ノンノモデルが綴る花言葉
【横田真悠×薔薇】「ノンノモデルが綴る花言葉」連載vol.8
2024.12.29
ノンノモデルと季節の花、そしてその花言葉をテーマにした撮り下ろし写真。ノンノでしか見られないスペシャルな連載「ノンノモデルが綴る花言葉」。第8回は、ノンノモデル・横田真悠が薔薇(バラ)の花束を抱え、夜の街へ。誰かに愛を伝えにいくなら……というテーマで撮影! 俳優としても、活躍の場をどんどん広げる真悠。素敵な大人への階段をのぼる彼女を、薔薇の花言葉でもある「愛」をキーワードに迫ります。 ノンノのおしゃれ番長、圧倒的な美肌を持つ真悠のファッション・ビューティー論や愛用品もお見逃しなく♡
薔薇の花言葉は"愛"
エレガントな佇まいが花の女王にふさわしい「薔薇」の花言葉は"愛"。紀元前から栽培されていた薔薇は、クレオパトラやマリー・アントワネットといった名立たる貴人や、ルネサンス期の画家・ボッティチェリをはじめとした芸術家など多くの人に愛されてきました。暖色から寒色まであらゆる花色が揃い、花びらが小さな品種から棘の少ないものまで、世界には園芸品種だけでも3万種類以上あるといわれています。
― 薔薇にどんなイメージがあった?
薔薇はプロポーズのお花というイメージが子どものころからあって憧れ。薔薇だけの花束は贈る方も貰う方もどこか気後れしちゃうからこそ、ここぞという特別な日にとっておきたいなって。永遠(とわ)の愛を意味に込めた108本の薔薇の花束は、プロポーズや結婚というタイミングを逃したら、もらうことがないというのもロマンがあっていい! いつかいただける日を夢見ています♡
― 実際に撮影してみて薔薇の印象はどう?
フューシャピンクの薔薇と、あえて無造作に巻かれたラッピングペーパー。エレガントな印象だった薔薇が撮影を通じて少し身近に感じられました。その姿かたちにうっとりしてしまうけれど、それだけではないのが薔薇の魅力だなって。棘が主張するようにどこか危険さや陰をはらんでいるという二面性がなんだかセクシーで大人。ほのかに漂う香りにも癒されました。初めての夜ロケ撮影だったということもあり、薔薇は私にとって特別な思い出を運んできてくれるお花なのかも?
― 真悠が愛さずにはいられない!もの・ことについて教えて!
まずは睡眠時間! 眠ることが大好きなので一番に思いつきました! 母いわく、子どもの頃からいっぱい寝る子で、気付けばひとりで勝手に寝ていたみたい(笑)。年齢を重ねた今は、質のいい睡眠が大事だと感じることも多く、改めて睡眠時間は大切にしたいなと思っています。海外ロケには必ずお気に入りのブランケットを持っていくし、枕が変わると寝付きが悪くなるので枕も本当は持って行きたい! 枕はさすがに荷物になるから、いつも断念していますが(笑)。予定のないオフの日は、"家から出ない! ベッド&ソファから動かない!"を徹底(笑)。ダラダラしながら好きな音楽を聴いたり、映画を観ながら寝落ちしたりするのが最高なんです。やっぱり、ちゃんと眠れていないとお仕事のコンディションにも影響するからこそ、睡眠には貪欲に。
あとは、保湿! フェイスミストにリップクリーム、ヘアミスト、ネイルオイル……細かなパーツまで保湿するのが大好き! メイクよりスキンケアが好きだし、保湿は私のスキンケアの根源。生き生きしていて、幸せそうな雰囲気を醸し出すのは、やっぱり潤いのある肌! だからこそ、自分の肌の声を聞きながら、大切に慈しんで磨いていきたいなと思っていて。最近の真悠的ヒットアイテムは、「バイオプログラミング」の「スキンタイムセス 907D Plus 理水」。顔に限らず、髪や頭皮、そしてボディにも使えるマルチユースな化粧水でお風呂上がりに髪につけて乾かすと、めちゃくちゃツヤが出てさらさらに! ヘビロテしているのは、「GROWN CARE」の「キューティクルケアオイル 10ml」と「ラネージュ」の「リップスリーピングマスク」。この2つはずっと愛してやまない保湿ケアアイテムです。
― 真悠が10年後も愛していると思う、ファッションやビューティアイテムは?
10代から変わらぬ愛とこだわりを持ち続けているのが、ゴールドジュエリー。カラーはずっとイエローゴールドが好き。私の肌色や顔立ち、選ぶ洋服などに一番しっくりくる気がするから。Tシャツやスウェットにブルージーンズなど、カジュアルでメンズライクなシルエットのお洋服が大好きだから、ファッションの系統が定まった20歳前後からはゴールドのジュエリーで上品さを加えるようにしていて。その時々の着こなしに沿ってアクセを選ぶことが多いけれど、最近はさりげなくつけられる華奢でシンプルなデザインが好き! でも手に入れるのは、お店へ足を運んで身につけたときに心からときめいたものだけ。運命のジュエリーとの出会いはそれだけで素敵な物語だしこの先、何があってもずっと大切に愛していきたいと思えるから。愛用するなかでの経年変化やキズなど、より自分らしい物語を重ねていけたらいいなって。
ジュエリーに限らず、物を選ぶときに大事にしているのは"好き"という気持ち。どれだけ名品と呼ばれるようなアイテムやトレンド最前線のブランドで身を固めても、自分軸で物を選んでいる人の素敵さやしっくり感には絶対に敵わない気が。自分の心に響いたものをワードローブとして揃えていくと、必然的に自分らしさが磨かれていくんじゃないかな。昨年ピアスを開けたので、一生の相棒になるようなシンプルな一粒ダイヤのスタッドピアスの購入を検討中です♡
― 真悠が思う、"愛のある人"ってどんな人?
