―― 普段はあまりアクティブなタイプではないそうですが、本誌では、理想のデートとして「湖へのドライブデート」を挙げていただきました。
海とか山にはそんなに興味がないんですけど、最近唯一好きだなと思ったのが湖で。長野県の野尻湖に、サウナに入った後、湖にそのまま入れるっていうサウナ施設があるんです。そこへ行った時に、鳥の鳴き声以外、本当に何も聞こえないくらい静かで。自然が目の前に広がっている感じに感動しました。
あまりガチャガチャした場所が好きじゃないので、せっかく好きな人と一緒に過ごせるなら、野尻湖みたいな静かな湖でゆっくり過ごしたいですね。
―― 恋愛をした時、愛情表現はしっかり言葉でするタイプですか?
僕は伝えるタイプですね。ただ、会話をキャッチボールで例えるなら、受け手である相手のミットがどこにあるかによって、その言葉ってまったく意味をなさなくなるとも思っていて。たとえば、破局寸前のカップルの場合、別れたいと話を切り出した側はミットを相手に対して構えていないんですよね。言葉を受け入れる体制を作っていないから、いくら相手から別れたくないと言葉を投げられても、その言葉はあまり響かない。
だからこそ、タイミングを含め、言葉をちゃんと伝えられるようにしたいとは常日頃思っています。気を付けていても、相手のミットを見ずに話しちゃうことは多いですが……。
―― ミットを構えていない人には、どう言葉を届けるべき?
関係性の深まり具合やタイミングにもよりますよね。それは恋人関係だけでなく、友人同士や仕事でもそう。自分の言葉をしっかりと受け止めてもらえるように、雰囲気の持って行き方とかは意識するかもしれません。
―― 寛一郎さんが思う、理想の彼氏像は?
やっぱ男ってカッコつけちゃうんですよ。「この人ダメだな」って思われながらも、虚勢を張ってしまう。でも一方で、甘えたいという願望もあって。僕はあまり隠し事が好きじゃないから、そういう嘘偽りない自分を見せるのが、一番なんじゃないかなと思います。
たとえば雑誌に載っているセクシーな女性のグラビアを見ていたとしても、それはきれいなお花を見て素敵だなと思うくらいのレベルの話(笑)。コソコソ見るのも嫌じゃないですか。嘘をつきたくないし、そこに何もやましい思いはないので、あまり怒らないでほしいなとは思います(笑)。