旅行&おでかけ

大学生の海外ボランティア体験談 春休みに1か月ニュージーランドへ!活動内容、費用などレポート

2025.12.14

ちょっとの勇気で、こんなにおもしろくて、こんなにプライスレス!
みんなの海外体験レポ

留学やワーキングホリデー、ボランティアなど、さまざまな方法で海外を訪れた先輩たちにインタビュー。費用から、利用した支援制度、滞在先でのハプニング、海外で成長できたことまで、詳しく聞きました。学生のうちに海外に行ってみたい!と思っている人は、ぜひ参考にしてね!

ボランティア編

活動の内容は多種多様。旅行会社や留学エージェントのパッケージツアーもあれば、NGO団体が主催するものも。

ニュージーランドの高校で教師のアシスタントに挑戦

大学生エディターズNo.199 みちゃさん

PROFILE
大学生エディターズNo.199
みちゃさん

⚫︎渡航先 》》ニュージーランド
⚫︎期間 》》2025年2月~3月(1か月)
⚫︎かかった費用 》》70万円

日本に憧れる学生との出会いが将来の目標につながった!

みんなの海外体験レポイラスト4-1

 一般的な語学留学とは違う形で海外に行く方法はないかな?と思い、エージェントに相談した時に惹かれたのが"ボランティア活動"でした。海外で日本語の授業をサポートするという内容も楽しそう!と感じ、大学2年生の春休みにニュージーランドへ。
 私がボランティアをしたのはダニーデンという小さな街の高校で、生徒たちは日本語を含む数種類から学びたい外国語を選ぶシステムだそう。現地に到着した次の日からさっそく、授業がスタートしました。緊張しながら教室に入ると、私がつけていた『ハイキュー!!』のキーホルダーに視線が集中! "先生も好きなの?"と盛り上がり、すぐに生徒と打ち解けられました。まずは授業内容を理解できない学生のサポートから始まり、後半は授業やプリント作りを任されるように。また、日本語の授業がない時間は、英語やマオリ語の授業に参加させてもらいました。

 現地では、教員の自宅にホームステイ。子どもが3人とペットの動物がたくさんいるにぎやかな家庭で、週末はいろんな場所に連れていってくれました。そのお礼に、お好み焼きを作ってみんなに振る舞ったことも。いわゆる留学仲間はいなかったけど、ホストファミリーのおかげで寂しさは皆無でした!
 最終日には、生徒たちからたくさんの手紙をもらい感動。「先生、帰らないで!」とまで言ってくれて、思わず泣きそうになっちゃった。生徒やホストファミリーとのかけがえのない出会いはもちろんですが、もう一つ深く印象に残っているのが日本に憧れる学生の多さ。目をキラキラさせながら授業に聞き入る生徒たちの姿を見て、たくさんの人を魅了する母国を心から誇らしく感じられたんです。そして、将来は日本の質の高いコンテンツを世界に発信する仕事がしたい!という目標にもつながりました。

ホストファミリーと折り紙!

みんなの海外体験レポ  「ホストファミリーと折り紙!」

「家では日本文化である折り紙を一緒に作って、机が折り紙だらけに!」

今でも大切なプレゼント♡

みんなの海外体験レポ  「今でも大切なプレゼント♡」

「ホストファミリーの7歳の末っ子が、帰国前にくれた手作りのブレスレット。宝物♡」

思っていたより寒かった南半球

「ニュージーランドは日本と季節が真逆で、私が訪れた2月〜3月は秋にあたります。エージェントからは薄手のカーデが1枚あれば十分と言われ、そのとおりに服を準備して行ったら、実際は初冬ほどの気温。カーデでは足りず、ホストマザーにコートを借りたことも……。ちゃんと自分で調べるべきだった!と反省しました(汗)」

2026年1・2月合併号掲載

Staff Credit

イラスト/せかち 構成・原文/中西彩乃 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

海外体験レポート

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