旅行&おでかけ

【金沢1泊2日モデルコース】観光名所を巡りながら、金箔や水引…伝統工芸も味わう旅を「OMO5金沢片町」が案内!

2025.11.28

今、石川県・金沢へ行くなら何をする? 加賀百万石の歴史を感じる観光地を巡る、北陸の海の幸から茶菓子までおいしいグルメでお腹を満たすのはもちろん、金箔や水引など伝統工芸にも触れるちょっぴり大人な楽しみ方をするのはいかが? 今回は、金沢のローカル情報を知り尽くす「OMO5金沢片町 by 星野リゾート」のアテンドによる、一歩先行く金沢旅1泊2日のモデルコースをご紹介。観光地を徒歩や交通機関で効率よく巡る大満足な金沢旅行をお約束!

加賀百万石の城下町\石川県・金沢市/

江戸時代、加賀前田家の城下町として栄えた「金沢」は現在も武家屋敷や茶屋街などが残る風情あるまち。金沢金箔や水引などの工芸品も受け継がれ、伝統的なものをモダンにアレンジするアートな地域としても注目を浴びます。のどぐろやカニなど北陸の海の幸、金沢おでん、加賀棒茶などおいしいグルメも豊富とあって旅行先として大人気! 今回、ノンノの読者組織・大学生エディターズが金沢の魅力を掘り下げてきました!

【1日目】片町の街歩き&伝統工芸を楽しむ旅スタート

1日目・午前/金沢駅に到着後、ホテル「OMO5金沢片町」にチェックイン

東京から金沢まで北陸新幹線で約2時間30分。金沢駅に到着したら、まず観ておきたいのが「鼓門(つづみもん)」。金沢の伝統芸能・能楽で使われる鼓をモチーフにした門で、高さ13.7メートルのスケールに圧倒される! 記念に写真を撮ってね!

12時/「OMO5金沢片町」に荷物を預ける

身軽に観光を楽しむため、ホテルに荷物を預けに行こう。今回宿泊するのは金沢の観光地へのアクセス良好な、金沢市片町の中心街「堅町商店街」に建つ「OMO5金沢片町 by 星野リゾート」。地域と密着した宿泊体験ができるOMOブランドのホテルで、金沢の見どころやおすすめの飲食店をホテルスタッフ「OMOレンジャー」が案内するツアーや、金沢の茶文化を体験できるイベントを用意。ホテルのフロントにある、近隣の観光スポットやおすすめの飲食店、工芸品の老舗の情報を集めた「ご近所マップ」を散策の参考に!

1日目・午後/加賀水引のアクセサリーやチャームづくり♡ 長町武家屋敷跡や片町のグルメスポットを散策!

13時/「津田水引折型」でオリジナルの水引アクセサリーやチャームづくり!

まずは金沢の伝統工芸「加賀水引」を生み出したお店「津田水引折型」で文化体験!元来、贈答物は和紙で平面的に折りたたんで包むのが主流でしたが、約1世紀前、「津田水引折型」の初代・津田左右吉が、和紙でふっくら立体的に包み、造形的な水引結びを飾る手法を考案します。その後、水引を使って鶴や亀、宝船などを表現した芸術作品も生まれ、「加賀水引」という伝統工芸品として定着しました。今回、水引細工の職人技を体験できるワークショップに参加し、アクセサリーやチャームを作ってみました♡

鮮やかな色からキラキラと光るものまで、バリエーション豊富な水引から自分好みのものを選びます。水引を手でしごいた後、「あわじ結び」をベースにお花のかたちを作ります! 結び順が複雑で、紐が緩んでしまわないよう力加減も重要な作業。苦戦しながらもお花の形にし、1時間ほどでピアスとチャームを仕上げることができました! 完成品はケースに入れてお持ち帰り♪

水引細工の繊細な作業を体験したエディターズは、店内に飾られた孔雀や手毬など大型作品に圧倒。豪華な装飾を施した祝儀袋は、水引の結びの種類や飾りの細工で意味が変わるそう。エディターズ2人も“進学や結婚を祝う時、水引で気持ちを伝えてみたい”と話していました。

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【金沢旅行・水引細工の体験】「津田水引折型」のワークショップでチャームやアクセサリーづくり!

