ノンノモデルが綴る花言葉
【久間田琳加×モカラ】「ノンノモデルが綴る花言葉」連載vol.7
2024.11.29
ノンノモデルと季節の花、そしてその花言葉をテーマにした撮り下ろし写真で贈る「ノンノモデルが綴る花言葉」。第7回は、つやつやのお肌に大きな瞳と長いまつげがチャームポイントのノンノモデル・久間田琳加とモカラが共演! モカラの花言葉になぞらえて、りんくまが持つ品の良さや多幸感をうっとりするようなビジュアルで表現しました。ノンノ読者が今なりたい女の子No.1のりんくまファッション&美容事情も要チェック♡
モカラの花言葉は“気品”
鮮やかな花色と花持ちのよさが人気の花「モカラ」。花言葉は「気品」で、モカラの花姿から連想してつけられたと言われています。トロピカルな雰囲気がありますが、比較的どのような花とも相性がよいため花束を彩るお花として使われることも多いです。
― 撮影してみて、モカラの印象はどう?
小ぶりなサイズ感だけど存在感もあって、でもブーケに入っていても変に悪目立ちしない。そんな、ブーケを盛り上げつつ華やぎすぎない絶妙なバランスのお花だなと思いました。縦に咲いているのもなんだか気持ちを上向きにしてくれていいですよね! フルーツみたいな甘い香りもすごく好きでした! 香水にしてもよさそう♡
― りんくまが思う“気品ある人”って?
私が思う“気品”は、経験から生まれる落ち着きと品のよさ。歳を重ねるごとにより溢れてくるのかなとも思っていて、博識な人というイメージもあります。でもこれって掘り下げていくと、きっと根本には日常的なささやかな言動や行動の積み重ねがあって、そこから滲み出ているものなんですよね。今日の撮影を経て、笑顔でいることやハッピーなマインドでいることも“気品”に繋がるのかも! と学んだので、できることから意識していきたいな。
気品を持つ憧れの人は……やっぱり新木優子さん。ノンノモデルになる前からファッションショーなどでお見かけするたびに素敵だなと思っていて。ドラマでの共演を機に今は仲良くさせていただいているのですが、チャーミングで親近感があって、でもどきっとする色気もあって。モデルの優子さん、役者の優子さん、オフで焼き鳥を食べる優子さん(笑)。どの瞬間を切り取っても常に素敵で魅力的すぎる! おこがましいですが、「真似したい、背中を追いかけたい!」と思う憧れの存在です
― りんくまから漂う品の良さのヒミツは?
「モカラの花言葉が“気品”で、りんくまにぴったりだと思って選んだ」と聞いて。自分ではあまりそんなふうに思えていないけど、周りの方にそう感じていただけているのならすごく嬉しい……♡ 私が心がけているのは、心と体が欲しているサインやSOS信号に常に耳を傾けること。自分が自分のことを一番理解してあげないとダメだと思うので……! 20歳で女優業を始めた時、慣れない環境でアウトプットが多い分、心が擦り減ってしまい自分らしくいられなくなったことがあって。その経験から、自分の心と体にきちんと向き合うようになりました。特に、今どんなご褒美が足りていないのかという分析は敏感に。大きなご褒美ではなくちょっとしたことですが、体が疲れていると感じたらマッサージに行ったり、辛いものが足りないと思ったらその足で食べに行ってパワーチャージしたり。自分で自分のご機嫌をとれるようになって心が楽になったし、少し余裕が生まれた気もします。
誰に聞かれても恥ずかしくない、きちんとした言葉遣いというのも意識しています。高校生の時は「マジ」とか「やばい」を多用していたけれど、今はNGワード(笑)。言葉は人によって捉え方が異なるからこそ、できるだけ丁寧かつきちんと真意が伝わるように、正しい言葉遣いを意識したいなと。今後改善していきたいのは、食べるスピード。気品のある人は、落ち着いてゆっくり食べているし一口が小さいことに気がついて! 私は目の前にある食べ物が逃げちゃうんじゃないかっていうスピード感で食べちゃうから(笑)、これから直していきたいと思います
― ヘルシーな肌見せと品の良さを両立したりんくまファッション。アイテムやコーデ選びで意識していることは?
シルエットと肌見せのバランスを意識しているかな。私の骨格的に、ゆるいシルエットのものよりジャストサイズの方が素敵に見える気がするので試着は積極的に。サイズ感がイマイチだったら、どんなにデザインが可愛くてひと目惚れしたお洋服でも諦めます(泣)。とにかく肌見せ!だった10代のころから変化して、最近は肌見せするのも1か所だけに限定。足だけとか、デコルテだけとか。肌とのコントラストが強い色や派手見えする色だとドレッシーになりすぎることがあるので、肌見せファッションでは淡いミュートカラーを選ぶのが私的ポイントです。
ファッションもメイクも自分の“好き”は大切にしているけれど「周りの“いいね♡”も大切に」がモットー。よくも悪くも、頑固で好き嫌いがはっきりしているから、着る前から似合わないと決めつけてしまいがち。だから、スタイリストさんのおすすめや撮影で「似合うね!」と褒めていただいたアイテムは前向きにチャレンジするようにしています。最近は、グレーアイテムやジャケットなどのちょっぴりマニッシュなアイテムに夢中♡ ノンノの4系統企画の撮影で着て、いいかもと思えたのがきっかけです。メイクやファッションは自分を表現するものだからこそ、自分らしさは大事にしつつ、周りの声にも耳を傾けてしなやかに変化&進化し続けたい!