良いことも悪いこともごまかさずにまっすぐ言ってくれる人。年齢を重ねるにつれ、子どもの時と比べて人から注意されたり、𠮟られたり……そんな機会は、どんどん減っていくように感じていて。それは、指摘されずとも自分のできることが増えたというプラスの側面もあると思うけれど、大人になると自分も周りも波風を立てないよう、負担を増やさないように、その場をやり過ごすことが多くなる気がします。他人を指摘するには大きなエネルギーが必要だし、どれだけその人のことを想って言っていたとしても、結果的に嫌われたり、受け取ってもらえなかったりすることもあると思うから。そのリスクを背負ってまで、違うことは違うとはっきり言ってくれる人が、まわりにいるのはありがたいことだなって。
私の中の愛の定義は、興味を持つことなのかも。人に対しても、俳優やモデルのお仕事に対しても、興味を持って愛することって、自分を幸せにしてくれるパワーになるなと実感中。常にニコニコご機嫌ではいられないのが現実だけど、私が困難や壁を乗り越えられたのは、家族や友人、事務所のスタッフさんたちの愛の貯蓄があるから。いつも支えてくれる人たちに、自分はどう愛を注ぐかが大事だなって思う今日この頃。海外の人みたいに「I LOVE YOU」とストレートに愛をささやくのは照れちゃうけれど、自分の気持ちを相手の負担なく示すことができたらいいな、と思っています
― 最近、愛を感じた瞬間について教えて!
誰がどう考えても今すぐに解決出来ないトラブルがお仕事の現場で起こったとき、事務所のスタッフさんたちがなにか出来ないかと奔走してくれて。その行為が、その気持ちが嬉しかったし、すごく暖かい気持ちになりました。自分のために頑張ってくれる人がいるとこんなに力が湧いてくるんだなと気付かされて。自分で自分を愛する気持ちはもちろん、周りの人を愛する気持ちがブレなければ、環境が変わってもどんな向かい風を受けても、人は踏ん張って立っていられると思えた出来事でした
― お花は好き?
このお花の品種が好きとかは特にないけれど、好きです。強いて言えば、存在感のある華やかなお花よりも華奢で小ぶりなお花にきゅん♡とします。お花は見ているだけで気持ちが明るくなるから、自分のために買うことよりも人に贈ることの方が多いかな
― 普段お花を買うことはある?
ふらっと気分でお花屋さんに立ち寄って購入することが、年に2〜3回くらいあります(笑)。コロナ禍真っ只中は行きたいお花屋さんめがけてお花を買いに行っていたけれど、最近は海外ロケなどで家を空けることも増えたからお手入れを真っ先に考えちゃう。きれいな状態でできるだけ長く飾ってあげたいと思うと、「うちに連れて帰るのが正解なのか」と店先でついついスケジュールを確認しちゃいます
― 花束にまつわる思い出を教えて!
20歳になって一人暮らしを始めてから、毎年母の日には花束を贈るようにしていて。子どもの頃は姉と一緒に母にごはんを作ったり、お小遣いを出し合ってプレゼントを買ったりしていたな。大人になってから大きなカーネーションの花束を贈るのが恒例に。私自身はお仕事の現場でお花をいただく機会も多いけれど、「母こそこんな機会がないとお花を貰うこともないのかも⁉︎」と思ったのがきっかけ。"いつもありがとうございます"という感謝の気持ちを込めて、毎年お気に入りのお花屋さんの一番大きいサイズのブーケを実家に送っています
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撮影に協力してくれたのは……
shien
「"愛にあふれる"お花屋さん」がテーマの三軒茶屋にあるショップ。オンラインストアから、ラッピングペーパーやメッシュの色味をカスタムしたブーケを注文できる。おしゃれなフラワーベースが豊富で、キュートな形や模様の陶器から、色鮮やかなガラス器までさまざま。ギフトなら、相手の好みに合わせた花束と花瓶をセットで贈ると喜ばれそう。
\ ラッピングはこんな感じ /
Profile
横田真悠
俳優・モデル
1999年6月30日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル。日本テレビ『3年A組 ー今から皆さんは、人質ですー』で連続ドラマデビューを果たし俳優として活躍。朝の情報番組『ラヴィット!』木曜レギュラーや、バラエティ番組『世界の果てまで行ってQ』の“出川ガールズ”など活躍の場を広げている。
Staff Credit
モデル/横田真悠 撮影/石井樹里亜 ヘア&メイク/北原果(KiKi) スタイリスト/石田綾 構成・文/大塚悠貴 Web編成/松島芽生