「加賀水引 津田水引折型」

「加賀水引 津田水引折型」
住所:〒921-8031 石川県金沢市野町1-1-36
電話:076-214-6363
営業時間:月~金曜日の平日 10時~18時/土曜日10時~12時
定休日:日曜日・祝日
【水引体験】 開催日時:10時~15時(月~金曜日の平日のみ受付。土日祝は開催しておりません。)ご予約は「加賀水引 津田水引折型」公式サイトから。
公式サイトはこちら

15時/堅町商店街の古着屋で、運命のアイテムに出合う♪

片町に戻り、デパートや洋服店が立ち並ぶ香林坊エリアでショッピングタイム。ファッションストリートとして親しまる堅町商店街にはおしゃれな古着屋さんも多いとあって、ヴィンテージ好きのエディターズが注目! 一目惚れした靴を購入していました♪

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【古着女子必見!】金沢・片町で見つけた“レディース古着”が可愛すぎるお店2選

16時/片町のディープな商店街や長町武家屋敷跡をゆったり散歩

「OMO5金沢片町」のホテルスタッフさんが片町の楽しみ方をガイドしてくれるツアー「金沢味わいまっし散歩」に参加! 片町の商店街から長町武家屋敷跡まで約1時間散策しながら、片町の歴史、地元民に愛されるグルメ、おすすめの飲食店やお土産情報をホテルスタッフさんが教えてくれます。

「OMO5金沢片町」のある堅町商店街から柿木畠エリアへ向かっていくと、昭和の趣きが残る片町らしい風景が広がります。金沢おでんの老舗から金沢の地酒と海鮮を味わえる居酒屋、おしゃれなイタリアン、中華料理店まで様々な飲食店も並びます。

300年以上の歴史を誇る木倉町エリアの商店街へ。やきとり横丁から居酒屋や割烹、バー、スペイン料理店やイタリアンまで様々なジャンルの飲食店がひしめく、まさにグルメタウン。金沢のソウルフード「ハントンライス」やのどぐろ料理をいただけるお店も。

昭和から続く「新天地商店街」へ。レトロな看板が顔をのぞかせ、昭和にタイムスリップしたような光景が広がります。なかでも狭い路地に電柱やバラック建ての飲食店が並ぶ、「金沢中央味食街」は雰囲気をより感じられる!

江戸の武家屋敷跡を残す長町へ。加賀藩時代の身分の高い武士が住んでいた屋敷跡が残り、黄土色の土塀や石畳の小路からも歴史を感じることができます。工芸店も多いエリアなので、輪島塗や久谷焼の食器を探したり、工房で陶芸体験したり、クラフト探訪も楽しんで。

和菓子店「茶華工房たろう」さんの甘味処でひと休み。伝統的な製法を守りながら、現代の生活になじむ素材やかたちの和菓子を提案。チョコレートやストロベリーなど洋風な味を加えた10種でラインナップする「たろうのようかん」がシグネチャー。和×洋のクリエイティブなお菓子に魅了されたエディターズは、ピーナツバター餡入りの「おひるねピーどら」、上生菓子やもなかをお土産に持ち帰り♪

散策していると、金沢の街中には用水が流れていることに気づきます。江戸時代に製造され金沢の人の生活を支えてきた「鞍月用水」に、今もなお水が流れています。その水路に沿っておしゃれな飲食店が並ぶ「せせらぎ通り」は金沢トレンドの発信地。インスタで大人気なカフェやビストロが集まるノンノ世代には絶対訪れてほしい場所です♡

「金沢片町味わいまっし散歩」

「金沢片町味わいまっし散歩」
時間:16時~17時
料金:無料 
対象:宿泊者
定員:10名
予約:OMO5 金沢片町公式サイトにて要予約

18時/「OMO5金沢片町」で金箔レターや水引のカトラリーづくり

片町をぐるりと巡ったらホテル「OMO5金沢」に戻ってちょっと休憩。宿泊者限定のサービス、水引のカトラリーや金箔レターづくりを楽しめる! お土産としてお持ち帰り♪

1日目・夜/伝統工芸と金沢食材を味わう! 贅沢フルコース、お茶時間

19時/木倉町の和食店「CRAFEAT」で石川の食と工芸を味わいつくすフルコース

ぽっとあたたかな灯やネオンが灯り、にぎわいをみせる夜の木倉町へ。今回、ディナーで訪れた「石川の工芸と食」をテーマにした和食レストラン「CRAFEAT」では、国の重要無形文化財に指定されている輪島塗にふれることができます。創業200年以上の輪島塗製造元・田谷漆器店がプロデュースし、輪島塗のお椀や重箱をはじめ、山中漆器や九谷焼で、石川の食材をふんだんに使ったお料理をふるまいます。