― りんくまの、多幸感あふれる気品メイクのポイントを教えて!
多幸感のあるメイクのポイントはチークが大切! 10代の頃は入れていなかったけど、20代半ばに差しかかりチークのありがたみを感じるように。その人が持つチャーミングな魅力を引き立たせてくれるのがチークの魔法だと思うんです。最近は「SUQQU」のチーク「ブラーリング カラー ブラッシュ 03」がお気に入り。つややかな光にじんわり滲むような血色感、至近距離で伝わるシアーな色みが最高! コーラルカラーでチークとリップを統一することで、より多幸感のあるお顔に仕上がります♪
あとは、みずみずしくてうるおい感のあるお肌に仕上げるためにスキンケアを頑張っています。これまで使っていたスキンケアラインが突然合わなくなったり、10代の頃と現在で肌の変化は日々感じていて。その時々で肌が求めているものをちゃんと知ることが大切だと思い、 朝洗顔したあとにまず肌状態をチェックして、肌の調子にあわせてその日に使うスキンケアを選ぶようにしています。最近の推しは「ダルバ」の「ホワイトトリュフ バイタル スプレーセラム」。あまりのよさに同じラインの美容液とクリームも追加で購入したほど(笑)。ちょっともったいないかもというくらい思い切ってたーっぷり塗布してあげると、肌のしっとり感が全然違う……! 曇りのないピカピカお肌になれるからぜひ試してみて欲しい♡
― お花は好き?
だいすきです♡ お花に詳しい友達におすすめのフラワーショップを聞いてメモしておいたり、ロケバスさんにもよく教えてもらっています。欲しいものの具体的なイメージがある時は、何店舗もお店を回ることも! 好きなお花はシャクヤクとピオニー。香りも好みだし、ポワッと咲いたTHEお花っぽい見た目がタイプです
― 普段お花を買うことはある?
コロナ禍でお家にいる時間が長かった時は気分を上げるためによくお花を買っていました。最近だと、誰かへの贈り物として買うことが多いかな。ミニサイズではなく、相手のイメージに合うように考えてしっかりめのボリュームであげたりするのでよく驚かれます(笑)。でも、びっくりしつつもすごく喜んでくれます♡ 誕生日などのお祝いシーンだけでなく、“いつもありがとう”という気持ちをサプライズで伝えたいという時にも花束を用意します
― 花束にまつわる思い出を教えて!
Seventeenの卒業式でいただいた大きなピンクの花束が印象的です。全体的にピンクでまとまってはいるけれど、個性的なお花がたくさん入っていて。普段いただくものとはまた違った感じが新鮮でした! 花束をいただいた瞬間は、憧れのSTモデルになれると聞いた時の喜び、STモデルとして活動した4年半で経験した嬉しかったことや悔しかったこと、かわいい後輩のみんなと素敵なスタッフさんたちの顔が走馬灯のように巡って……。ただ、寂しさももちろんありましたが「新しいステージで頑張るんだ!」と背中を押してもらっているような感覚もありすごく前向きな気持ちでした。今もこうしてノンノモデルをやらせてもらっているけれど、モデルのお仕事はできるならば今後もずーっと続けていきたい。モデルのお仕事は私の原点であり、自分に一番向いている仕事だとも思っていて。スタッフさんたちと一緒にビジュアルを作り上げていく時間が大好きだし、なにより幸せなんです。将来的に目指したいのは“人間味”のあるモデル。歳を重ねるごと、その時にしか魅せられないスタイルや顔つき、雰囲気があると思うから、いくつになっても歳相応に魅力的でありたいな! 笑った時のシワすらも「素敵!」って思ってもらえるモデルになることが目標です
[ flower shop infomation ]
撮影に協力してくれたのは……
THE LITTLE SHOP OF FLOWERS
2024年5月に神宮前から祐天寺へ移転。コンセプトは「自由に」。それぞれ個性を持って生まれた草花一瞬一瞬の美しさを生かすことを大切に、“生”を終えた後もドライフラワーや押し花、染料として存在を味わい尽くす。ラッピングは、ペーパーのほかオプションで布を選ぶことも可能。花の残渣で染め上げており、環境にも配慮。お花を包むだけでなく、幅広く活用できる点も楽しい。
\ ラッピングはこんな感じ /
Profile
久間田琳加
俳優・モデル
2001年2月23日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル。ノンノモデルイチの美容フリーク。映画『おとななじみ』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』で主演を務め、2024年は日曜劇場ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』に出演するなど俳優としても活躍。現在『私たちが恋する理由』にヒロイン森田葵役で出演中。
Staff Credit
モデル/久間田琳加 撮影/Junghyun Kim(TRON) ヘア&メイク/KATO(TRON) スタイリスト/石田綾 取材・文/大塚悠貴 web編成/non-no編集部