菊地姫奈のひなでぃぐ。
愛用コスメや過去のおもしろ可愛い⁉ メイク事情まで大公開!【菊地姫奈のひなでぃぐ。】vol.4
2025.10.16

菊地姫奈が好きなものや興味があることをでぃぐ(=深ぼる)っていく連載『菊地姫奈のひなでぃぐ。』。第4回となる今回は、“メイク”をテーマに愛をたっぷりと語ります。実際に使っているコスメもたくさん紹介してくれたから参考にしてみて!
初めてのメイクはお祭りの日。顔が真っ白になりました(笑)
私の人生初メイクは小学生の時。その日は地元のお祭りがあったから、浴衣を着て少しでも可愛くなりたい一心で、おばあちゃんのドレッサールームに向かったんです。見よう見まねでパウダーファンデーションを顔中に塗りたくったら、お母さんに「大変なことになってるよ!」って落とされたという思い出が(笑)。自分でコスメを買ってメイクをするようになったのは中学に入ってから。その頃はシンガーソングライターのまふまふさんの大ファンで、よくライブに行っていて。当時のまふまふさんは目尻に赤い色を入れていたので、影響を受けて赤いアイシャドウで目の周りを真っ赤にしたこともありました。まふまふさんはポイント使いでかっこよかったけど、私は加減を知らなかったから今振り返ると大丈夫だったのか不安になります……(笑)。

カーディガン¥66000/office. koizumi(フェイブル アンド フェイラー) トップス¥3299/フィリー パンツ¥3959/ダブルシー ヘアクリップ(6個入り)¥330/WEGO
中学3年生でお仕事を始めると同時に、メイクについてもちゃんと勉強するように。ヘアメイクさんにコスメの使い方を教えていただいて、自分でも動画を見て、いろんなメイクを試したりコスメを買ったりすることが好きになりました。もともと絵を描くのが趣味だったからか、カラフルなアイシャドウパレットを集めるのが本当に楽しくて! 同じブランドでもピンク系、オレンジ系、ボルドー系……と多色パレットをドレッサーに収納して、キレイな色が並んでいる光景を眺めていると幸せな気持ちになれたんですよね。

持っているだけでお姫様気分になれる、ジルスチュアートのコスメは永遠の憧れ♡
メイクで一番こだわっているのがチーク。去年hinceの“トゥルーディメンショングロウチーク”というアイテムに出合って以来、一気にハマってしまいました。光を反射させることでキレイな立体感が出るところが最大の魅力で、ほぼ全色持っているくらい大好き! 最近はそれか、少し前に買ったSELVEの“フォギーヴェールブラッシャー”のダスティーというカラーを愛用中。SELVEのほうは肌に密着して自然な血色をプラスしてくれるところがお気に入りです。

気になるコスメを見つけると、使うかどうか考えるよりも先に買ってしまうので、私のコスメボックスはいつもパンパン(笑)。特にジルスチュアートのコスメは見たら欲しくなる度No.1! 中学1年生の時、お母さんがジルスチュアートのクリスマスコフレをプレゼントしてくれたことがあって、それが本当にうれしくて幸せで。当時大好きだったのが、先端がふわふわしたパフになっているスティックをほっぺの上でポンポンしながら塗るチーク。手にするだけで女の子心がくすぐられていたなぁ……。今でも、可愛いパッケージを見るとあの頃の思い出が蘇ってくるので、使う前にしばらく飾っておくこともあります♡
長年研究してたどり着いた、崩れにくいベースメイクのコツを解説!
夏はオレンジ系のコスメをよく使っていたけど、秋はボルドー系のアイシャドウを軽く目尻にのせて、リップも深めの色にシフト中。ロムアンドのブラウン系リップに、hinceの“ビタバリアナリッシングリップオイル”を重ねることが多いです。お出かけ用に持っていくお直しコスメは色付きと保湿用のリップ2本だけ。昔はたくさんのコスメを持ち歩いていたけど、研究した結果、お直しいらずの崩れにくいメイクにたどり着きました!

そんな私のベースメイクに必要不可欠なのが、バニラコのクッションファンデーション。隠したいところはしっかりカバーするのに、仕上がりはナチュラルで、しかも全然崩れないので、すべてにおいて最強のベストコスメなんです。このクッションファンデを&beのブラックスポンジを使って「何回叩くねん!」っていうくらい叩き込むのがポイント(笑)。メイクキープミストを振ると、ファンデがより密着しておすすめです。パウダーは顔全体ではなく、鼻やおでこといったテカりやすいところに軽くのせて、ツヤ感を残しつつ仕上げたら完成!

引き算メイク&ラメを使ったメイクを上手にできるようになりたい!
私にとってメイクは“自信を持つための武器”。自分が「これだ!」って思えるメイクをした時は自然と自己肯定感が上がって、その日1日を楽しく過ごせるんです。最近も友達と「メイクをして可愛くなれた日は普段言えないようなこともはっきり言葉にできたり、悩んでいても決断に踏み切ったりできるよね」という話で盛り上がったりして。今日は気持ちが落ち込んでいるかもという時こそ、お気に入りのメイクをしてテンションを上げるようにしています。

これからできるようになりたいのはシンプルなメイク。引き算しながら盛るってテクニックが必要ですよね。ノンノの誌面やヘアメイクさんの手つきを見て勉強中です。ラメを使ったアイメイクも上手になりたい。プライベートでは、細かいラメを黒目の上に縦にのせることが多いんですけど、ラメの粒が大きくなればなるほど使い方に悩んでしまって。ラメがいつの間にか飛び散っちゃうことも多々あるので、そうならない方法も教えてもらいたいです(笑)。
今回の絵日記

大好きなコスメに囲まれて幸せな時間でした♡ 撮影場所としてお邪魔したホテルは推し活界隈でも人気があって、可愛い扉を入れて写真を撮るのがはやっているんです。私も今日来ることができてうれしかった!
Staff Credit
モデル・バナーイラスト/菊地姫奈 撮影/SAKAI DE JUN ヘア&メイク/茂木美鈴 スタイリスト/辻村真理 取材・原文/吉川由希子 バナーデザイン/関根僚子 web構成/本誌編集部



