のうち、「ファッション」はノンノ読者、一般層どちらも1位だ。ただし、ノンノ読者のほうがパーセンテージは高い。
現在保有しているバッグ・革小物のブランドを教えてください。

現在保有しているコレクションブランドや、高価格帯の国内ブランドのバッグや革小物の保有率の比較では、ノンノ読者は一般層のおよそ2倍である。「今ドキ若者調査Vol.20(マクロミル調査①)」にて、ノンノ読者がファッションに使うお金は一般層と比べて1か月あたり1.6倍という結果をすでにお知らせしたが、そのデータを裏付けている。

現在保有しているジュエリーブランドを教えてください

ジュエリーの保有率についても、上記のようにブランドバッグと同様の結果が出た。

逆に「興味がない/知らないバッグ・革小物ブランド」を聞く設問では、雑誌を読んでいる層は6~7割の認知度があるコレクションブランドも、一般層となると4~5割しか認知度がなかった。ファッション雑誌が新しいブランドを知るきっかけになっていることは確実である。

出稿実績のあるブランドは、ノンノ読者にデイリーに着られているか?

また、今回「デイリーに着るブランド」というカテゴリーで複数のアパレルブランドを選択肢として出したところ、本誌に出稿実績のあるアパレルブランドDは「デイリーに着るブランド」としての位置づけで、一般層に比べて3倍の差がついていた。


若者調査Vol.3「SNSに疲れてませんけど、何か?」というトピックスで取り上げたように、今ドキの若者は、自分の目の前に届けられない情報は認知しない。そして認知しないままにそのブランドの適齢期をすぎてしまったり、憧れの気持ちを熟成させないままに年を重ねてしまう。そんなとき、ファッション雑誌は「若者が自分ではとりにいかない、新しいファッションの価値」を提示できる媒体であることは確かだ。

ちなみに、ノンノ本誌の毎月の読者アンケート(ノンノ12月号実施:289人が回答)において、「知らなかったファッションブランドを知る機会が多い媒体」はファッション雑誌が1位(42%)、次いでインスタグラム(23%)、そしてアプリ系ファッションサイト(14%)と続く。

若者女子の一番の関心事は、今も昔もファッション。瑞々しい感性を持つ時期に、その幸せを広く、深く体験することはこれからの人生をも豊かにする。ノンノ本誌やノンノウエブは、「若者女子に”届く”媒体」として、今後も誠意を込めて誌面やサイトを作っていきたい。

※1 2018年8月実地 マクロミル社調査結果より/対象:18~25歳女性
※2 選択肢=①ファッション②メイク③スキンケアとボディケア④グルメや食べ歩き⑤ヘアケアやヘアアレンジ⑥国内旅行⑦ダイエット⑧イベントやコンサート⑨料理やお菓子作り⑩音楽・映画・美術鑑賞
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集英社・広告部 メディアプランニング課
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