石川の食を知り尽くしたシェフが目利きした新鮮な海の幸、旬の加賀野菜を使ってメニューを構成。前菜は、スプーンで輪島塗のなめらかな口あたりを体感。蒔絵や沈金の美しい装飾を施した輪島塗のお椀で、しんじょ入りのかぼちゃスープやほろっと柔らかな角煮をいただきました。重箱を使った心躍る演出でふるまわれたのは、色鮮やかな地元野菜の煮浸し。能登牛をのせたあんかけハンバーグは、白の九谷焼の上で輝きを放ちます。輪島塗の椀でシメの麺料理、デザートで締めくくり。伝統工芸の美しさと絶品料理の数々にエディターズは感嘆! 食事中はシェフによる器や料理の解説、金沢で美術を学ぶ大学生スタッフさんと講義の話で盛り上がりました♪

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【金沢旅行・グルメ編】OMO5 金沢片町のガイドツアー、老舗茶屋でのカフェタイム、輪島塗でいただく贅沢ディナーをご紹介!

「CRAFEAT」

料理は食材の旬の時期に合わせて変えており、いつ訪れても違う発見があります。石川のディナーはぜひこちらで。

「CRAFEAT」
所在地:〒920-0988 石川県金沢市木倉町5-2
電話:090-4740-4177
営業時間:17時〜23時(ラストオーダー22時30分)
定休日:火・水曜日
席数:15席(1階カウンター6席、2階カウンター9席)
予約:2階席は事前予約制。
公式サイトはこちら

21時/「金沢KOGEIナイトサロン」で素敵な夜のお茶時間

宿泊先「OMO5金沢片町」に戻って、夜のイベント「金沢KOGEIナイトサロン」で一日を締めくくり。ホテルのフロントスペースはあたたかな光が灯る幻想的な空間に様変わり。金沢箔や加賀水引細工を用いた繊細かつきらびやかな装飾から、金沢ならではの美意識を感じられます。ホテルスタッフが目の前で淹れたお茶と金沢の茶菓子を味わえるサービスも用意。2種のお茶を飲み比べたエディターズは「味が全然違う!」と驚き、お湯の温度や抽出時間で味が変化するお茶の奥深さを体感しました。

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【OMO5金沢片町】加賀棒茶を楽しむ夜のイベントなど、ホテル内のアクティビティをご紹介!

「金沢KOGEIナイトサロン」

「金沢KOGEIナイトサロン」
時間:19時~22時(21時30分最終提供)
料金:無料
対象:宿泊者
定員:なし
提供内容:お茶の飲み比べ、茶菓子
※季節によって提供内容に変更が発生します。

22時/ホテル「OMO5金沢片町」で就寝

「OMO5金沢片町」の客室「スーペリアルーム」に2人でお泊まり♪ 敷布団の和テイストはお部屋では、大きなソファでくつろいだり、シューズオフで過ごせたりと暮らすように過ごせる。九谷焼そばちょこや、金沢の冬の名物・雪吊りをモチーフにしたカーテンなど金沢らしさを感じられる仕掛けも。ゆっくり疲れを癒して、2日目も楽しむぞ!

【2日目】金沢の歴史を感じる名所、現代アートをゆっくり堪能

2日目・朝/ホテルの朝食を楽しんだら、金沢21世紀美術館を巡るツアーへ

7時/彩り豊かな朝食を食べて2日目スタート

朝食はホテル内のカフェを利用♪  この時期は加賀棒茶の豊かな香りを味わえる「棒茶茶漬け」、洋食派にうれしい「アメリカンブレックファスト」や「クロックムッシュ」などのメニューを用意。

9時/金沢21世紀美術館で現代アートを鑑賞しながら朝さんぽ

金沢観光ではずせない「金沢21世紀美術館」。今回は「OMO5金沢片町」のスタッフさんのガイドのもと、展示作品やそのコンセプトの解説を聞きながら鑑賞。屋外の芝生広場にもさまざまな作品を展示。敷地内に設置されたチューバ状の作品『アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3』(フロリアン・クラール)は、地中でつながった管で音を伝えることができます。子どもたちが体験型作品で遊んでいたり、春の桜シーズンにはピクニックを楽しむ人でにぎわったりと金沢市民のいこいの場所。

