今月の彼氏
庄司浩平さんとお互いの時間を楽しむブックカフェデート。今をときめく注目俳優にいろいろ聞いてみた! 【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】
2026.01.20
今月の彼氏。庄司浩平
KOHEI SHOJI
人気の俳優さんとのデート気分が味わえる連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、昨年放送されたドラマ24『40までにしたい10のこと』(テレビ東京系)に出演し話題となった俳優・庄司浩平さん。本誌で載せきれなかった未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします!

今回の撮影はブックカフェでのデートがテーマでした。いかがでしたか?
すごく楽しかったです。もともと読書が好きなので、ちょっと特別なオフの日を過ごす感覚でいられました。気分転換のためにカフェが併設された書店に足を運ぶことは普段もありますが、今日の撮影のようにドリンクを飲みながらゆっくり本を堪能する時間はあまりなくて。だからこうして撮影で経験できてうれしいです。
誌面では、日頃から図書館を利用されているとおっしゃっていましたが、それは昔からですか?
母親が図書館ユーザーだったこともあって、物心ついた頃から通っていました。人気の新刊は図書館で借りようとすると順番待ちになることもありますよね。小学校高学年の時に村上春樹さんの『1Q84』が出版されたんですが、貸出開始直後に母親が図書館に予約を入れた際、貸出待ちの人がすでに500人近くいたんです。そうなると実際に借りられるのはかなりあとになってしまうので、話題の新作は買って読むこともあります。
恋人も読書好きであってほしいですか?
もちろん本が好きだったらうれしいですが、僕とまったく別の趣味を持っていても素敵だなと思えるタイプ。むしろ、僕がこれまで触れてこなかった分野や世界のことをいろいろ教えてもらいたいです。好きなものが同じであればあるほど、“それなら自分一人で楽しめるな”と感じてしまう部分もあって。何もかも違う人と過ごすほうが、自分の興味の幅が広がるんじゃないかと思います。

デートプランは“事前にしっかり計画”か“行き当たりばったり”か、どちらのタイプですか?
日常のお出かけは行き当たりばったり派ですが、旅行ならプランニングしたいです。ただ、分刻みで細かく予定を立てたいわけではなくて。たとえば京都旅行をするなら新幹線に乗る時間を決めて、とりあえず清水寺と鴨川の散歩はおさえたいよね……と、ざっくりした流れと欠かせないポイントは絞っておきつつ、決めた目的地の近くを自由に散策して新たな発見もできるくらいのバランスが理想です。逆に普段のデートは目的地すら決めずにとりあえず出かけるラフさがちょうどいいかも。もちろんそれができる関係になるためにある程度の時間は必要ですが、自然体で過ごせるカップルに憧れがあります。
今日はいくつかある候補からコーディネートを選んでいただきましたが、お気に入りのポイントを教えてください。
最初に惹かれたのはジャケット。短丈ジャケットにニットを合わせるのが今の気分で。ブックカフェでの撮影は室内だからジャケットを脱ぐ可能性も高いと思ったので、ニット単体でも可愛いデザインのアイテムを選ばせていただきました。
お洋服はずっとお好きですか?
ここ3〜4年ぐらいで好きになりました。それまでは正直ほとんど興味がなくて、高校生の時まで母が買ってきたものをそのまま着ていたほど。大学1年生の時に今の事務所の方にスカウトしていただいたのをきっかけにファッションを勉強しなければと思い、大学の図書館でメンズファッション誌を借りて研究しました(笑)。

恋人に着てほしいコーディネートやファッションアイテムはありますか?
大人っぽい雰囲気のスタイルが好き。アイテムでいうと、ハーフパンツをうまく着こなせている人は男女問わずおしゃれだなと思います。半端丈のパンツは最近のトレンドだけど、コーディネートを組むのは意外と難しいじゃないですか。シンプルにまとめると子どもっぽく見えてしまうし。トップスを何にするかはもちろん、アクセサリーや小物の組み合わせ次第で全体の見え方も変わってくるので、センスが表れますよね。
休日はどのように過ごすことが多いですか?
最近はずっと家でバスケの試合観戦に夢中です。日本の男子プロバスケットボールリーグのB.LEAGUEも、アメリカのNBAもどちらも観戦できるから、忙しい! アメリカでの試合は時差があるので、日本時間の朝7時ぐらいから始まることも。ちょうどオフと重なった日は朝食のパンを食べながら見ています。1試合が3時間を超えるケースもありますが、一人でギャーギャー騒ぎながら目の前のゲームに向き合います。頭を抱えたり、立ち上がったり、「オーマイガー!」と叫んだり、リアクションはいいです(笑)。
恋人と一緒に試合を見ていて、途中で話しかけられるのはありですか? たとえばルールが分からない相手に「今何が起きたの?」と聞かれるとか。
大いにありです! 懇切丁寧に説明はしないと思いますが、軽く解説して「もう1回ぐらい同じことが起こるはずだから見てて」と一緒に観戦する時間を楽しみます。
もし、試合中のいいタイミングでまったく違う話をされたら……?
たとえば試合時間が残り10秒の1点差という怒涛の場面で、相手が突然「そういえば昨日こんなことがあってさ〜」と話しかけてきたら「ちょ、ごめんごめん! 5分だけ待って!」と止める可能性はあるかも(笑)。でも、それでイラっとしたり無視したりはしないと思います。

