菊地姫奈のひなでぃぐ。
絵が得意な姫奈の天才的な頭の中【菊地姫奈のひなでぃぐ。】vol.9
2026.03.20

絵が得意という強みを活かして、バラエティー番組『プレバト‼』(TBS系)で色鉛筆特待生として活躍中の姫奈。好きなものや興味があることをでぃぐる(深ぼる)連載『菊地姫奈のひなでぃぐ。』第9回では「絵」をテーマに、絵心に迫ります。
中学時代に完成させたゼンタングルアートは自信の1枚!
絵を描くことは昔から大好き。幼稚園に通っていた頃は、クレヨンやクーピーペンシルを使って、犬や猫の絵をよく描いていました。当時の記憶で鮮明に覚えているのが、ピンクと水色の組み合わせがすごく好きだったこと。小学校低学年の時には絵画教室に通うか迷っていたくらい、絵はずっと身近な存在だったんです。

シャツ¥5990/ザラ カスタマーサービス(ザラ) パンツ¥13259/HANA SHOWROOM(ハンチ) タンクトップ/スタイリスト私物
中学では美術部に入部。でも、顧問の先生はあまり顔を出さないし、コンクールみたいな目標もなかったので、結局3年間でちゃんとした絵は1枚も完成させずに卒業してしまいました(笑)。部活の時間は、友達と落書きみたいな絵を描いているか、美術倉庫の整理。私は画材が好きだったので、お片付け中にいらなくなった古い絵の具やクレヨンをもらえるのがうれしかったな。

あ、でも美術の授業で“ゼンタングル”っていう、いろいろな模様で絵を描く技法を習った時に楽しくなっちゃって、授業で仕上げた絵の続きを個人的に描いたことがあって。それは『竹取物語』をテーマにしていて、物語に出てくる扇子や月や山などのモチーフと和風の模様の意味を調べながら、自分の中で紐づけて完成させた1枚。私がこの世界に入るきっかけになったオーディションを受けた時、絵が得意なことをアピールするために持って行った思い出の作品でもあります。以前、自分のXに載せたことがあるので、興味がある方は“菊地姫奈(スペース)ゼンタングルアート”で検索して、ぜひ見てみてください(笑)。

絵を見ることも好きで、中学生の時は絵画鑑賞用のSNSアカウントでたくさんのクリエイターさんをフォローしていましたね。当時、私のまわりで人気があったのはアボガド6さん。1枚の絵が持つメッセージが深くて、よくこんなアイディアが思いつくなぁって驚きの連続でした。
絵が得意なことは、モデルのお仕事にも活かされています
ありがたいことに、私はグラビアの撮影現場でカメラ前での表現を褒めていただけることが多いんですけど、それは絵が得意なことと関係しているんじゃないかなと思っています。なぜなら、私はカメラを向けられた時、カメラマンさんの視点に立って、自分が写る光景を1枚の絵のように捉えているから。そうすると、自分の手や足をどの位置に持っていくとおさまりがいいかが自然と分かる気がして。

絵を描く時の習慣で、写真の色彩バランスや明暗のコントラストも気にしがちなので、光が差し込んでいる方向を考慮して顔や体の向きを動かすことも。ノンノの撮影でも、撮った写真が映し出されたモニターをチェックして、たとえばスカートをはいていたら「これくらい裾をふわっと広げたらバランスがいいかな?」って構図を見ながら調整して、ポーズをとるようにしています。
どこまでもファンタジーが通用する絵の世界が大好き♡
私にとって絵を描くことは自己表現の一つ。ただただ色と空間に集中できる時間は無になれるし、どこまでもファンタジーが通用する世界。たとえば、目の前にあるリンゴから「どうしてこの世にリンゴが生まれたのか?」っていう物語を作って1枚の絵にすることもできちゃうんですよね。現実にはないものだって、自分の好きなように空想しながら表現できるところは、絵の一番の魅力かもしれません。

最近は絵を描く機会があまりなくて、『プレバト‼』と、この連載『ひなでぃぐ。』の絵日記くらい。アニメの推しキャラをそのへんにある紙に落書きしたり、ペンタブレットで描いてみたりすることもあるんですけど、飽き性なのでどの絵も未完成で……(笑)。普段『プレバト‼』のための練習も特にしていなくて、最初に出させてもらってアイスクリームの絵を描いた時に、幼少期ぶりに色鉛筆に触れたくらいだったんです。

まわりからは「それでどうして描けるの?」ってびっくりされるけど、模写は見たものと同じ色を紙の上の同じ場所にミリ単位で置いていけば出来上がると思っていて。だから、リアルに描くことに関しては、あまり難しいと感じたことがないんですよね。ただ、それでも番組では毎回悔しい思いをしているので、もっとリアルに描けるようになりたい! 私はつい色を混ぜてしまいがちなんですけど、先生のお手本を見ると、意外と単色で濃淡や明暗を表現していて、それがすごいなって思います。今はまだ特待生2級だから、一番上の名人10段を目指して頑張ります!
今回の絵日記

どんなジャンルの絵を描くのも好きだけど、一番楽しいのは可愛らしい絵を描いている時。今回は「絵」がテーマだったので、いつものゆるい感じとは違うタッチにしてみました。自分で自分のグッズをデザインしたり、いつかは個展を開けたりできたらいいな。
Staff Credit
モデル・バナーイラスト/菊地姫奈 撮影/久野美怜 ヘア&メイク/𠮷﨑沙世子(io) スタイリスト/辻村真理 取材・原文/吉川由希子 バナーデザイン/関根僚子 web構成/本誌編集部