やわらかな日の光が射し込む開放感ある館内では、大型ウォールアートやインスタレーションを楽しめます。『スイミング・プール』(レアンドロ・エルリッヒ)やSANAAデザインの『ラビットチェア』がずらっと並ぶコーナーは、インスタで大人気のフォトスポット。ポージングを工夫して可愛い写真を狙って。

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【歩いて楽しむ金沢】金沢21世紀美術館や商店街へ!OMO5金沢片町のガイドつきツアー

「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」

「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」
時間:9時~10時
料金:無料 
対象:宿泊者
定員:8名
予約:OMO5 金沢片町公式サイトにて要予約

「金沢21世紀美術館」

「金沢21世紀美術館」
住所:〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2-1
電話:076-220-2800
営業時間:【展覧会ゾーン】10時~18時(金・土曜日は20時まで)
【交流ゾーン】9時~22時
休業日:【展覧会ゾーン】毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始
【交流ゾーン】年末年始
料金:美術館の建物への入館(交流ゾーン)は無料。展覧会ゾーンへの入場は展覧会観覧券(有料)が必要です。なお、市民ギャラリー等で開催されている一般主催展覧会の観覧券は、各会場入口でお買い求めください。(展覧会の観覧料は内容や時期により異なる)
公式サイトはこちら

2日目・午前/金沢城跡や兼六園を巡った後は、老舗茶屋でほっと一息

10時/縁結びの神を祀る「石浦神社」で恋愛運UP! 可愛い水玉のお守りもゲット

「金沢21世紀美術館」からすぐそばにある、古墳時代に草創された金沢最古のお宮「石浦神社」で参拝。縁結びの神として崇拝される大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしており、良縁や恋愛成就の祈願にぴったり。カラフルな水玉がキュートすぎるお守りや絵馬も発見!

「石浦神社」

「石浦神社」
住所:〒920-0964 金沢市本多町3丁目1番30号
電話:076-231-3314
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10時20分/「兼六園」の美しい庭園を眺めて心落ち着く時間を

「石浦神社」から歩いてすぐには、日本三名園の一つであり江戸時代の代表的な大名庭園「兼六園」があります。春は梅や桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は樹木の雪吊りと季節ごとに表情を変える美しい景色に癒されます。ぐるっと庭園を巡ったら、「茶店通り」で餅やソフトクリームなどの甘味やお食事をゆっくり楽しむのもおすすめ。

「兼六園」

「兼六園」
住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
開園時間:8時~17時(10月16日~2月末日)、7時~18時(3月1日~10月15日)
電話:076-234-3800
入園料金:大人(18歳以上)¥320、小人(6歳~18歳未満)¥100
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11時30分/「金沢城公園」で加賀藩の歴史に魅了されて

「兼六園」から道路を挟んだ向かいには、「金沢城公園」への入り口となる「石川門」。門をくぐった先の三の丸広場には連結型の櫓がそびえ立ちます。なかでも、二の丸の正門である橋爪門を見下ろす位置にある「橋爪門続櫓」は、人々を見張る櫓として重要な役割を果たしてきました。公園を上から眺められる3階まで上がって、絶景も楽しんで。

金沢城公園は多種多様な石垣を見ることができるのもポイント。大小異なる自然石を積んだものから、きれいな長方形に加工した石を整然と積んだものまで。先人たちの知恵も積み重ねてきた石垣に注目して。

「金沢城公園」

「金沢城公園」
住所:〒920-0937 金沢市丸の内1番1号
電話:076-234-3800
開園時間:7時~18時(3月1日~10月15日)、8時~17時(10月16日~2月末日)
園内施設営業時間:【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門】9時~16時30分
【河北門・鼠多門】9時~16時30分
【玉泉庵】9時~16時30分※ 12月29日~1月3日はお休みです。
入園料:無料
【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門について】大人(18歳以上)¥320、小人(6歳~18歳未満)¥100
公式サイトはこちら

12時30分/「野田屋茶店」で加賀棒茶と和スイーツを堪能

「金沢城公園」から下り、徒歩20分ほどで堅町商店街に戻ります。商店街にある、江戸時代末期から5代続く老舗茶屋「野田屋茶店」さんでいっぷく。石川の特産品・加賀棒茶の歴史や、茶葉の焙煎方法についてご解説もいただきました!