ここからはお仕事の話を聞かせてください。大学1年生の時のスカウトがきっかけで芸能界入りされたということですが、それまでは芸能のお仕事に興味はなかったんでしょうか?
全然なかったです。ドラマや映画をそれなりに見て楽しんでいる、ごく普通の大学生でした。スカウトしていただいた大学1年生の時は、3年生になったらアメリカに1年間留学したいと思っていたんです。その後就職活動をして、働いて……という将来のコースを信じて疑わなかったというか。留学に行くまでのちょっとしたアルバイトのつもりで今のお仕事を始めたというのが正直なところです。
そこから俳優として生きると決めた転機はなんでしたか?
何か大きな意識の変化やターニングポイントがあったわけではなくて。“俳優一本でやっていこう!”と決意したというよりは、気づいたら後戻りできなくなっていた感覚に近いかも。“あれ、なんか引き返せなくなってるな?”と。
それは、ポジティブではない感情でしょうか?
割とネガティブでした(笑)。今26歳ですが、僕が22歳になるタイミングで周りは就活をして社会人になる準備を始めていたんですよね。当時は“まあどうにかなるか”と自分に言い聞かせつつ、ドラマの出演経験が数回あったこともあり“なんとかなる気がする”とも思っていたんです。でも、23、24歳になる頃には、大学の友達は仕事を人生の軸にして生活しているし、芸能の世界で出会った同年代の友人もさまざまな作品で活躍していて“このままで大丈夫なのか”と焦り始めたような気がします。一抹の不安を感じてはいましたが、俳優という職業を諦めたくないというプライドもあって。アルバイトをしてオーディションを受けながら、いつか仕事に活かせるように図書館で英語の勉強をする日々を過ごしている時、ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(テレビ朝日系)への出演が決まって、少しずつ俳優としてお仕事をいただけるようになっていきました。

お芝居の楽しさはどこに感じていますか?
新しい景色や感情に出会えること。もともと映画やエンタメ業界がすごく好きでこの世界に入ってきたわけではないので、情熱のある方々に対して気後れする部分もありました。でも、役を通して作品と正面から向き合う中で自分にはない新しい視点を得られたりと、少しずつ見える景色が変わってきた気がします。正直この世界に入ったことが正しかったかどうかの答えを今はまだ出せていないですが、5年後に“この道を選んで正解だった”と胸を張って言えるように頑張ります。
役作りのために必ずしていることはありますか?
演じる役の、作品における立ち位置を考えることが多いです。それは“主役だったらど真ん中!”ということではなくて。たとえば、“しがないサラリーマン”の主人公を演じるとして、物語の中では真ん中にいても、勤めている会社の中ではきっとそうじゃない。その人が社会においてどんなポジションにいるのかを俯瞰的に分析して演じるよう心がけています。
セリフはどのように覚えていますか?
家で黙々と読んだり、相手のセリフの録音を聴きながら、自分のセリフをひたすら返していったり。マスクをしているとひとりごとを言っていても意外とバレないので、人通りの少ない公園を歩きながら覚えることもあります。あとは、追い詰められると意外とどうにかなる(笑)。現場の空気にいい意味で呑まれることで自然とセリフが出てくることもあります。ドラマ24『40までにしたい10のこと』がまさにそうでした。ほとんどが相手役の風間俊介さんとの会話で展開していく構成だったので、時には流れに身をゆだねることを意識していたような気がします。

作品を通じて交流を深めた人はいますか。
『40までにしたい10のこと』で共演した風間さん、平井亜門くん、ワタナベケイスケさん、平子祐希さん(アルコ&ピース)とごはんに行きました。キャラクターの違う5人で、まじめな話が始まったかと思いきや、その直後にはくだらない話で笑い合っていて。肩の力を抜いて言葉を交わせた時間だったと思います。

non-no読者に向けてメッセージをお願いします!
僕自身は大学生活でやりたいことが全部できたとか、目標に向かって没頭したという経験は残念ながらありません。そんな自分でも一つだけ大事にしているのは“取捨選択を意識的に行う”ということ。“取る”ばかりじゃなく、時には“捨てる”勇気も必要だと思っていて。“これをやりたい!”と何かに積極的に挑戦していく気持ちももちろん大事だけど、“やりたくないのは何か”を知ることも未来の自分を守るための道しるべになっていくはず。自分の気持ちに正直に、毎日を健やかに過ごしていきましょう!
Profile

庄司浩平
俳優
1999年10月28日生まれ、東京都出身。大学1年生の時にスカウトされ芸能界入りし、2020年に俳優デビュー。2025年放送のドラマ「仮面ライダーガヴ」やドラマ24『40までにしたい10のこと』での真摯な演技に注目が集まる。大のバスケットボール好きで、NBAやB.LEAGUEでのバスケ中継のゲストコメンタリーやWEB小説「なつのさくら」の執筆など、幅広い分野で活躍している。
Item Credit
アウター¥55000(バブアー×フリークス ストア)・パンツ¥7997(フリークス ストア)/フリークス ストア渋谷 ニット¥8910/Firsthand メガネ¥12200/ゾフ ネックレス¥3300/リメールストア(リメール) ブレスレット(2連)¥3850/シアン PR(アイバー)
Staff Credit
撮影/田形千紘 ヘア&メイク/清末めぐみ スタイリスト/小西沙良 取材・文/上村祐子 web構成/𠮷川樹生
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