加賀棒茶は、緑茶の生産過程で捨てられていた“茶の茎”を有効活用して生まれたお茶。お茶は輸出されることが多かった時代に、庶民でも身近に楽しめるお茶として定着したそう。品質のよい茶を生むためには、焙煎の際、気温や湿度に合わせて火加減や火入れのスピードの調整が重要なのだとか。そんな職人技によって生まれた浅煎りと深煎りの茶をエディターズが飲み比べ、その味や香りの違いに目を丸くしていました。

茶店のカフェスペースでは、加賀棒茶はもちろん、緑茶や抹茶を使ったドリンク、スイーツメニューを用意。加賀棒茶の香ばしさ広がるパフェやソフトクリーム、プリンも見逃せない!

「野田屋茶店」

「野田屋茶店」
所在地:〒920-0997 石川県金沢市堅町3
電話:076-221-0982
営業時間:9時30分~18時30分
公式サイトはこちら

2日目・午後/金箔貼りを体験! 金沢駅でお土産探し

14時45分/ホテルで荷物を受け取り、金沢駅方面へ向かう

片町でランチを食べたり散策を楽しんだ後は、ホテルに戻り荷物を受け取ります。次なる目的地は、タクシーで約15分の金沢駅周辺にある箔座株式会社さんの金箔工場と箔品工房。

15時/金箔工場にて、「縁付金箔」「断切金箔」の製作工程を見学!

金箔の製造と金箔を使った製品をつくる「箔座」さんの工場・工房を見学。金箔工場では箔打ち職人さんの作業工程を拝見。手漉きの和紙を箔打ち紙に用いる「縁付金箔」は400年以上の歴史があります。国宝や重要文化財の補修にも用いられ、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。

エディターズは、箔を革盤に一枚ずつ移し、竹枠をあてて裁断する「移し仕事」という工程を体験。約1万分の1mmの非常に薄い箔は、平らに革盤にのせるだけでも大苦戦! 裏返ったり、大きなシワになったりしている部分は息を吹きかけて直すのですが、なかなか上手く行かずみんなが手に汗握る展開に。

「縁付金箔」の箔打ち紙は約半年かけてつくるのに対し、約14日間と短い期間でつくれるのが「断切金箔」という製法。2つの製法の違いを学びながら、長い経験を重ねた金箔職人さんによる繊細な手作業に感嘆。

箔品工房にて、金箔を使って器や小物入れ、アクセサリーをつくる様子を見学。金箔がしっとりと輝く美しい製品は、箔打ちから箔貼り、検品まで、どの工程も職人による手作業を経て作られていることを実感。金箔づくりの奥深さをしっかりと堪能してきました。

「高岡製箔 金箔工場・箔座 箔品工房」

「高岡製箔 金箔工場・箔座 箔品工房」
所在地:〒920-0841 石川県金沢市浅野本町2-19-13
公式サイトはこちら

16時/金沢駅でお土産探し

「箔座」さんの工場・工房からタクシーに乗り、金沢駅へ向かいます。金沢駅にはショッピング施設「金沢百番街」には地元の和菓子や海鮮食品、工芸品などを扱うさまざまなお店がそろいます。お土産購入して、旅を締めくくり。

【まとめ】金沢の歴史や伝統工芸も楽しむ金沢1泊2日モデルコース

金沢旅行1泊2日の様子をお届けしてきました♡ 金沢の武家文化が残る街並み、北陸のおいしいグルメ、伝統工芸の金箔や水引、輪島塗を味わいつくすモデルコースコース。ぜひこれを参考に旅の計画を練って!

今回宿泊したのは…
OMO5金沢片町 by 星野リゾート

Information

OMO5金沢片町 by 星野リゾート

所在地:〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目4-23
料金:1泊1室¥16000~(税込、食事別) 
*金沢市宿泊税が掛かる場合があります。 
施設構成:地上1~6階建 
客室、OMO ベース(フロント、OMO カフェ、ラウンジ、ライブラリー、ショップ)
客室数:101 室/チェックイン 15時 チェックアウト 11時
電話:050-3134-8095(OMO 予約センター 受付時間 9時30分~18時) 
アクセス:金沢駅からバスで約10分(バス停「香林坊」より徒歩約4分) 

※2025年10月時点での情報です。各施設の営業時間は時期により変動の可能性がございます。最新情報は「OMO5 金沢片町 by 星野リゾート」のHPでご確認ください。

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